研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

ミナス職人チーズの天然スターター「ピンゴ」の微生物数は何によって変わるのか:2年間・10産地の調査 研究論文OpenAlexブラジル

ミナス職人チーズの天然スターター「ピンゴ」の微生物数は何によって変わるのか:2年間・10産地の調査

ミナス職人チーズ(Minas Artisanal Cheese)はブラジルで広く食べられているチーズで、その伝統的な製法は2024年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。伝統的には生乳、塩、動物由来のレンネット、そして「ピンゴ」と呼ばれる天然のスターターの4つの材料で作られます。

公開日: 2026年10月20日 07:40

孤発性レム睡眠行動障害の患者で、普段の食事・腸内細菌と神経変性疾患への移行の関係を調べた研究 研究論文OpenAlex香港

孤発性レム睡眠行動障害の患者で、普段の食事・腸内細菌と神経変性疾患への移行の関係を調べた研究

レム睡眠行動障害は、夢を見ている時期の睡眠(レム睡眠)中に、夢の内容に合わせて体が動いてしまう病気です。ほかの神経の病気がないのにこの症状だけがある状態を「孤発性レム睡眠行動障害(iRBD)」と呼びます。iRBDは、αシヌクレインというたんぱく質の異常が関わる神経変性疾患(αシヌクレイノパチー)の前…

公開日: 2026年10月20日 07:34

カシュカダリヤ州の地元食品に含まれる放射性セシウムとストロンチウム:食品グループ別の比較と、結果を読む際の注意点 研究論文OpenAlexウズベキスタン

カシュカダリヤ州の地元食品に含まれる放射性セシウムとストロンチウム:食品グループ別の比較と、結果を読む際の注意点

食品の放射線モニタリングは、食事を通じて体内に入る可能性のある放射性物質を把握するために行われます。ただし著者らは、食品から放射能が測定されたことと、健康への害が示されたことは同じではないと強調しています。衛生面から評価するには、食品中の濃度、実際に食べる量(摂取量)、そこから生じる被ばく線量を、そ…

公開日: 2026年10月20日 07:29

野生のクロマメノキと栽培ブルーベリーの生態・成分・薬効に関する研究を整理した文献レビュー 研究論文OpenAlexウズベキスタン

野生のクロマメノキと栽培ブルーベリーの生態・成分・薬効に関する研究を整理した文献レビュー

抗酸化成分を多く含む食品への関心が高まるなか、スノキ属(Vaccinium属)の果実は数多く研究されてきました。この論文が中心に取り上げるのは、北半球のツンドラやタイガ、高山に自生する落葉の低木、クロマメノキ(Vaccinium uliginosum、英名ボッグビルベリー)です。民間療法では、その実…

公開日: 2026年10月20日 07:26

イタリアのブラインドベースボール選手の食行動、身体への肯定感、睡眠の質を調べた調査研究 研究論文OpenAlexイタリア

イタリアのブラインドベースボール選手の食行動、身体への肯定感、睡眠の質を調べた調査研究

視覚障害のある人は、一般の人と比べて運動不足や座りがちな生活、心理的な苦痛、社会的孤立を経験しやすく、睡眠の質の低さとも関連すると報告されています。こうした背景から、障害に合わせて工夫されたスポーツ(アダプテッドスポーツ)が、健康的な生活習慣や心身の健康を支える場として注目されてきました。

公開日: 2026年10月20日 07:17

トウモロコシとソルガムにセイロンベンケイソウの葉粉末を加えた押出成形朝食シリアルの性質を調べた研究 研究論文OpenAlexナイジェリア

トウモロコシとソルガムにセイロンベンケイソウの葉粉末を加えた押出成形朝食シリアルの性質を調べた研究

朝食シリアルは手軽に栄養をとれる食品として広く食べられています。ただし、主な原料であるトウモロコシや小麦は精製された粉として使われることが多く、ビタミンやミネラル、食物繊維は多くありません。そこで、体に働きかける成分を持つ植物素材を加えて、栄養面や機能面の価値を高める試みが行われています。

