研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

野菜や果物由来のカロテノイド摂取と胃がんリスク、炎症マーカーの関連を調べた症例対照研究 研究論文OpenAlexルクセンブルク

野菜や果物由来のカロテノイド摂取と胃がんリスク、炎症マーカーの関連を調べた症例対照研究

β-カロテンやリコピンなど、緑黄色野菜や果物に含まれる色素成分「カロテノイド」は、抗酸化作用や抗炎症作用を持つことが実験レベルで知られています。活性酸素を消去したり、炎症に関わる転写因子NF-κBの働きを調整したり、細胞自身の抗酸化システムに関わるNrf-2という因子を活性化したりする仕組みが報告さ…

公開日: 2026年09月08日 19:39

コモロの中学・高校では、校内も校門前も『不健康な食』であふれている——都市部の学校食環境を調べた研究 研究論文OpenAlexフランス

コモロの中学・高校では、校内も校門前も『不健康な食』であふれている——都市部の学校食環境を調べた研究

思春期は自分でお金を使って食べ物を選ぶようになる時期で、このとき身についた食習慣は大人になっても続きやすいといわれています。学校は生徒が長い時間を過ごす場所であり、健康的な食事を後押しできる重要な拠点として世界的に注目されてきました。しかしアフリカ東方のインド洋に浮かぶ島国コモロでは、学校の周りでど…

公開日: 2026年09月08日 19:37

ウガンダの発酵乳「アマカモ」づくりに使われる燻蒸植物、その抗酸化成分を調べた研究 研究論文OpenAlexウガンダ

ウガンダの発酵乳「アマカモ」づくりに使われる燻蒸植物、その抗酸化成分を調べた研究

ウガンダのキルフラ県では、伝統的な発酵乳「アマカモ」を作る際、容器を特定の木の幹材でいぶす(燻蒸する)習慣があります。牛の胃袋などから作った容器やひょうたん容器に煙をあてることで、風味づけや保存性の向上を狙っていると考えられていますが、その煙や木材そのものにどのような化学成分が含まれているのかは、こ…

公開日: 2026年09月08日 19:34

香味増強剤や加工デンプンは腸内細菌に安全か、現時点でわかっていること 研究論文OpenAlexベルギー

香味増強剤や加工デンプンは腸内細菌に安全か、現時点でわかっていること

スナック菓子やインスタント食品、加工肉などには、味を引き立てる香味増強剤、酸味を調整する物質、粉末が固まるのを防ぐ固結防止剤、食感を保つための加工デンプンといった添加物がよく使われています。こうした物質は「超加工食品」と呼ばれる食品群に多く含まれており、近年は腸内細菌叢(腸内フローラ)への影響が注目…

公開日: 2026年09月08日 19:32

パスタにミールワーム粉を配合すると何が変わるのか——ロシアの研究チームが栄養と品質を検証 研究論文OpenAlexロシア

パスタにミールワーム粉を配合すると何が変わるのか——ロシアの研究チームが栄養と品質を検証

世界の人口増加にともない、食料としてのタンパク質をどう確保するかは食品分野の大きな課題になっています。牛や豚などの家畜に代わるタンパク源として近年注目されているのが、昆虫食です。今回紹介する研究は、食用昆虫の中でも代表的な存在であるチャイロコメノゴミムシダマシ(学名:Tenebrio molitor…

公開日: 2026年09月08日 17:29

子宮内膜症と免疫・栄養の関わり——食事は症状管理の助けになるか 研究論文OpenAlexポーランド

子宮内膜症と免疫・栄養の関わり——食事は症状管理の助けになるか

子宮内膜症は、本来は子宮の内側を覆っている組織に似た組織が、子宮以外の場所で増える慢性の炎症性疾患です。生殖年齢の女性のおよそ10%、世界全体ではおよそ1億9千万人が罹患しているとされ、慢性の骨盤痛や不妊、生活の質の低下と関わる病気として知られています。ポーランドのウッチ医科大学に所属する研究者らが…

