研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
ビタミンD濃度と乳がんの有無は結びつくのか——米国の全国調査データを用いた横断的な記述研究
ビタミンDの血中濃度が低い人ほど乳がんのリスクが高い、という関連を報告した研究はこれまでに数多くあります。ただし著者らによれば、そうした研究の多くは、がんと診断される前にビタミンD濃度を測っておき、その後の発症を追いかける「前向き」の設計で行われてきました。そのため、一般の米国女性のうち、すでに乳が…
公開日: 2026年10月03日 06:28
マレーシア産ケルルットハニーとトゥアランハニーの成分と抗酸化能を比べた研究
はちみつは栄養面と健康面の両方で価値があるとされ、安全に安心して食べるためには品質を確かめることが大切です。研究チームは、マレーシア産の2種類のはちみつ、ケルルットハニーとトゥアランハニーについて、物理化学的な性質、ミネラル組成、抗酸化能を調べることを目的としたと述べています。
公開日: 2026年09月27日 05:22
イエメン・アデンの医療系大学生における朝食欠食の広がりを調べた調査
朝食を抜く習慣は大学生に広く見られると指摘されてきましたが、著者らは、イエメン・アデンの学生を対象とした記録が限られている点に着目しました。そこで、科学技術大学(アデン)の医学・保健科学系の学部生を対象に、朝食を抜いている学生がどれくらいいるのか、またそれがどのような要因と関連しているのかを明らかに…
公開日: 2026年09月22日 04:55
歯周炎の基本治療にオメガ3脂肪酸を追加すると何が変わるか——無作為化試験9件をまとめた解析
歯周炎は、口の中の細菌のバランスが崩れることで歯を支える組織に炎症が続き、少しずつ組織が壊れていく慢性の病気です。研究チームによれば、2011年から2020年にかけての歯周炎の有病率は62%で、そのうち重度の歯周炎は23.6%を占めると報告されています。歯周炎は歯を失う主な原因の一つであり、全身の病…
公開日: 2026年09月14日 19:12
イエメン産赤タマネギの皮から抗酸化成分を取り出す――超音波法と超臨界CO₂法を比較した研究
タマネギの皮は、調理の際に捨てられることが多い部位ですが、実は抗酸化作用を持つ成分を含む「農業廃棄物」として近年注目されています。今回紹介する研究では、イエメンの在来品種「Ba Fatim(バ・ファティム)」という赤タマネギの外皮を対象に、そこに含まれる抗酸化成分をどのような方法で効率よく取り出せる…
公開日: 2026年08月27日 06:30
沿岸のムラサキイガイ近縁種、栄養と細菌汚染の実態を調査——アデン湾での研究
貝類は昔から世界各地で親しまれてきた海の恵みです。なかでもムラサキイガイの仲間であるPerna perna(ペルナ・ペルナ)は、高品質なタンパク質や必須栄養素を豊富に含む食材として知られています。しかし、貝類は海水をろ過して栄養をとる生き物であるため、生息する海の環境をそのまま反映しやすいという特徴…
公開日: 2026年08月02日 22:30
自然発酵ライチ酢様飲料の発酵過程を追う——微生物と味の成分はどう変化するのか
お酢は果物や穀物を自然の力で発酵させてつくられる、昔ながらの発酵食品です。近年はライチ(レイシ)などの果実を原料にした「フルーツビネガー」も注目されていますが、発酵の途中でどんな微生物がどんな順番で働き、どんな成分が生まれているのかは、実はあまり詳しく調べられていませんでした。今回紹介する研究は、ラ…
公開日: 2026年08月02日 21:34