研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

ヒラタケの副産物を超音波処理してグルテンフリークッキーに加えると栄養成分はどう変わるか 研究論文OpenAlexスペイン

ヒラタケの副産物を超音波処理してグルテンフリークッキーに加えると栄養成分はどう変わるか

小麦などに含まれるたんぱく質「グルテン」を避けるグルテンフリー食品の需要が広がっています。セリアック病の人にとって、グルテンを除いた食事は現在唯一の有効な治療法とされています。一方で論文によれば、市販のグルテンフリー焼き菓子は、食物繊維やたんぱく質、ミネラル、生理活性をもつ成分が少なく、糖分やカロリ…

公開日: 2026年10月20日 22:13

収穫前の大豆ミール追加が、モリーユのかさと柄のタンパク質・アミノ酸組成に与える影響 研究論文OpenAlex中国

収穫前の大豆ミール追加が、モリーユのかさと柄のタンパク質・アミノ酸組成に与える影響

モリーユ(アミガサタケ属のきのこ)は価値の高い食用きのこで、商品価値には収量だけでなく、タンパク質やアミノ酸などの栄養成分も関わります。栽培種のモリーユでは、菌が土に広がった後、「外部栄養袋」と呼ばれる栄養源の袋を土の上に置いて子実体(いわゆるきのこの本体)の形成を支えるのが一般的です。この袋の中身…

公開日: 2026年10月20日 22:09

ナマコ由来フコイダンが高脂肪食マウスの脂質異常と動脈の脂質沈着に与える影響を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

ナマコ由来フコイダンが高脂肪食マウスの脂質異常と動脈の脂質沈着に与える影響を調べた研究

動脈硬化は、血管の壁にコレステロールなどの脂質がたまり、炎症が加わって進む病気で、脳梗塞などの心血管・脳血管疾患の主要な原因とされています。高コレステロール状態と慢性的な炎症が大きな要因と考えられており、治療ではスタチンなどの脂質低下薬が中心ですが、論文はこれらの薬に副作用や限界もあると述べ、予防の…

公開日: 2026年10月20日 22:04

加熱調理や乾燥はトマトの機能性成分と抗酸化能をどう変えるか:15研究を整理したレビュー 研究論文OpenAlexエチオピア

加熱調理や乾燥はトマトの機能性成分と抗酸化能をどう変えるか:15研究を整理したレビュー

トマトには、カロテノイド(赤色色素のリコピンやβ-カロテンなど)、ポリフェノールなどのフェノール化合物、L-アスコルビン酸(ビタミンC)といった成分が含まれています。これらは体に何らかの働きをもつ可能性があることから「生理活性成分」と呼ばれ、トマトの抗酸化能(物質の酸化を抑える性質を試験で測った値)…

公開日: 2026年10月20日 19:49

慢性便秘の食事指導の後、ニンジン中心の食生活で手のひらが黄色くなった症例報告 研究論文OpenAlexアメリカ

慢性便秘の食事指導の後、ニンジン中心の食生活で手のひらが黄色くなった症例報告

慢性便秘は、硬い便や残便感、腹部の張りなどの症状を通じて、日常生活や心身の生活の質を大きく損なうことがあります。治療ではまず、食物繊維を増やすといった生活習慣の見直しを勧められることが多いとされています。

公開日: 2026年10月20日 07:53

ジャスミン、ウスベニタチアオイ、ニオイスミレの食用花3種を比較した研究:栄養成分と模擬消化後のフェノール類の変化 研究論文OpenAlexトルコ

ジャスミン、ウスベニタチアオイ、ニオイスミレの食用花3種を比較した研究:栄養成分と模擬消化後のフェノール類の変化

食用花は、料理の素材として使われるだけでなく、多くの文化で薬用植物としても利用されてきました。ビタミンやミネラル、アミノ酸、ポリフェノールの一種であるフェノール化合物などを含む素材として、関心を集めています。ただし著者らによると、これまでの研究の多くは、食べる前の花に含まれる成分を調べたものでした。…

