研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

医学生でも「なんとなく」使うサプリメント――ハノイ医科大学生の機能性食品事情 研究論文OpenAlex韓国

医学生でも「なんとなく」使うサプリメント――ハノイ医科大学生の機能性食品事情

ビタミン剤や青汁、プロテインバーのようないわゆる「機能性食品」は、健康志向の高まりとともに世界的に身近な存在になっています。しかし、その使い方が正しい知識に基づいているかどうかは別の問題です。今回紹介する研究は、将来医療の専門家となる医学生たちが、機能性食品についてどれだけ知り、どのような態度を持ち…

公開日: 2026年09月08日 06:33

レモンの搾りかすからペクチンを取り出す:酸の種類と乾燥方法で何が変わるのか 研究論文OpenAlexポルトガル

レモンの搾りかすからペクチンを取り出す:酸の種類と乾燥方法で何が変わるのか

レモンジュースやレモン精油をつくる工場では、果皮を中心に大量の副産物が出ます。この果皮には、食品のとろみづけやゲル化剤として使われる多糖類「ペクチン」が豊富に含まれており、廃棄物の有効活用先として注目されています。ポルトガル・カトリック大学のバイオテクノロジー・ファインケミストリーセンター(CBQF…

公開日: 2026年09月08日 06:32

非熱プラズマで種子を処理するとクレソンスプラウトの機能性成分は変わるのか 研究論文OpenAlexルーマニア

非熱プラズマで種子を処理するとクレソンスプラウトの機能性成分は変わるのか

スプラウト(発芽野菜)は栄養価の高い食材として注目されていますが、その機能性成分の量を発芽前の種子処理によって高められないかという研究が進められています。今回紹介するのは、ルーマニアの研究グループがクレソン(Lepidium sativum)の種子に「大気圧非熱プラズマ(NTP)」という技術を使い、…

公開日: 2026年09月08日 06:30

ベニバナの花から作った可食コーティングでチーズの菌の増殖は抑えられるか——マラティヤチーズを使った研究 研究論文OpenAlexトルコ

ベニバナの花から作った可食コーティングでチーズの菌の増殖は抑えられるか——マラティヤチーズを使った研究

プラスチック包装をできるだけ減らしたいという流れの中で、食品そのものに直接コーティングして品質を保つ「可食コーティング」の研究が進んでいます。今回紹介するのは、トルコの伝統的なチーズ「マラティヤチーズ」を対象に、ベニバナ(Carthamus tinctorius L.)の花から抽出した成分を配合した…

公開日: 2026年09月08日 06:28

小さくて色ムラの多いヤマモモの外観品質、AIカメラでどこまで測れるか 研究論文OpenAlex中国

小さくて色ムラの多いヤマモモの外観品質、AIカメラでどこまで測れるか

真っ赤に熟した果実がジューシーな粒状の突起で覆われ、独特の食感と風味を持つヤマモモ(Myrica rubra)。中国の亜熱帯地域で広く栽培され、年間の生鮮出荷額は63億元に達するとされる果物です。収穫されたヤマモモの6割以上は生食用として、しかも高級市場向けに販売されるため、見た目の品質が売上を大き…

公開日: 2026年09月08日 06:27

クルミの力でタラ肝油を守れるか?三層フィルム包装の実験 研究論文OpenAlexポーランド

クルミの力でタラ肝油を守れるか?三層フィルム包装の実験

魚の肝油、特にタラの肝油はオメガ3脂肪酸を豊富に含む一方で、酸化しやすく風味や品質が劣化しやすいという扱いにくさを抱えている。光や酸素に触れると酸化が進み、栄養価や品質が落ちてしまうため、こうした油をどう包装し、保存するかは食品科学の重要なテーマになっている。今回紹介する研究では、海藻由来の多糖類で…

