研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
レバノンの高齢者における動物性・植物性たんぱく質の摂取量と骨格筋量の少なさの関連
年齢とともに筋肉の量や力、体を動かす能力が落ちていく状態はサルコペニアと呼ばれます。サルコペニアは骨折や虚弱のリスクの高まりと結びつき、生活機能の低下や障害、さらには死亡リスクの上昇にもつながるとされています。筋肉を保つにはたんぱく質を十分にとることが大切だと考えられています。しかし、肉や乳製品など…
公開日: 2026年10月13日 21:55
ワイン製造で出る副産物を資源として生かすための総説:成分、環境に配慮した抽出技術、産業利用
ブドウは世界で広く栽培される果物で、その多くがワインになります。総説によると、2025年の世界のワイン生産量は2億2800万〜2億3500万ヘクトリットルと推定されています。一方で、ワイン1リットルあたり約0.3〜0.5キログラムの副産物が出るとされます。主なものは、搾りかす(果皮・種子・果肉の残り…
公開日: 2026年10月12日 11:19
スピルリナとクロレラ、ジャガイモデンプンのゲルにどう影響する? 藻類添加の物性を比較した研究
近年、微細藻類は栄養価の高い食品素材として注目され、すでにさまざまな加工食品に添加されています。とはいえ、藻類を混ぜることで食品の「食感」や「見た目」がどう変わるのかは、意外と詳しく調べられていません。特にジャガイモデンプンから作られるゲル(とろみのある半固形状の食品)に藻類を加えた場合、その力学的…
公開日: 2026年08月23日 00:37
発酵食品は本当に安全か?―世界の研究をまとめて調べたレビュー論文
キムチ、ヨーグルト、味噌、チーズ、発酵ソーセージ…。発酵食品は世界中の食文化に根づき、健康志向の高まりとともにその栄養的・機能的な特性が注目されています。一方で、発酵という工程自体が食品の保存性や安全性を高めるとされる反面、微生物や化学物質によるリスクを心配する声も根強くあります。今回紹介する論文は…
公開日: 2026年08月22日 01:26
食物過敏症のある人はビタミンC・D・E、鉄の摂取が少ない?レバノンの成人を対象にした調査
「特定の食べ物を食べるとお腹の調子が悪くなる」「肌や鼻に症状が出る」——こうした食物アレルギーや食物不耐症(まとめて「食物過敏症」と呼ばれます)に悩む人は少なくありません。今回紹介するのは、食物過敏症のある人とない人とで、食事内容や体内の栄養状態、腸の炎症状態にどのような違いがあるのかを調べた研究で…
公開日: 2026年07月12日 17:33
伝統的な植物性食品と持続可能な食事が心血管代謝疾患の予防に果たす役割とは―国際専門家グループによるコンセンサス声明を紹介
国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」には、貧困や飢餓の解消、健康、教育、平等、気候変動対策など幅広いテーマが含まれています。今回紹介するのは、こうしたSDGsの達成と、心血管代謝疾患(心臓病や糖尿病など)をはじめとする慢性疾患の予防とを結びつけて論じた、国際栄養学会と第28回世界臨床栄養学…
公開日: 2026年07月08日 21:29