公開日: 2026年10月20日 06:40

コーヒー果肉を段階的に活用する抽出法の比較:有用成分とペクチン、ペクチンオリゴ糖の回収 研究論文OpenAlexタイ

コーヒー果肉を段階的に活用する抽出法の比較:有用成分とペクチン、ペクチンオリゴ糖の回収

コーヒー豆を取り出す工程では、果実の外側の果肉(コーヒーチェリーパルプ)が大量に残ります。研究チームによると、この果肉は生の果実重量のおよそ半分を占める主要な副産物です。果肉には抗酸化作用などが報告されているポリフェノール類と、植物の細胞壁を構成する多糖類のペクチンが含まれています。しかし、十分には…

公開日: 2026年10月20日 05:57

バレンシアオレンジの果皮は実の成長とともにどう変わるか:成分・抗酸化能・抗菌活性を6時期で追跡した研究 研究論文OpenAlexトルコ

バレンシアオレンジの果皮は実の成長とともにどう変わるか:成分・抗酸化能・抗菌活性を6時期で追跡した研究

オレンジの果皮は果実重量の4割ほどを占めるとされ、加工の過程で大量に生じます。多くは廃棄されるか、家畜の飼料など付加価値の低い用途に回されています。一方で果皮はポリフェノールやフラボノイド、ビタミン、ミネラル、精油などを含むため、天然の抗酸化成分や機能性素材の原料として期待されてきました。

公開日: 2026年10月19日 11:38

3種類のアブラナ科スプラウト抽出物を比較し、腸の炎症と上皮バリアへの作用を細胞実験で調べた研究 研究論文OpenAlexイタリア

3種類のアブラナ科スプラウト抽出物を比較し、腸の炎症と上皮バリアへの作用を細胞実験で調べた研究

ブロッコリーやキャベツなどアブラナ科の野菜は、抗酸化や抗炎症などの作用との関連が報告されてきました。その作用を担う成分と考えられているのが、グルコシノレートと呼ばれる硫黄を含む化合物とポリフェノールで、発芽したばかりのスプラウトに多く含まれます。代表的なグルコシノレートであるグルコラファニンは、体内…

公開日: 2026年10月19日 10:26

同じ品種「奇蘭」の茶の生葉は、福建・武夷と海南・白沙でどう違うか――成分・酵素・香気・代謝物の比較研究 研究論文OpenAlex中国

同じ品種「奇蘭」の茶の生葉は、福建・武夷と海南・白沙でどう違うか――成分・酵素・香気・代謝物の比較研究

お茶の味や香りのもとは、摘み取ったばかりの生葉に含まれる成分です。カテキン類、カフェイン、アミノ酸、糖などは苦味・渋味・うま味・甘味に関わります。揮発性の香気成分は、脂質の分解やカロテノイドの分解など、さまざまな経路から生まれます。生葉の性質は品種や製茶方法だけでなく、気温・湿度・降水・日射といった…

公開日: 2026年10月19日 10:05

柿の皮・種・葉・へたに含まれる成分と活用の可能性を整理した文献レビュー 研究論文OpenAlexオーストラリア

柿の皮・種・葉・へたに含まれる成分と活用の可能性を整理した文献レビュー

柿は世界で広く食べられている果物です。論文によると、2024年の世界生産量は約507万トンで、その約8割を中国が占めています。柿の健康への働きを調べた研究は多いものの、その大半は普段食べる果肉を対象としてきました。一方、加工の過程で出る皮、種、葉、へた(がく)は、十分に利用されないまま捨てられること…

公開日: 2026年10月19日 09:18

トルコ・アルトヴィンの野生ローズヒップ5試料の果実特性・フェノール成分・抗酸化能の比較 研究論文OpenAlexトルコ

トルコ・アルトヴィンの野生ローズヒップ5試料の果実特性・フェノール成分・抗酸化能の比較

ローズヒップはバラ属(Rosa)の植物がつける果実で、ビタミンC(アスコルビン酸)やポリフェノールなどの成分を豊富に含むことが知られています。ただし、果実の性質や含まれる成分は種や個体によって大きく異なることがあります。トルコのアナトリア地方はバラ属の遺伝的多様性が高い地域の一つで、多くの野生ローズ…

公開日: 2026年10月19日 08:38