公開日: 2026年09月08日 17:27

ヒラタケで小麦や米を発酵させると栄養成分はどう変わるのか 研究論文DOAJウクライナ

ヒラタケで小麦や米を発酵させると栄養成分はどう変わるのか

食用きのこのヒラタケ(Pleurotus ostreatus)は、食材としてだけでなく、穀物などの基質を発酵させる「発酵担い手」としても注目されています。ヒラタケの菌糸が穀物の中で成長する過程で、栄養成分や抗酸化にかかわる物質がどのように変化していくのかを、時間を追って詳しく調べた研究がフロンティア…

公開日: 2026年09月08日 15:24

海藻に含まれる成分は健康に役立つのか 最新研究をまとめたレビュー論文を読む 研究論文OpenAlexインド

海藻に含まれる成分は健康に役立つのか 最新研究をまとめたレビュー論文を読む

コンブやワカメ、ノリといった海藻は日本の食卓に馴染み深い食材ですが、世界的にも「機能性成分の宝庫」として研究対象になっています。今回紹介するのは、海藻由来の生理活性化合物がヒトの健康にどのような働きを持ちうるかを、2020年から2026年にかけての研究をもとに整理した総説(レビュー)論文です。硫酸化…

公開日: 2026年09月08日 08:23

赤タマネギ由来の食物繊維、肥満ラットの腸内細菌と代謝を変える 短鎖イヌリン系オリゴ糖の動物実験 研究論文OpenAlexタイ

赤タマネギ由来の食物繊維、肥満ラットの腸内細菌と代謝を変える 短鎖イヌリン系オリゴ糖の動物実験

タマネギに含まれる食物繊維が、肥満によって乱れた腸内細菌のバランスを整え、体重やコレステロール値の改善につながる可能性を示した動物実験の研究が、学術誌「フーズ」に2026年8月に掲載予定です。研究チームはタイのチェンマイ大学などに所属しており、地元産の赤タマネギ(Allium cepa L. var…

公開日: 2026年09月08日 08:22

ヨーグルトは『長寿食』の元祖?歴史と最新科学から見る腸内代謝と高齢化社会への意味 研究論文OpenAlexアメリカ

ヨーグルトは『長寿食』の元祖?歴史と最新科学から見る腸内代謝と高齢化社会への意味

ヨーグルトは特定の乳酸菌の働きによって牛乳などの乳を発酵させてつくられる、長い歴史を持つ発酵乳製品です。今回、米国ブリガム・アンド・ウィメンズ病院およびハーバード大学医学大学院の研究者らが、ヨーグルトと人の健康の関わりを歴史・文化・科学の三つの視点から整理した総説を発表しました。単なる栄養素の話にと…

公開日: 2026年09月08日 07:38

乳児用ミルクに含まれるビタミンCを正確に測る:新しい分析手法の開発研究 研究論文OpenAlexアメリカ

乳児用ミルクに含まれるビタミンCを正確に測る:新しい分析手法の開発研究

乳児用調製粉乳や母乳バンクで扱われる加熱処理済みのドナーヒトミルクには、赤ちゃんの健康にとって欠かせない抗酸化物質であるアスコルビン酸(ビタミンC)が含まれています。ところが、この物質の量を正確に測定することは、実は簡単ではありません。ミルクという成分の込み入った液体の中では測定の妨げとなる要因が多…

公開日: 2026年09月08日 07:37

牛乳中の抗生物質クロラムフェニコールを電気化学センサーで素早く検出する試み 研究論文OpenAlexブラジル

牛乳中の抗生物質クロラムフェニコールを電気化学センサーで素早く検出する試み

クロラムフェニコールは、幅広い種類の細菌に効く抗生物質として長く使われてきた薬剤です。ただしこの薬には再生不良性貧血や遺伝毒性・発がん性への懸念といった深刻な副作用が知られており、多くの国で食用動物への使用が規制されています。それでも土壌や地下水、排水などの環境中からこの薬剤の残留が検出される例が報…

公開日: 2026年09月08日 07:36