研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

砂糖入り飲料の消費をどう抑えるか:インドネシアの政策課題を関係者の声から探った質的研究 研究論文OpenAlexアラブ首長国連邦

砂糖入り飲料の消費をどう抑えるか:インドネシアの政策課題を関係者の声から探った質的研究

糖尿病や肥満、心血管疾患など、食生活と関わりの深い非感染性疾患は世界的な健康課題です。インドネシアでも負担は増えています。こうした疾患の要因の一つとして、砂糖入り飲料の摂り過ぎが知られています。論文によると、インドネシアの砂糖入り飲料の消費量は2020年に1人当たり年間20.23リットルで、東南アジ…

公開日: 2026年10月18日 19:53

葉酸を過剰に加えると頭頸部がん細胞のDNAメチル化と体内時計遺伝子はどう変わるか:培養細胞を用いた探索的研究 研究論文OpenAlexアラブ首長国連邦

葉酸を過剰に加えると頭頸部がん細胞のDNAメチル化と体内時計遺伝子はどう変わるか:培養細胞を用いた探索的研究

葉酸(ビタミンB9)は、DNAの材料づくりや、DNAに「メチル基」という小さな目印を付ける反応(DNAメチル化)に関わる栄養素です。サプリメントなどに使われる合成型を、ここでは葉酸と呼びます。DNAメチル化は遺伝子のスイッチのオン・オフに関わる仕組みの一つです。葉酸はこの目印の材料の供給に関係してい…

公開日: 2026年10月18日 06:20

出産直後の女性における食事からの栄養摂取と歯周の状態、出産時期の関係を探った研究 研究論文OpenAlexアラブ首長国連邦

出産直後の女性における食事からの栄養摂取と歯周の状態、出産時期の関係を探った研究

妊娠中は、からだのホルモンや代謝、免疫の働きが大きく変わり、いくつかの栄養素の必要量が増えます。国際的な指針も妊娠中の十分な栄養摂取を重視していますが、ふだんの食事だけで妊娠期向けの基準値に届くのは簡単ではないとされています。

公開日: 2026年10月15日 21:57

UAEの大学生にみる食事の炎症指標・食行動と体組成の関係 研究論文OpenAlexアラブ首長国連邦

UAEの大学生にみる食事の炎症指標・食行動と体組成の関係

食事の内容には、体内の炎症を促しやすいものと抑えやすいものがあると考えられており、その傾向を数値で表す指標として「食事性炎症指数(DII)」が使われています。また、過度な食事制限や食べ物へのこだわりといった、乱れた食行動も体の状態に関わる可能性があります。

公開日: 2026年10月11日 08:33

アラブ首長国連邦の母親は幼い子どもに出す食べ物をどう選ぶのか:超加工食品と伝統食品への評価を調べた研究 研究論文OpenAlexアラブ首長国連邦

アラブ首長国連邦の母親は幼い子どもに出す食べ物をどう選ぶのか:超加工食品と伝統食品への評価を調べた研究

幼い子どもが何を食べるかは、主に親や養育者がどの食べ物を用意し、食卓に出すかで決まります。乳幼児期は、その後の食習慣が形づくられ始める時期でもあります。近年関心を集めているのが「超加工食品」です。これは、工業的に抽出・合成された原料を多く使い、添加物を加えて、おいしさや手軽さ、日持ちを高めた食品を指…

公開日: 2026年10月09日 19:54

食事と生活習慣は慢性疾患の予防にどう関わるか:既存研究を整理したレビュー 研究論文OpenAlexアラブ首長国連邦

食事と生活習慣は慢性疾患の予防にどう関わるか:既存研究を整理したレビュー

心臓病、2型糖尿病、肥満、一部のがんなどの慢性疾患は、長い期間続き、継続的な治療や管理が必要になることが多い病気です。世界の病気や死亡の大きな原因であり、医療費や社会の負担も増やしています。遺伝など変えられない要因もありますが、喫煙、偏った食事、運動不足、過度の飲酒、肥満といった、生活の中で変えられ…

