最新記事一覧

データに基づく独自の成分分析や、旬の食材・行事食のコラムなど、食品に関する最新記事をお届けします。

食べたたんぱく質からほどかれるアスパラギン酸は、体のどこで何になるのか データ分析

食べたたんぱく質からほどかれるアスパラギン酸は、体のどこで何になるのか

皮つきのままソテーにした、養殖のアトランティックサーモンの切り身がひと切れ、皿にのっている。

2026年10月13日 23:58

木綿・絹ごし・充てん豆腐の違い 固め方とカルシウムの量 データ分析

木綿・絹ごし・充てん豆腐の違い 固め方とカルシウムの量

豆腐には、木綿豆腐や絹ごし豆腐のほかに、充てん豆腐というものもあります。木綿と絹ごしは型箱で固めてから切り分けますが、充てん豆腐は詰めた容器の中で固まります。日本食品標準成分表でも、この三つは別々の食品として載っています。この記事では三つの作り方を見比べ、そのうえで木綿と絹ごしのカルシウムの量を、豆…

2026年10月01日 15:05

「魚の油の成分」EPAは肉にもある? 輸入牛肉・ラム・豚・鶏のもも焼きで確かめる データ分析

「魚の油の成分」EPAは肉にもある? 輸入牛肉・ラム・豚・鶏のもも焼きで確かめる

EPAは、魚の油に含まれる成分です。そう聞くと、牛や豚、鶏といった肉にはEPAがないのか、それとも少しは含まれているのかが気になります。

2026年10月01日 10:55

「肉類」に並ぶくじらの本皮・すっぽんの肉・にほんじかの赤肉 イコサペンタエン酸(EPA)の量はどう違う? データ分析

「肉類」に並ぶくじらの本皮・すっぽんの肉・にほんじかの赤肉 イコサペンタエン酸(EPA)の量はどう違う?

食品成分表の「肉類」には、中々口にできない、くじらの本皮、すっぽんの肉、にほんじかの赤肉のデータが載っています。どれも「生」の状態です。 今回は、オメガ3系不飽和脂肪酸 で知られるEPA イコサペンタエン酸という成分の量を比べると、どんな違いがあるか見てみましょう。

2026年09月30日 11:55

ゆでた肉で比べる乳酸——ささみ・ウインナー・横隔膜 データ分析

ゆでた肉で比べる乳酸——ささみ・ウインナー・横隔膜

肉を選ぶとき、私たちはたいてい脂の量やたんぱく質に目を向けます。売り場でも食卓でも、その二つは話題になりやすい成分です。けれども肉には、そうした主役の陰で、糖の代謝にかかわる有機酸も含まれています。そのひとつが乳酸で、肉そのものに含まれる成分として意識する機会は、あまり多くないほうだと思います。

2026年09月16日 09:00

ビタミンB2の1位は実は「めふん」だった データ分析

ビタミンB2の1位は実は「めふん」だった

肌荒れや口内炎が気になるとき、意識して摂りたくなるのが「ビタミンB2」です。リボフラビンとも呼ばれ、皮膚や粘膜の健康を保ち、食事から摂った栄養素の代謝を助ける重要な成分です。食事摂取基準では成人女性(30〜49歳)の推奨量は1日1.2mgです。

2026年09月07日 09:25

カルシウム上位は乾物と塩蔵品、献立で数えるなら凍り豆腐1個 データ分析

カルシウム上位は乾物と塩蔵品、献立で数えるなら凍り豆腐1個

かき揚げに散らす干しえび、おせちの田作り、煮物に沈める凍り豆腐。どれも乾物ですが、成分表でカルシウムの多い順に並べると、上位に来るのは前の2つで、凍り豆腐はずっと下にいます。ところが献立で「1個」と数えられて日々積み上がるのは、凍り豆腐のほうです。なぜ順位と献立の実感がずれるのでしょうか。

2026年09月04日 14:46

バターの酪酸、発酵と有塩・無塩でほぼ差なし データ分析

バターの酪酸、発酵と有塩・無塩でほぼ差なし

「発酵バターは風味が違うから」「有塩か食塩不使用かで料理の使い分けを」——バター選びにはそんな基準があります。ところが、酪酸という成分の量に注目すると、この選び方はほとんど意味を持ちません。

2026年08月26日 16:43

水溶性食物繊維73.3g、こんにゃく精粉が上位を引き離す データ分析

水溶性食物繊維73.3g、こんにゃく精粉が上位を引き離す

おでんの具でおなじみのこんにゃくは、食物繊維が多い食品として知られています。その原料である「精粉(せいこ)」の数値を見ると、100gあたりの水溶性食物繊維は73.3g。2位以下を大きく引き離す値です。以下で比べる数値はいずれも100gあたりのもので、乾燥品と生では条件が異なる点にご留意ください。

2026年08月26日 16:43

プロリン1位はゼラチン、上位は食卓の裏方でした データ分析

プロリン1位はゼラチン、上位は食卓の裏方でした

ゼリーが固まるのは、ゼラチンのはたらきです。ゼラチンは、動物の皮や骨にあるコラーゲンを加熱して取り出したもの。プロリンは、そのコラーゲンに多く含まれるアミノ酸のひとつです。聞き慣れない名前だと思いますが、ゼリーを食べたことがあれば、知らないうちに口にしています。

