研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

フランスの持続可能で健康的な食事における牛乳・ヨーグルト・チーズの位置づけ 研究論文OpenAlexフランス

フランスの持続可能で健康的な食事における牛乳・ヨーグルト・チーズの位置づけ

持続可能で健康的な食事は、健康、経済、社会、環境という四つの柱で考えられています。この論考で著者らは、牛乳、ヨーグルト、チーズといった乳製品が、フランスの食生活においてこの四つの柱のそれぞれでどのような位置を占めるのかを検討しました。抄録によると、この論文は「Perspective(見解)」として、…

公開日: 2026年10月20日 04:50

高脂肪・高果糖食のマウスに見られた初期の腎臓の変化と、3種類のジャボチカバ加工品を食餌に加えた場合の比較 研究論文OpenAlexフランス

高脂肪・高果糖食のマウスに見られた初期の腎臓の変化と、3種類のジャボチカバ加工品を食餌に加えた場合の比較

メタボリックシンドロームは、肥満、インスリンの効きにくさ、脂質異常、高血圧、糖代謝の乱れが重なった状態を指します。著者らによると、世界の成人の3割近くが該当するとされています。腎臓は代謝が活発で、血液中の代謝物に常にさらされているため、こうした代謝の乱れの影響を受けやすい臓器です。目立った慢性腎臓病…

公開日: 2026年10月18日 07:20

加工肉と赤身肉の摂取量と膀胱がんの関連:30のコホート研究を統合した解析 研究論文OpenAlexフランス

加工肉と赤身肉の摂取量と膀胱がんの関連:30のコホート研究を統合した解析

膀胱がんは世界で9番目に多いがんで、男性では6番目に多いとされています。喫煙、ヒ素などで汚染された飲み水、職場での特定の化学物質への曝露などが、すでに知られている危険因子です。食べ物に含まれる発がん性物質やその代謝物は尿として排出され、膀胱の内側に触れるため、食事も膀胱がんのリスクに関わる可能性が指…

公開日: 2026年10月18日 06:44

寒冷地向けソルガムの部位ごとの抗酸化成分は、加熱調理でどう変わるか 研究論文OpenAlexフランス

寒冷地向けソルガムの部位ごとの抗酸化成分は、加熱調理でどう変わるか

ソルガム(モロコシ)は、世界で広く栽培される穀物の一つです。グルテンを含まない穀物として、また植物由来の機能性成分を含む穀物として関心を集めています。ただし、温帯地域での利用はまだ限られています。この研究で研究チームが扱ったのは、オランダの育種計画で寒い気候向けに開発された4つの遺伝的系統(HD7、…

公開日: 2026年10月17日 22:15

「持続可能な食事」と健康影響の研究はどう行われてきたか:97件の研究を整理したスコーピングレビュー 研究論文OpenAlexフランス

「持続可能な食事」と健康影響の研究はどう行われてきたか:97件の研究を整理したスコーピングレビュー

環境への負荷が小さく、健康にもよい「持続可能な食事」への関心が高まっています。国連の持続可能な開発目標(SDGs)を背景に、食生活の見直しを政策に取り入れる動きもあり、各国の食事指針に持続可能性の観点を加える機関も出てきました。

公開日: 2026年10月16日 21:44

ヨーロッパ4地域で発酵食品は誰がどれだけ食べているか――PIMENTO研究による大規模調査 研究論文OpenAlexフランス

ヨーロッパ4地域で発酵食品は誰がどれだけ食べているか――PIMENTO研究による大規模調査

ヨーグルトやチーズ、パン、ワイン、ビール、コーヒー、チョコレートなど、微生物の働きを利用して作られる発酵食品は、ヨーロッパの食生活に深く根付いています。しかし、ヨーロッパ全体で人々がどの発酵食品をどれくらい口にしているのかを、同じ基準でまとめたデータはほとんどありませんでした。著者らによれば、これま…

