研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

リンゴ・オーク・メスキート、燻煙材の違いはヤギ肉の味と匂いをどう変えるのか 研究論文OpenAlex韓国

リンゴ・オーク・メスキート、燻煙材の違いはヤギ肉の味と匂いをどう変えるのか

ヤギ肉は低脂肪で高タンパク、ビタミンB群やミネラルも豊富な赤身肉として注目される一方、独特のにおいが好みを分けることが知られています。この特有のにおいは、反芻動物であるヤギの体内で作られる分岐鎖脂肪酸(4-メチルオクタン酸や4-エチルオクタン酸など)が脂肪組織にたまることが主な原因とされています。香…

公開日: 2026年09月06日 04:57

ナナカマドの品種によって甘み・酸味・糖の中身はここまで違う——果汁と搾りかすに残る成分を調べた研究 研究論文OpenAlexエストニア

ナナカマドの品種によって甘み・酸味・糖の中身はここまで違う——果汁と搾りかすに残る成分を調べた研究

ナナカマド(Sorbus属)は、北欧など寒冷な気候によく適応する果樹で、これまであまり食品加工に活用されてこなかった果実です。酸味や渋みが強いため生食には向かないとされてきましたが、ジュースやピューレ、ジャム、ゼリー、マーマレードなどへの加工原料として使える可能性が注目されています。今回紹介する研究…

公開日: 2026年09月06日 04:55

乾燥に弱る桑の葉、セレンの葉面散布で機能性成分と光合成の低下を一部緩和という報告 研究論文OpenAlex中国

乾燥に弱る桑の葉、セレンの葉面散布で機能性成分と光合成の低下を一部緩和という報告

桑の葉(Morus alba L.)はポリフェノールやフラボノイド、多糖、そして糖の代謝に関わる成分として知られる1‑デオキシノジリマイシン(1‑DNJ)などを含み、機能性食品の素材として注目されてきました。一方で桑は養蚕用の葉としても重要で、中国では2016年時点で約79万ヘクタールもの桑畑がある…

公開日: 2026年09月06日 04:54

海藻とキャッサバのデンプンから作る生分解性の食品包装、インドネシアで開発 研究論文OpenAlexインドネシア

海藻とキャッサバのデンプンから作る生分解性の食品包装、インドネシアで開発

スーパーの惣菜やお菓子を包むプラスチック包装は、便利さの一方で使い終わればほとんどがそのままゴミになります。土や海の中で分解されるまでに100年から1000年かかるとされ、細かく砕けたマイクロプラスチックが土壌や水系、さらには人の血液や肺、胎盤からも見つかるようになったことが報告されています。今回紹…

公開日: 2026年09月06日 04:52

大規模イベントに潜む食の危険とは:巡礼・祭り・スポーツ大会における食品安全のいま 研究論文OpenAlexフランス

大規模イベントに潜む食の危険とは:巡礼・祭り・スポーツ大会における食品安全のいま

お祭りやスポーツの祭典、宗教的な巡礼など、多くの人が一か所に集まる「マス・ギャザリング(大規模集会)」では、普段とは違う形で食のリスクが高まることが知られています。会場周辺には仮設の屋台や簡易的な調理設備が並び、限られた水や衛生設備を大勢の人が共有します。こうした環境が、食べ物や水を介した感染症の広…

公開日: 2026年09月06日 04:50

食事パターンと腸内細菌のタイプ、組み合わせで見るとフレイルの差が9倍に――京丹後の高齢者研究 研究論文OpenAlex

食事パターンと腸内細菌のタイプ、組み合わせで見るとフレイルの差が9倍に――京丹後の高齢者研究

高齢期の心身の衰え「フレイル」には、食事の内容と腸内細菌の状態がそれぞれ関わることがこれまでの研究で示されてきました。しかし、この二つを同時に調べ、食事と腸内細菌がどのように絡み合ってフレイルに関係しているのかを検討した研究は、アジアの集団では十分に行われていませんでした。今回、京都府北部の長寿地域…

公開日: 2026年09月06日 04:49

捨てられるアボカドの種、乾燥方法を変えると消化のよい粉になる? 研究論文OpenAlexエチオピア

捨てられるアボカドの種、乾燥方法を変えると消化のよい粉になる?

アボカドを食べたあとに残る大きな種は、多くの場合そのまま廃棄されています。しかしこの種には、たんぱく質やでんぷんといった栄養成分が相当量含まれていることが知られています。ハラマヤ大学(エチオピア)のDesta Dugassa Fufa氏と、オロミア農業研究機構のShure Soboka氏は、この廃棄…

公開日: 2026年09月06日 04:47

お茶のポリフェノールと肥満対策——加工法で変わる成分と、わかっていること・まだの部分 研究論文OpenAlex中国

お茶のポリフェノールと肥満対策——加工法で変わる成分と、わかっていること・まだの部分

緑茶や烏龍茶、紅茶、プーアル茶などの「茶」は、すべて同じ植物(チャノキ、学名Camellia sinensis)の葉から作られますが、加工方法の違いによって含まれる成分が大きく変わります。今回紹介する総説論文は、こうした加工の違いに注目しながら、茶に含まれる様々な成分が体重や脂肪代謝にどう関わりうる…

公開日: 2026年09月06日 04:46

インドの水産物輸出、この20年をデータで振り返る 市場の移り変わりと今後の見通しを分析した研究 研究論文OpenAlexインド

インドの水産物輸出、この20年をデータで振り返る 市場の移り変わりと今後の見通しを分析した研究

エビや魚の冷凍品など、日本の食卓にもなじみ深い水産物は世界中で活発に取引されています。なかでもインドは世界有数の水産物輸出国であり、外貨獲得や雇用、沿岸地域の生活を支える重要な産業となっています。ただし、どの商品がどの国にどれだけ売れているか、その関係がどう変化してきたかを長期的にたどった分析は簡単…

公開日: 2026年09月06日 04:44

酸化エチレン燻蒸食品の直接的証拠となる化学修飾栄養成分の同定――研究資料から確認できる内容 研究論文J-STAGE

酸化エチレン燻蒸食品の直接的証拠となる化学修飾栄養成分の同定――研究資料から確認できる内容

このページでは、研究資料から確認できる内容だけを項目別に整理しています。

公開日: 2026年09月05日 20:36

TYLCVに強いトマト交配種は栄養面でも優れているか — コスタリカの育種研究から 研究論文OpenAlexコスタリカ

TYLCVに強いトマト交配種は栄養面でも優れているか — コスタリカの育種研究から

トマトはウイルス病に弱く、なかでもトマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)は世界各地の栽培現場で収量に大きな被害をもたらす病害として知られています。病気への強さを優先して品種改良を進めると、味や栄養面がおろそかになるのではないかという懸念が生まれることもあります。コスタリカ大学の研究チームは、青枯病への…

公開日: 2026年09月05日 20:34

遠くの国ほど高く売れるチーズ、その常識は「食文化の近さ」で変わる――イタリア産チーズ輸出の実証研究 研究論文OpenAlexドイツ

遠くの国ほど高く売れるチーズ、その常識は「食文化の近さ」で変わる――イタリア産チーズ輸出の実証研究

貿易の世界には昔からよく知られた現象がある。同じ企業が同じ商品を輸出していても、輸送先が遠い国になるほど、輸送費や保険料を差し引いた本体価格(FOB価格)自体が高くなる傾向があるというものだ。運賃が上乗せされるからではなく、価格そのものが遠方向けに引き上げられているという点がポイントで、これまでは品…

公開日: 2026年09月05日 20:32