公開日: 2026年09月08日 06:26

高齢者の口臭、乳酸菌サプリで軽減の可能性 タイの研究チームが臨床試験で報告 研究論文OpenAlexタイ

高齢者の口臭、乳酸菌サプリで軽減の可能性 タイの研究チームが臨床試験で報告

加齢とともに気になりやすくなる口臭。その主な原因は、口の中の細菌が作り出す「揮発性硫黄化合物(VSC)」と呼ばれるガス状の物質だとされています。歯みがきやマウスウォッシュ以外のアプローチとして、口の中の細菌バランスを整える「プロバイオティクス」の活用が注目されつつありますが、高齢者を対象にその効果を…

公開日: 2026年09月08日 06:24

タイ北部のマンゴーから検出された農薬残留、日本の研究者も参加した調査で急性・慢性リスクを評価 研究論文OpenAlex

タイ北部のマンゴーから検出された農薬残留、日本の研究者も参加した調査で急性・慢性リスクを評価

マンゴーは追熟すると皮ごと手軽に食べられる人気の果物ですが、栽培過程では害虫や病気を防ぐために農薬が繰り返し散布されることがあります。タイ北部下部地域(ピチット県、ピッサヌローク県、ペッチャブーン県)で生産される「ナムドークマイ」種のマンゴーを対象に、農薬残留の実態と、それを食べた場合の健康リスクを…

公開日: 2026年09月08日 06:23

養殖魚に潜む薬剤耐性菌のリスクとは 微生物叢を通じた抗生物質耐性の広がりを考える 研究論文OpenAlexインド

養殖魚に潜む薬剤耐性菌のリスクとは 微生物叢を通じた抗生物質耐性の広がりを考える

魚の刺身や切り身は日常の食卓に並ぶ身近な食材ですが、その多くは養殖によって育てられています。養殖現場では魚の病気を防いだり治療したりするために抗生物質が使われることがあり、これが魚の体内や周囲の環境にすむ微生物にどのような影響を与えているのかが、近年の研究テーマとして注目されています。今回紹介するの…

公開日: 2026年09月08日 06:22

サボテンの果実「ピタヤ」でつくるワイン、糖の種類で発酵と抗酸化力はどう変わるのか 研究論文OpenAlexメキシコ

サボテンの果実「ピタヤ」でつくるワイン、糖の種類で発酵と抗酸化力はどう変わるのか

ピタヤと聞くとドラゴンフルーツを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、今回取り上げる研究の対象は、メキシコなどに自生するStenocereus属のサボテンが実らせる果実です。この果実は抗酸化物質を豊富に含むことで知られており、生食や加工品だけでなく、発酵させてワインのような飲料に仕立てる試みも行われ…

公開日: 2026年09月08日 05:40

中国産お茶の輸出はなぜ伸び悩むのか―農薬残留基準の「違い」が貿易に与える影響を分析した研究 研究論文OpenAlex中国

中国産お茶の輸出はなぜ伸び悩むのか―農薬残留基準の「違い」が貿易に与える影響を分析した研究

お茶は害虫や病気の被害を受けやすく、栽培には農薬の使用が欠かせません。そのため輸出先の国が定める「農薬最大残留基準値(MRL)」との適合が、貿易の大きなハードルになりえます。中国は世界有数のお茶輸出国で、130の国と地域に茶を輸出していますが、欧州連合(EU)をはじめとする主要な輸出先で、農薬残留を…

公開日: 2026年09月08日 05:39

パイナップル果肉入り甘味ヨーグルトの試作研究、その中身を紹介 研究論文OpenAlexインド

パイナップル果肉入り甘味ヨーグルトの試作研究、その中身を紹介

ヨーグルトは牛乳を乳酸菌で発酵させてつくる発酵乳製品で、Streptococcus thermophilusとLactobacillus bulgaricusという2種類の乳酸菌(スターター培養)が働くことで、乳糖が乳酸に変わり、タンパク質が凝固してあの独特のとろみと酸味が生まれます。発酵の過程では…

公開日: 2026年09月08日 05:37