公開日: 2026年10月16日 21:38

植物性発酵食品を「試食」すると食べる意向はどう変わるか:期待と実際の味の役割を調べた研究 研究論文OpenAlexフランス

植物性発酵食品を「試食」すると食べる意向はどう変わるか:期待と実際の味の役割を調べた研究

植物性発酵食品の消費を増やすことは公衆衛生と環境の両面で有益とされていますが、欧米の肉を食べる人々の間では、その摂取量はまだ少ないままです。研究チームは、こうした食品を実際に味わう体験が「もっと食べよう」という意向にどう影響するかを調べました。

公開日: 2026年10月14日 08:01

レバノンの高齢者における動物性・植物性たんぱく質の摂取量と骨格筋量の少なさの関連 研究論文OpenAlexフランス

レバノンの高齢者における動物性・植物性たんぱく質の摂取量と骨格筋量の少なさの関連

年齢とともに筋肉の量や力、体を動かす能力が落ちていく状態はサルコペニアと呼ばれます。サルコペニアは骨折や虚弱のリスクの高まりと結びつき、生活機能の低下や障害、さらには死亡リスクの上昇にもつながるとされています。筋肉を保つにはたんぱく質を十分にとることが大切だと考えられています。しかし、肉や乳製品など…

公開日: 2026年10月13日 21:55

ワイン製造で出る副産物を資源として生かすための総説:成分、環境に配慮した抽出技術、産業利用 研究論文OpenAlexフランス

ワイン製造で出る副産物を資源として生かすための総説:成分、環境に配慮した抽出技術、産業利用

ブドウは世界で広く栽培される果物で、その多くがワインになります。総説によると、2025年の世界のワイン生産量は2億2800万〜2億3500万ヘクトリットルと推定されています。一方で、ワイン1リットルあたり約0.3〜0.5キログラムの副産物が出るとされます。主なものは、搾りかす(果皮・種子・果肉の残り…

公開日: 2026年10月12日 11:19

2024年に複数の国で起きたサルモネラ・ブロックリー集団感染とトマトとの関連を調べた研究 研究論文OpenAlexフランス

2024年に複数の国で起きたサルモネラ・ブロックリー集団感染とトマトとの関連を調べた研究

2024年7月から10月にかけて、遺伝的に近いサルモネラ菌による感染が複数の国で相次いで見つかりました。研究チームは、この集団感染の原因になった食品を突き止めるために調査を行いました。

公開日: 2026年10月12日 06:31

乳糖を分解した全粉乳の褐変とべたつきに、酵素トランスグルタミナーゼと水溶性食物繊維はどう影響するか 研究論文OpenAlexフランス

乳糖を分解した全粉乳の褐変とべたつきに、酵素トランスグルタミナーゼと水溶性食物繊維はどう影響するか

乳糖を消化しにくい人に向けて、乳糖をあらかじめ分解した乳製品が作られています。ただし、こうした牛乳を噴霧乾燥して粉乳にする工程には難しさがあります。乳糖を分解すると、ブドウ糖とガラクトースという二つの小さな糖ができます。これらの糖は反応しやすく、乾燥した粉の状態でも柔らかくなりやすい性質があります。

公開日: 2026年10月11日 04:55

ブルガリアとフランスの伝統食に眠る微生物と植物の多様性を、新しい発酵・保存技術にどう生かすか――総説の紹介 研究論文OpenAlexフランス

ブルガリアとフランスの伝統食に眠る微生物と植物の多様性を、新しい発酵・保存技術にどう生かすか――総説の紹介

ヨーグルトやチーズ、パン、ワインなどの発酵食品は、微生物とその酵素が食品の成分を変化させることで生まれます。工場での大量生産では選び抜かれた少数のスターター(発酵の種となる微生物)が使われるのに対し、家庭や小規模な工房の伝統的な製法では、自然発酵や、前回の発酵物の一部を次の仕込みに加える方法が今も受…

公開日: 2026年10月06日 22:02