研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
肥満と腸内細菌叢の関係を、中国伝統医学の視点から読み解く総説研究
肥満は世界的に増え続けている代謝の問題で、2030年には世界で12億5000万人以上の成人が肥満になると予測されています。食事や運動といった生活習慣の改善が対策の基本とされていますが、それだけでは十分な減量に至らない人も多く、薬物治療や外科手術が検討される場合もあります。GLP-1受容体作動薬などの…
公開日: 2026年09月02日 01:43
クルミはナッツの中でもカビ毒に弱い?ドイツ産ナッツへのAspergillus flavus接種実験
ナッツ類はタンパク質や不飽和脂肪酸、ビタミン、ミネラルを豊富に含む食品として世界中で消費されていますが、保存や輸送の過程でカビが生えると、健康に望ましくない物質が生成されることがあります。とくに問題視されているのが、Aspergillus(アスペルギルス)属のカビ、なかでもAspergillus f…
公開日: 2026年09月02日 01:40
ナノプラスチックで悪化するアレルギー性喘息、赤色酵母由来カロテノイド『トルラロドン』研究が示すこと
食品包装などに広く使われるプラスチックは、微細に砕けてナノサイズの粒子(ポリスチレン・ナノ粒子、PS-NPs)として体内に入り込む可能性が指摘されています。腸から吸収されたこうした粒子が、腸内環境を介して肺の炎症にも影響を及ぼす『腸-肺軸』という考え方が近年注目されており、アレルギー性喘息を悪化させ…
公開日: 2026年09月02日 01:39
ブラジル産グリーンプロポリスは肥満・糖尿病に役立つのか——抗酸化・抗炎症作用を中心にまとめたレビュー研究
プロポリスは、ミツバチが植物の芽や樹脂を集めて作る樹脂状の物質で、古くから抗菌・抗炎症・組織修復などの働きが伝統医療で利用されてきました。中でも「ブラジル産グリーンプロポリス」は新型コロナウイルス感染症の流行時に抗ウイルス作用が注目された一方、肥満や2型糖尿病といった代謝性疾患への効果を検討した研究…
公開日: 2026年09月02日 01:37
ハーブ「ゼータリア・ムルティフローラ」の葉粉末をブロイラーの飼料に加えると何が起きるか
鶏肉の生産現場では、抗生物質に頼らずに成長効率や肉の品質を高める工夫が求められています。その候補として近年注目されているのが、地中海沿岸や中東の乾燥地帯に自生するシソ科のハーブ、ゼータリア・ムルティフローラです。イランのシラーズ大学やオーストラリアのセントラル・クイーンズランド大学などの研究グループ…
公開日: 2026年09月02日 01:34
ブルーベリーの日持ちを延ばす?皮を守る「食べられるコーティング」の研究
ブルーベリーは収穫後すぐに傷みやすく、水分が抜けて実が柔らかくなったり、カビが生えたりしやすい果物です。この劣化をできるだけ抑えるための方法として、食品の表面に薄い膜をつくる「可食性コーティング」が世界各地で研究されています。今回紹介する研究では、ポルトガルのミーニョ大学(University of…
公開日: 2026年09月02日 01:33
カリウムを減らした葉物野菜は保存できるか ベビーリーフの品質保持を探る研究
レタスの仲間の「ベビーリーフ」は、サラダなどで手軽に野菜を摂れる食材として親しまれています。一方で、カリウムの摂取制限が必要な慢性腎臓病の患者にとっては、葉物野菜はカリウムを多く含むため食べにくい食材でもあります。もし栽培の工夫でカリウム含有量を抑えた野菜を作れれば、こうした患者の選択肢を広げられる…
公開日: 2026年09月02日 01:32
凍結乾燥でダディ発酵乳を粉末化すると何が変わるのか インドネシアの伝統発酵乳研究
インドネシア西スマトラには、水牛の乳を竹筒の中で自然発酵させてつくる「ダディ」という伝統的な発酵乳製品があります。乳酸菌を豊富に含み、健康に役立つ発酵食品として知られていますが、水分が多く傷みやすいため保存期間が短いことが課題とされてきました。今回、インドネシアのポリテクニック・オブ・パダン(保健省…
公開日: 2026年09月02日 01:29
四級化セルロースナノファイバーで太刀魚の鮮度を守る抗菌フィルム、その実力を検証した研究
魚はおいしい反面、傷みやすい食材でもあります。特に太刀魚のように脂質・たんぱく質・水分を多く含む魚は、保管中に微生物が増えたり脂質が酸化したりして品質が急速に低下しやすいとされています。冷蔵・冷凍や真空包装、放射線処理、オゾン処理などさまざまな保存法がある一方で、設備が大掛かりだったり操作が複雑だっ…
公開日: 2026年09月02日 01:28
洗麦処理による大麦の食味改善への影響
このページは、J-STAGE掲載資料の書誌情報のみを案内しています。
公開日: 2026年09月02日 01:26
小麦オイルの新しい取り出し方――超臨界CO2抽出とソックスレー抽出、それぞれの得意分野とは
小麦(Triticum aestivum L.)は世界的に重要な穀物であり、炭水化物やたんぱく質の供給源として知られていますが、含まれる油脂(脂質)はごくわずかな割合にすぎません。しかしこの少量の油には、多価不飽和脂肪酸や脂溶性の抗酸化成分が含まれており、機能性食品の素材として注目されつつあります。…
公開日: 2026年09月02日 00:38
東南アジアの食用ハーブ、ラクサリーフの葉に糖の消化を抑える成分を発見――酵素実験とコンピュータ解析で探る
東南アジア料理の香味野菜として親しまれる「ラクサリーフ」ことPersicaria odorata(Lour.)は、タイの伝統医療では消化不良の緩和や香味付けに使われてきた植物です。葉や茎にはポリフェノール(フェノール性物質)や精油成分が豊富に含まれることが知られており、これらが糖質の分解に関わる酵素…
公開日: 2026年09月02日 00:37