研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
乳酸菌は水耕栽培レタスの生育と栄養価を高めるか——3菌株の比較研究
野菜づくりの世界では近年、化学肥料に頼りすぎずに収量や品質を高める手段として「微生物バイオスティミュラント」への関心が高まっています。植物の根に有用な微生物を与えることで、栄養の吸収やストレス耐性を助けようという発想です。これまでこの分野では根圏微生物(PGPR)と呼ばれるBacillus属やPse…
取得日: 2026年08月31日 19:22
ヒマワリ由来タンパク質を発酵で活かす:2種の微生物が生む栄養・機能面の変化とは
ヒマワリの種子から油を搾った後に残る「脱脂ヒマワリミール」は、タンパク質を豊富に含みながらも、これまで人の食用としてはあまり注目されてこなかった副産物です。この研究では、そのタンパク質抽出物を微生物によって発酵させることで、栄養価や機能性がどのように変わるのかを調べています。食品廃棄物や副産物を有効…
取得日: 2026年08月29日 04:44
ジャガイモの新芽(マイクログリーン)に抗酸化成分はどれくらい?トルコの研究チームが基礎データを測定
ジャガイモといえば土の中で育つ「イモ」を食べる作物というイメージが強いですが、種イモから出たばかりの若い芽(マイクログリーン)を食用として活用できないかという研究が報告されました。マイクログリーンとは、発芽してごく初期の段階で収穫する野菜の新芽のことで、ブロッコリーやバジル、ラディッシュなど様々な植…
取得日: 2026年08月28日 12:45
アダナ地方の産地でヒジャズザクロの色や抗酸化成分はどう違う?トルコの研究
ザクロ(Punica granatum L.)は栄養価の高さと生理活性成分の豊富さから、古くから世界各地で親しまれてきた果物です。トルコはインド、イラン、中国などと並ぶ主要な生産国のひとつで、年間およそ65万トンが生産されているとされています。地中海沿岸、エーゲ海、南東アナトリアといった地域が主な産…
取得日: 2026年08月27日 07:25
大豆粕を発酵タンパク質源に置き換えると乳牛の乳量や乳質はどう変わるか
乳牛の飼料には、タンパク質源として大豆粕(ダイズを搾油したあとに残る粕)が広く使われています。一方で、大豆粕以外のタンパク質源を活用できれば、飼料設計の選択肢を広げられる可能性があります。今回紹介する研究は、酵母で発酵させた蒸留粕由来のタンパク質源(論文中ではFPSと表記)を使い、大豆粕の一部を置き…
取得日: 2026年08月27日 02:28
AIチャットボットは肝硬変患者の食事プランを個別化できるか?管理栄養士との比較研究
近年、ChatGPTのような対話型AIに健康や食事の相談をする人が増えています。手軽に栄養アドバイスが得られる一方で、実際の治療現場で使われている専門的な「医療栄養療法」と同じレベルの個別対応ができるのかは、まだよくわかっていません。今回紹介する研究は、肝臓の機能が大きく低下した「非代償性肝硬変」で…
取得日: 2026年08月25日 23:26
コロナ禍で血糖値やコレステロール値は変わった?大規模検査データからみえてきたこと
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックは、外出の制限や生活リズムの変化など、私たちの暮らし方に大きな影響を与えました。こうした生活の変化は、体を動かす機会や食事の内容にも及んだと考えられますが、それが実際に体の中の数値、たとえば血液検査でわかる血糖値やコレステロール値にどう表れた…
取得日: 2026年08月25日 22:27
スマホ・SNSに依存気味の学生ほど、摂食障害の傾向が少ない?意外な相関を示した保健系大学生の調査
スマートフォンやパソコン、テレビなど複数の画面メディアを日常的に使いすぎてしまう「複数画面依存」は、子どもや若者の健康問題として近年注目されています。一方で、食生活の乱れや超加工食品(スナック菓子やインスタント食品など、加工度の高い食品)の摂取、摂食障害との関係については、まだよくわかっていない部分…
取得日: 2026年08月23日 00:25
『地球にやさしい食事』への意識は、実際の食生活と結びついているのか——トルコ成人3446人の調査
近年、健康だけでなく地球環境への影響も考えた「持続可能な食事」という考え方が注目されています。その代表例が、人の健康と環境の両方に配慮した食事のあり方を示す指標「EAT-Lancet食事指数」です。しかし、こうした環境に配慮した食のあり方について「知っていること」や「そう思っていること」は、実際の食…
取得日: 2026年08月23日 00:25
サンザシ酢や黒桑シロップのうがいは糖尿病患者の口内炎に役立つのか 研究紹介
糖尿病になると、口の中の粘膜が荒れやすくなることをご存じでしょうか。血糖コントロールが乱れると唾液の状態や免疫の働きが変化し、口腔粘膜炎と呼ばれる炎症が起こりやすくなります。痛みで食事がしづらくなったり、会話が億劫になったりすることもあり、生活の質、いわゆるQOLにも影響します。今回紹介するのは、サ…
取得日: 2026年08月22日 09:25
食物繊維の摂り方と摂取源、代謝指標との関連を調べた研究
食物繊維は健康的な食生活の話題でよく登場する栄養素ですが、実際にどのくらい摂れていて、何から摂っているかによって体への関わり方に違いがあるのかは、意外と詳しく調べられていません。今回紹介するのは、成人820人を対象に、食物繊維の摂取量とその摂取源(野菜や果物などの未加工食品由来か、精製された炭水化物…
取得日: 2026年08月22日 05:08
食料不安と地中海食、そして腸内代謝物は2型糖尿病とどう関わるのか──横断研究からの知見
糖尿病の管理というと、食事の「質」に注目が集まりがちです。しかし、そもそも十分な食料を安定的に入手できるかどうか、つまり「食料不安」の有無も、血糖コントロールに影響する可能性が指摘されています。今回紹介する研究は、2型糖尿病の成人を対象に、食料不安と地中海食(Mediterranean Diet)へ…
取得日: 2026年08月22日 05:08