研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

高齢者の慢性腎臓病、タンパク質制限と低栄養のジレンマをどう乗り越えるか 研究論文OpenAlexロシア

高齢者の慢性腎臓病、タンパク質制限と低栄養のジレンマをどう乗り越えるか

慢性腎臓病(CKD)は加齢とともに患者数が増える病気で、進行を抑える食事療法としてタンパク質摂取量を制限する低タンパク食が広く用いられています。しかし高齢者では、この食事制限がかえって別の問題を招くことがあります。ロシアの研究者らが、老年科での栄養リハビリテーションの症例をもとに、透析を受けていない…

公開日: 2026年09月10日 08:34

食品添加物の『組み合わせ』は高血圧・心血管疾患のリスクと関連するのか——フランスの大規模コホート研究から 研究論文OpenAlexフランス

食品添加物の『組み合わせ』は高血圧・心血管疾患のリスクと関連するのか——フランスの大規模コホート研究から

加工食品には保存料、着色料、乳化剤、甘味料など複数の添加物が同時に含まれていることが少なくありません。これまでの研究は単一の添加物に注目したものが多く、実際の食生活で起きている『複数の添加物への同時曝露』が健康にどう関わるのかは十分にわかっていませんでした。今回、フランスの成人を長期間追跡した大規模…

公開日: 2026年09月10日 08:33

品種と産地でバナナの栄養成分はどう変わるか ケニア中部の研究から 研究論文OpenAlexケニア

品種と産地でバナナの栄養成分はどう変わるか ケニア中部の研究から

バナナは世界中で親しまれている果物ですが、同じ「バナナ」でも品種や育った土地によって栄養成分に違いがあるのでしょうか。ケニア中部のカラティナ大学に所属する研究者らが、この疑問を科学的に検証した研究を発表しました。日常的に口にする果物の中身が、実は栽培条件によって静かに変化しているかもしれないという点…

公開日: 2026年09月10日 08:32

超加工食品をよく食べる人ほど、食品を捨てやすいのか?イタリア成人200人の調査から 研究論文OpenAlexイタリア

超加工食品をよく食べる人ほど、食品を捨てやすいのか?イタリア成人200人の調査から

「超加工食品(UPF)」という言葉を耳にする機会が増えています。スナック菓子や清涼飲料、即席麺のように、工業的な加工を経て作られる食品群を指す分類です。健康面での議論が多いUPFですが、今回紹介する研究はやや異なる角度からこのテーマに切り込んでいます。着目したのは「家庭で出る食品廃棄」との関係です。…

公開日: 2026年09月10日 08:30

食物繊維は血圧を下げるか?2型糖尿病と高血圧を併せ持つ患者を対象にした研究 研究論文OpenAlexチリ

食物繊維は血圧を下げるか?2型糖尿病と高血圧を併せ持つ患者を対象にした研究

食物繊維は「体によい」というイメージで語られがちですが、その中にもいくつかの種類があります。水に溶ける可溶性食物繊維(SDF)と、溶けない不溶性食物繊維(IDF)は、腸内での働き方が異なることが知られています。今回紹介する研究は、2型糖尿病と高血圧を併せ持つ患者において、この2種類の食物繊維が血圧に…

公開日: 2026年09月10日 08:29

小学生の食事パターンは何によって決まるのか——ポーランドの大規模調査から 研究論文OpenAlexポーランド

小学生の食事パターンは何によって決まるのか——ポーランドの大規模調査から

子どもの食習慣は、好き嫌いや家庭の食卓の様子だけでなく、体格や日々の活動量、栄養についての知識といった複数の要因が絡み合って形づくられていると考えられています。では実際に、どんな要因がどの食べ方の傾向と結びついているのでしょうか。ポーランドで10〜12歳の児童7,763人(男児49.2%、女児50.…

公開日: 2026年09月10日 08:28

農村部でのファストフード習慣、所得や年齢と関係か 南アフリカの調査から 研究論文OpenAlex南アフリカ

農村部でのファストフード習慣、所得や年齢と関係か 南アフリカの調査から

ファストフードは都市部の食文化というイメージが強いかもしれませんが、地方の農村部でも身近な存在になりつつあります。今回紹介するのは、南アフリカ・リンポポ州のレファラレという地方の町で、住民のファストフード消費が所得や年齢、性別といった社会的な条件とどう結びついているのかを調べた研究です。

公開日: 2026年09月10日 08:27

食品由来の酵母デバリオミセス・ハンセニイ、クローン病患者から見つかった株はなぜ『くっつかない』のか 研究論文DOAJアメリカ

食品由来の酵母デバリオミセス・ハンセニイ、クローン病患者から見つかった株はなぜ『くっつかない』のか

発酵食品づくりに使われる酵母の一種、デバリオミセス・ハンセニイ(Debaryomyces hansenii)は、食品衛生上は安全に利用されてきた微生物です。ところが研究チームは以前、この酵母をクローン病患者の腸潰瘍部から分離したことがあり、食品由来の株と患者由来の株のあいだにどのような違いがあるのか…

公開日: 2026年09月09日 22:26

ケツメイシ・クズ・ケンポナシの配合素材、微生物発酵で抗酸化力と香りはどう変わるか 研究論文DOAJ中国

ケツメイシ・クズ・ケンポナシの配合素材、微生物発酵で抗酸化力と香りはどう変わるか

クズ(Pueraria lobata)の根やケツメイシ(Penthorum chinense)、ケンポナシ(Hovenia dulcis)は、いずれも薬食同源の素材として使われてきた植物です。ただし、こうした素材は独特の生臭さや渋みを持つことが多く、飲料などに加工する際には風味の改善が課題になります…

公開日: 2026年09月09日 16:57

蒸気で加圧して割る?豆の抗酸化成分を引き出す加工法の比較研究 研究論文Europe PMCカナダ

蒸気で加圧して割る?豆の抗酸化成分を引き出す加工法の比較研究

豆類には、体内の酸化ストレスに関わるとされるポリフェノール(フェノール成分)が含まれていますが、その多くは豆の細胞壁などに結合した状態で存在し、そのままでは体内での利用や抽出がしにくいとされています。今回紹介する研究は、この『結合型』のフェノール成分を加工によって取り出しやすくできるかどうかを調べた…

公開日: 2026年09月09日 13:24

いちご・パイナップル・生姜の搾りかすを粉末化して植物性バーガーに ― 食品副産物活用の研究 研究論文Europe PMCブラジル

いちご・パイナップル・生姜の搾りかすを粉末化して植物性バーガーに ― 食品副産物活用の研究

ジュースを作る過程では、果肉や皮などの搾りかすが大量に発生します。これらは栄養価が高いにもかかわらず、多くが廃棄されているのが現状です。ブラジル・南リオグランデ連邦大学の研究グループは、いちご・パイナップル・生姜のジュース搾りかすを粉末に加工し、植物性バーガーの材料として活用できるかを調べた研究をジ…

公開日: 2026年09月09日 12:25

植物性食品を中心にした食事と心血管代謝疾患の関係、これまでの研究を整理した総説 研究論文DOAJ中国

植物性食品を中心にした食事と心血管代謝疾患の関係、これまでの研究を整理した総説

心臓病や糖尿病、脂質異常などをまとめて指す「心血管代謝疾患」は、世界的に深刻な健康課題となっています。こうした病気の予防や管理をめぐって近年注目されているのが、野菜や果物、全粒穀物、豆類などを中心とした「植物性食事」です。中国・杭州医学院公衆衛生学院と浙江省疾病予防管理センター栄養食品安全研究所の研…

公開日: 2026年09月09日 12:24