研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る

EU「RELISH」プロジェクト、料理レシピを通じて欧州の食文化遺産を伝える広報・活用計画を改訂 研究論文OpenAlexイギリス

EU「RELISH」プロジェクト、料理レシピを通じて欧州の食文化遺産を伝える広報・活用計画を改訂

料理のレシピは、単なる調理手順ではなく、地域の歴史や暮らしを伝える文化遺産としての側面を持っています。欧州連合(EU)が資金提供する研究プロジェクト「RELISH(Reframing European gastronomy Legacy through Innovation, Sustainabil…

取得日: 2026年08月31日 13:24

焙煎で武夷肉桂茶の風味はどう変わるのか——「とろみ」と香りの化学的な裏側を調べた研究 研究論文OpenAlexイギリス

焙煎で武夷肉桂茶の風味はどう変わるのか——「とろみ」と香りの化学的な裏側を調べた研究

中国福建省の武夷山で作られる「武夷肉桂(ウーイーロウグイ)」は、半発酵の烏龍茶の一種で、独特の「岩韻(がんいん)」と呼ばれる厚みのある味わいと、シナモンを思わせる香りが特徴とされています。この風味の仕上げに欠かせない工程が「焙煎」ですが、焙煎の進み具合によって茶の中の成分がどのように変化し、それが香…

取得日: 2026年08月29日 23:26

重症急性栄養不良から回復した子どものビタミンD状態を調査 ザンビア・ジンバブエでの横断研究 研究論文OpenAlexイギリス

重症急性栄養不良から回復した子どものビタミンD状態を調査 ザンビア・ジンバブエでの横断研究

栄養不足が深刻な状態、いわゆる重症急性栄養不良(SAM)から回復しつつある子どもたちは、感染症への抵抗力が弱まったり、発達に影響が出たりすることが知られています。その背景にビタミンDの不足が関わっているのかどうかは、これまではっきりしていませんでした。プロス・ワンに掲載予定の今回の研究は、アフリカ南…

取得日: 2026年08月29日 23:26

地中海食は喫煙による「見た目の老化速度」を和らげるか——エピジェネティック時計を使った横断研究 研究論文OpenAlexイギリス

地中海食は喫煙による「見た目の老化速度」を和らげるか——エピジェネティック時計を使った横断研究

年齢の割に体が老けている、あるいは若々しい——こうした「生物学的な老化の進み具合」を血液のDNAメチル化パターンから推定する手法が「エピジェネティック時計」です。近年はこの手法を使い、生活習慣が老化速度にどう影響するかを調べる研究が増えています。今回紹介する研究では、酸化ストレスの代表的な原因である…

取得日: 2026年08月29日 23:26

天然に熟したバナナとカーバイド処理バナナ、香りの化学成分をGC-MSと電子鼻で比較した研究 研究論文OpenAlexイギリス

天然に熟したバナナとカーバイド処理バナナ、香りの化学成分をGC-MSと電子鼻で比較した研究

店頭に並ぶバナナの中には、収穫後にカルシウムカーバイド(炭化カルシウム)を使って人工的に追熟を早めたものが存在すると言われています。より早く、より多くの利益を得るために追熟を人工的に促進する方法がしばしば用いられる一方で、品質や安全性への懸念も指摘されてきました。今回紹介する研究は、インドで栽培され…

取得日: 2026年08月29日 01:25

ミルクシスルとベニバナサルギアを加えたヨーグルト「THISAME」、嗜好性と成分を検証 研究論文OpenAlexイギリス

ミルクシスルとベニバナサルギアを加えたヨーグルト「THISAME」、嗜好性と成分を検証

非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)は、食生活や代謝の状態と深く関わっていると考えられています。プロバイオティクスを含むヨーグルトの摂取は肝臓に関連する指標や代謝パラメータの改善と関連づけられてきたことから、機能性食品としての応用が注目されています。今回紹介する研究では、抗酸化性を持つ成分を含むと…