公開日: 2026年10月09日 02:18

大学生の朝食習慣を調べる——アラブ首長国連邦での横断研究 研究論文OpenAlexアラブ首長国連邦

大学生の朝食習慣を調べる——アラブ首長国連邦での横断研究

アラブ首長国連邦(UAE)の大学生を対象に、朝食をどのように食べているかを調べた研究が報告されました。著者らによれば、大学生は学業の忙しさや生活習慣から朝食を抜きがちであることが各国で指摘されてきた一方、UAEの大学生に関する情報は限られており、その地域に即したデータが必要だと考えられていました。

公開日: 2026年09月25日 17:53

食事への反応はなぜ人によって違うのか — 遺伝子と食事の相互作用から心血管疾患を考える総説 研究論文OpenAlexアラブ首長国連邦

食事への反応はなぜ人によって違うのか — 遺伝子と食事の相互作用から心血管疾患を考える総説

心血管疾患は世界の死因の首位を占め続けています。著者らは、2022年に推定1,980万人が心血管疾患で亡くなり、これは世界の全死亡のおよそ32%にあたると紹介しています。そのうち85%は心臓発作と脳卒中によるもので、死亡の4分の3以上は低・中所得国で起きていると報告されています。

公開日: 2026年09月22日 06:30

脂肪肝の患者でビタミンD不足と肝臓の線維化は関係しているのか 研究論文OpenAlexアラブ首長国連邦

脂肪肝の患者でビタミンD不足と肝臓の線維化は関係しているのか

脂肪肝は今や世界中の成人の約25〜30%が抱えているとされるほどありふれた状態です。その中でも進行の分かれ目になるのが「肝線維化」、つまり肝臓が硬くなっていく変化で、これが進むほど将来の重い肝臓病や死亡リスクに関わるとされています。一方でビタミンDは骨の健康だけでなく、代謝異常を抱える人に不足しがち…

公開日: 2026年09月02日 00:09

465本の嚥下研究を分析してわかったこと──「食品のかたさ・とろみ」を扱う論文の現状とは 研究論文OpenAlexアラブ首長国連邦

465本の嚥下研究を分析してわかったこと──「食品のかたさ・とろみ」を扱う論文の現状とは

ものを飲み込む力、いわゆる「嚥下(えんげ)」は、加齢や病気によって弱まることがあり、食事の安全に直結する重要なテーマです。研究の現場では、液体のとろみや食品のかたさ(テクスチャー)を変えたときに嚥下がどう変化するかを調べる論文が数多く発表されてきました。今回紹介するのは、そうした研究そのものを一段上…

公開日: 2026年08月23日 06:29

塩水で育つ野菜サリコルニア、収穫時期で栄養が変わる? ホウレンソウ・アスパラガスと比較した研究 研究論文OpenAlexアラブ首長国連邦

塩水で育つ野菜サリコルニア、収穫時期で栄養が変わる? ホウレンソウ・アスパラガスと比較した研究

塩害が進む土地でも育つ野菜があると聞いたら、驚く方も多いのではないでしょうか。サリコルニア(和名アッケシソウ)は、そんな塩水に強い植物の一つです。食料安全保障の観点から注目され始めていますが、いつ収穫すれば栄養面でお得なのか、実はまだよく分かっていませんでした。

公開日: 2026年08月22日 11:34

食品保存料は使われたあと、環境中でどうなるのか——排水や土壌への影響を整理したレビュー 研究論文OpenAlexアラブ首長国連邦

食品保存料は使われたあと、環境中でどうなるのか——排水や土壌への影響を整理したレビュー

ソルビン酸や亜硝酸塩、EDTA、合成の酸化防止剤——これらはいずれも食品の腐敗を防いだり、色や風味を保ったりするために広く使われている食品保存料です。私たちは日々の食事を通じてこうした添加物の「食品としての安全性」を気にしますが、では使われた保存料が排水や生ごみとして環境中に出たあと、どこへ行き、ど…

公開日: 2026年08月09日 21:30