公開日: 2026年10月20日 07:11

血液中のマグネシウムと食事からのマグネシウムは同じことを示すのか――サウジアラビアの10代を対象にした心血管・代謝指標との関連の検討 研究論文OpenAlexサウジアラビア

血液中のマグネシウムと食事からのマグネシウムは同じことを示すのか――サウジアラビアの10代を対象にした心血管・代謝指標との関連の検討

マグネシウムは体内で300以上の酵素反応に関わる必須ミネラルで、糖や脂質の代謝、心臓や血管の働きに関係することが知られています。医療現場では血液(血清)中のマグネシウム濃度を測ることが一般的ですが、血清中にあるのは体全体のマグネシウムのおよそ0.3%にすぎません。体は血中濃度を一定に保とうと強く調節…

公開日: 2026年10月20日 07:07

精油を加えたサチャインチ油の酸化のしやすさと推定保存期間を調べた研究 研究論文OpenAlexペルー

精油を加えたサチャインチ油の酸化のしやすさと推定保存期間を調べた研究

サチャインチは脂質を多く含む種子で、その油は「多価不飽和脂肪酸」が豊富なことで知られています。研究チームが分析した油でも、多価不飽和脂肪酸が脂肪酸全体の約82%を占め、なかでもω-3系のα-リノレン酸が46.7%と最も多く含まれていました。一方、こうした脂肪酸は酸化しやすく、酸化が進むと品質や風味が…

公開日: 2026年10月20日 07:03

中国の通販で「タラ(鳕)」として売られる冷凍魚の種類と栄養の違い DNAによる種の判定と栄養成分の比較 研究論文OpenAlex中国

中国の通販で「タラ(鳕)」として売られる冷凍魚の種類と栄養の違い DNAによる種の判定と栄養成分の比較

タラは高たんぱく・低脂肪で味にくせが少ない白身魚として世界中で取引されています。生物学的にはタラ目の魚、特にマダラやタイセイヨウダラなどのタラ属が「本来のタラ」とされます。一方、商取引上の「タラ」は国や制度によって範囲が異なる呼び名で、分類上まったく別の魚が同じ名前で売られることがあります。中国でも…

公開日: 2026年10月20日 06:57

二酸化硫黄のくん蒸は収穫後のドリアンの品質と病気への抵抗性にどう影響するか 研究論文OpenAlex中国

二酸化硫黄のくん蒸は収穫後のドリアンの品質と病気への抵抗性にどう影響するか

ドリアンは独特の香りで知られる熱帯果実ですが、呼吸が盛んでエチレン(果実の成熟を進める植物ホルモン)を多く出すため、収穫後の日持ちが短い果物です。過熟、果皮の割れ、微生物による傷み、風味の劣化が早く進み、遠方への流通の妨げになっています。

公開日: 2026年10月20日 06:52

ゴボウ根粉末と超音波処理が黒豆乳発酵中の乳酸菌の増殖と酵素活性に与える影響 研究論文OpenAlex台湾

ゴボウ根粉末と超音波処理が黒豆乳発酵中の乳酸菌の増殖と酵素活性に与える影響

ゴボウの根には、イヌリンと呼ばれる多糖類やポリフェノールが多く含まれています。研究チームは、これらが微生物の栄養源にもなりうる点に注目しました。著者らはこれまでに、ゴボウ根を水で抽出して乾燥させたエキスを栄養源として使い、乳酸菌の生育を調べています。今回は抽出工程を経ず、ゴボウ根を凍結乾燥して粉末に…

公開日: 2026年10月20日 06:47

ジャスミン、ウスベニタチアオイ、ニオイスミレの食用花3種を比較した研究:栄養成分と模擬消化後のフェノール類の変化 研究論文OpenAlexトルコ

ジャスミン、ウスベニタチアオイ、ニオイスミレの食用花3種を比較した研究:栄養成分と模擬消化後のフェノール類の変化

食用花は、料理の素材として使われるだけでなく、多くの文化で薬用植物としても利用されてきました。ビタミンやミネラル、アミノ酸、ポリフェノールの一種であるフェノール化合物などを含む素材として、関心を集めています。ただし著者らによると、これまでの研究の多くは、食べる前の花に含まれる成分を調べたものでした。…

公開日: 2026年10月20日 06:40