2026年08月21日 14:44

乳酸1.6gと1.1g、肉と乳をつなぐ食品たち データ分析

乳酸1.6gと1.1g、肉と乳をつなぐ食品たち

ジャーキーをかじったときの、あの奥にある酸味をご存じでしょうか。乳酸は、その名の通り牛乳や乳製品だけのものではありません。糖を利用する過程でできるエネルギー基質で、筋肉や心臓などでエネルギー源として使われる有機酸です。

2026年08月20日 09:20

カリウムが多い食品、上位5つはどれも「乾いた」食品でした データ分析

カリウムが多い食品、上位5つはどれも「乾いた」食品でした

カリウムをとりたいとき、思い浮かぶのは野菜や果物、海藻あたりでしょうか。日本食品標準成分表を可食部100gあたりの含有量で並べ替えると、上位に並ぶのはそのどれとも少し違う顔ぶれです。

2026年08月19日 12:00

アラキドン酸が多い食品トップ5を数字で見る データ分析

アラキドン酸が多い食品トップ5を数字で見る

アラキドン酸——聞き慣れない名前だと思います。食品の栄養表示にも出てきませんし、日々の食事で意識する成分ではありません。それでも、卵やレバーを食べるたびに、私たちは知らずにこの脂肪酸を口にしています。もとをたどればリノール酸という脂肪酸で、体はこれを材料にしてアラキドン酸を自分でつくります。だから食…

2026年08月18日 08:48

酒石酸0.4gが結ぶぶどうとチョコの意外な酸味 データ分析

酒石酸0.4gが結ぶぶどうとチョコの意外な酸味

ぶどうをかじったときの、あの少し引き締まる酸味の一部を作っている成分の一つが「酒石酸」です。リンゴ酸やクエン酸などと並ぶ有機酸の仲間で、ワインの酸味を形づくる主要な成分の一つとしても知られています。個別の有機酸には日本人の食事摂取基準のような定量的な基準は設定されていない成分ですが、摂取量の基準で語…

2026年08月17日 13:42

マンガン、なぜ上位は茶葉とクローブなのか データ分析

マンガン、なぜ上位は茶葉とクローブなのか

マンガンは、いくつかの酵素の構成成分として働く無機質(ミネラル)です。エネルギー代謝や骨の形成に関わる酵素の成分になるとされ、量は多くありませんが体の働きを支える存在です。成人女性(30〜49歳)の食事摂取基準では、目安量が1日3.0mgと定められています。この基準に照らして、100gあたりのマンガ…

2026年08月16日 09:14

水あめが麦芽糖量トップに立つ理由 データ分析

水あめが麦芽糖量トップに立つ理由

ぶどう糖が2つつながった糖、それが麦芽糖です。厚生労働省の栄養素辞典によると、麦芽糖はしょ糖(ぶどう糖+果糖)や乳糖(ぶどう糖+ガラクトース)と並ぶ二糖のひとつで、体内ではエネルギー源として使われます。ぶどう糖は脳など特定の組織の主要なエネルギー源となる単糖、果糖はエネルギー源となる単糖の一つ(果実…

2026年08月15日 11:07

キウイと干しぶどう、キナ酸0.8gが並ぶ理由 データ分析

キウイと干しぶどう、キナ酸0.8gが並ぶ理由

コーヒーの酸味をつくる有機酸のひとつに、キナ酸というものがあります。豆や抽出液に多く含まれ、非フェノール性の有機酸のなかでは最も量が多く、あの酸味に大きく関わっているとされています。個別の有機酸は日本人の食事摂取基準の対象にならないため推奨量のような基準はありませんが、基準がないことと成分の面白さは…

2026年08月14日 09:27

パセリ乾28000µg、のりに迫る濃さを食べる量で見直す データ分析

パセリ乾28000µg、のりに迫る濃さを食べる量で見直す

にんじんやかぼちゃの黄色い色素として知られるβ-カロテンは、体内でビタミンAに変わる成分(プロビタミンA)です。ほうれん草など色の濃い野菜にも多く含まれていますが、日本食品標準成分表でこの成分の値がある1073件の食品を見渡すと、上位に並ぶのは意外にも海藻の「のり」と、香辛料の「パセリ」でした。10…

2026年08月13日 09:11

植物油トップ5、894〜899kcalの先で分かれる三つの道 データ分析

植物油トップ5、894〜899kcalの先で分かれる三つの道

植物油の100gあたりのエネルギーを見比べると、上位5品はいずれも894〜899kcalの範囲にひしめいています。エネルギーとは、体を動かしたり体温を保ったりするために体が使う熱量のことで、油に多く含まれる脂質はこの熱量を生み出す主な栄養素の一つです。ただし今回の5品はその値がほぼ同じで、「エネルギ…

2026年08月12日 11:11

だしの脇役リシン、削り節が上位に並ぶ理由 データ分析

だしの脇役リシン、削り節が上位に並ぶ理由

体内でつくれず、食事から摂るしかない「不可欠アミノ酸」が9種類あります。リシン(リジン)はその一つで、ヒスチジンやイソロイシン、トリプトファンなどと並ぶ必須アミノ酸の仲間です。体をつくるたんぱく質の材料となる成分ですが、日本人の食事摂取基準では個別の推奨量や目安量は設けられていません。だからこそ「ど…

2026年08月11日 18:09