研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
再利用する天ぷら・フライ用バッターがアレルゲンの交差汚染源に エビ・タラたんぱく質の蓄積と移行を検証
飲食店では、天ぷらやフライを作る際に使う液状のバッター(衣液)を、一度作ったら使い切らずに継ぎ足しながら繰り返し使うことがあります。もしそのバッターでエビや魚介類の揚げ物を作った後、同じ液で鶏肉や野菜を揚げたらどうなるのでしょうか。エビやタラなどの魚介類は代表的な食物アレルゲンであり、ごく微量でもア…
取得日: 2026年08月31日 13:25
インド人の『健康寿命の10年ギャップ』はいつ始まるのか——WHOデータと大規模高齢化調査から探る5つの背景要因
SNSでは、70代で完走するアメリカ人ランナーや高齢でも重量挙げを続ける海外の高齢者の映像がしばしば話題になる一方、インドの家庭では60歳前後から膝の痛みを訴える人が多いという対比がよく語られてきました。こうした違いは、遺伝や食生活の違いとして片づけられがちですが、実際のデータはどうなっているのでし…
取得日: 2026年08月31日 13:24
唾液に含まれる消化酵素の遺伝子コピー数は、肥満や血糖と関係するのか
ごはんやパンなどのデンプンを口に入れると、唾液に含まれる「アミラーゼ」という酵素がさっそく分解を始めます。このアミラーゼをつくる遺伝子はAMY1と呼ばれ、人によってゲノム上のコピー数が2から20個までばらついていることが知られています。今回、コーネル大学栄養科学部門などの研究者らが、このAMY1のコ…
取得日: 2026年08月31日 13:24
上海の高齢者調査:甘い・揚げ物・加工食品パターンと心の健康の関連を検証
高齢期の心の健康は、うつ病の有無だけでなく、日々の心理的な苦痛の強さや、生活の質(QOL)としての心理的な満足感など、複数の側面から捉えられるものです。食事が心の健康と関わっている可能性は以前から注目されてきましたが、個々の栄養素ではなく「どんな食品の組み合わせを普段からとっているか」という食事パタ…
取得日: 2026年08月29日 23:26
全粒粉パンは食後の血糖上昇を抑えるか 前糖尿病の成人を対象にした管理食試験から
白いパンを全粒粉パンに変えるだけで、血糖値の上がり方は変わるのだろうか。米国オハイオ州立大学のJillian T. Piersonらの研究グループは、前糖尿病(糖尿病予備群)と判定された肥満傾向の成人39人を対象に、食事全体を厳密に管理したうえで全粒小麦パンと精製小麦(白い)パンの効果を比較するラン…
取得日: 2026年08月29日 23:26
重症急性栄養不良から回復した子どものビタミンD状態を調査 ザンビア・ジンバブエでの横断研究
栄養不足が深刻な状態、いわゆる重症急性栄養不良(SAM)から回復しつつある子どもたちは、感染症への抵抗力が弱まったり、発達に影響が出たりすることが知られています。その背景にビタミンDの不足が関わっているのかどうかは、これまではっきりしていませんでした。プロス・ワンに掲載予定の今回の研究は、アフリカ南…
取得日: 2026年08月29日 23:26
超加工食品をよく食べる人ほど肥満になりやすい? 韓国の大規模追跡調査から
スナック菓子やインスタント食品、加糖飲料のように、工業的な加工を経て作られる「超加工食品」は、私たちの食生活にすっかり定着しています。こうした食品の摂取量が多いことと肥満との関係は以前から関心を集めてきましたが、体質、とくに肥満になりやすい遺伝的な傾向を持つ人でその影響がより強く出るのかどうかは、ま…
取得日: 2026年08月29日 23:26
韓国における超加工食品の摂取量、17年で増加 心血管代謝の指標との関連を分析
コンビニ食品やインスタント食品、清涼飲料水など、工業的な加工を経て作られる食品は「超加工食品」と呼ばれます。世界的にこうした食品の摂取量が増えていることが知られており、健康への影響が懸念材料として注目されてきました。しかし、アジアの成人を対象に、超加工食品の摂取と健康指標との関連を調べた研究はまだ限…
取得日: 2026年08月29日 23:26
地中海食は喫煙による「見た目の老化速度」を和らげるか——エピジェネティック時計を使った横断研究
年齢の割に体が老けている、あるいは若々しい——こうした「生物学的な老化の進み具合」を血液のDNAメチル化パターンから推定する手法が「エピジェネティック時計」です。近年はこの手法を使い、生活習慣が老化速度にどう影響するかを調べる研究が増えています。今回紹介する研究では、酸化ストレスの代表的な原因である…
取得日: 2026年08月29日 23:26
赤身肉・加工肉を控える食事と死亡リスク:約100万人を27年追跡した研究から
牛肉やハム、ソーセージといった赤身肉・加工肉の摂取を控えるべきだという指導は多くの食事ガイドラインに登場します。では、鶏肉や魚だけを食べる「白身肉のみ」の食事や、肉を一切食べない「ベジタリアン」の食事は、実際に死亡リスクの低さと関連しているのでしょうか。アメリカがん協会(American Cance…
取得日: 2026年08月29日 14:21
ホウレンソウの仲間「ツルムラサキホウレンソウ」で試された、ナノゼオライトを使う徐放性チッ素肥料の研究
化学肥料として畑にまかれるチッ素は、作物に吸収されずに雨水とともに流れ出たり、ガスとして大気中に逃げたりすることが少なくありません。特に一般的な尿素肥料は、土に入れてから10〜15日ほどで急速に溶け出してしまうため、作物が必要とするタイミングと供給のタイミングがずれやすいという課題があります。こうし…
取得日: 2026年08月29日 04:44
アパラチアの農村地域で野菜摂取と食事の質を高める試み:コミュニティ参加型プログラム「Laurel HARVEST」の成果
アメリカのアパラチア地方に位置する農村コミュニティでは、食料不安(十分な食料を安定して入手できない状態)や食事の質の低さ、慢性疾患の割合が高いことが知られています。こうした課題に対し、地域住民自身が計画や実施に関わる「コミュニティ参加型研究(CBPR)」や、政策・仕組み・環境(PSE)に働きかけるア…
取得日: 2026年08月28日 23:23