取得日: 2026年08月28日 02:27

動物園の動物の食事に「食物繊維」は足りているか──野生の食生活を模す新たな指標をめぐる考察 研究論文OpenAlexイギリス

動物園の動物の食事に「食物繊維」は足りているか──野生の食生活を模す新たな指標をめぐる考察

動物園で飼育される動物たちは、野生の仲間と同じ種であっても、口にしている食事の中身は大きく異なることがあります。今回紹介する論文は、伴侶動物(ペット)や産業動物、そして動物園動物に共通してみられるある栄養素の不足に着目し、その栄養素こそが「野生の食事をどれだけ再現できているか」を測るものさしになりう…

取得日: 2026年08月28日 00:25

代替タンパク質の工場、どこに建てるべきか──立地決定の要因を調べた研究 研究論文OpenAlexイギリス

代替タンパク質の工場、どこに建てるべきか──立地決定の要因を調べた研究

植物由来肉や培養肉、微生物発酵によるタンパク質など、「代替タンパク質」と呼ばれる新しい食品の生産が世界的に注目されています。しかし、これらを作る工場をどこに建てるかという決定は、企業の商業的成功だけでなく、地域社会や環境にも大きな影響を及ぼします。今回紹介する研究は、食品加工施設の立地を決める際にど…

取得日: 2026年08月27日 05:25

診断前の血中ビタミンD濃度と前立腺がんの生存率の関連を調べた大規模統合解析 研究論文OpenAlexイギリス

診断前の血中ビタミンD濃度と前立腺がんの生存率の関連を調べた大規模統合解析

ビタミンDは骨の健康に関わる栄養素として知られていますが、がんとの関係についても長年研究が続けられてきました。これまでの研究では、血中のビタミンD濃度が高い男性ほど前立腺がんと診断されるリスクが高いという報告もあり、ビタミンDと前立腺がんの関係は単純ではないことが示唆されています。しかし、すでに前立…

取得日: 2026年08月23日 19:26

ルーマニアに自生するセイヨウジュウニヒトエ、香りと抗酸化性に着目した基礎研究 研究論文OpenAlexイギリス

ルーマニアに自生するセイヨウジュウニヒトエ、香りと抗酸化性に着目した基礎研究

ハーブや野草の中には、まだ食品としての可能性が十分に調べられていない種が数多くあります。今回紹介する研究が注目したのは、シソ科の植物「セイヨウジュウニヒトエ(Ajuga reptans L.)」です。青紫の花を咲かせるこの植物は、ルーマニアの植物相に含まれるものの、これまであまり詳しく研究されてこな…

取得日: 2026年08月23日 18:26

GLP-1薬による体重減少、タンパク質摂取量の低下と『筋肉』への影響は? 研究論文OpenAlexイギリス

GLP-1薬による体重減少、タンパク質摂取量の低下と『筋肉』への影響は?

近年、GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)受容体作動薬や、GIPとGLP-1の両方に作用するデュアル受容体作動薬が、2型糖尿病や肥満の治療薬として広く使われるようになりました。これらの薬剤は食欲を抑えることで大幅な体重減少をもたらすことが知られており、高齢者にも処方される機会が増えています。一方で…

取得日: 2026年08月23日 18:26

465本の嚥下研究を分析してわかったこと──「食品のかたさ・とろみ」を扱う論文の現状とは 研究論文OpenAlexイギリス

465本の嚥下研究を分析してわかったこと──「食品のかたさ・とろみ」を扱う論文の現状とは

ものを飲み込む力、いわゆる「嚥下(えんげ)」は、加齢や病気によって弱まることがあり、食事の安全に直結する重要なテーマです。研究の現場では、液体のとろみや食品のかたさ(テクスチャー)を変えたときに嚥下がどう変化するかを調べる論文が数多く発表されてきました。今回紹介するのは、そうした研究そのものを一段上…

取得日: 2026年08月23日 06:25