研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
食事パターンとNAFLD(非アルコール性脂肪肝疾患)の関係とは:バングラデシュでの症例対照研究
非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)は、お酒をあまり飲まない人でも肝臓に脂肪がたまってしまう状態で、近年世界的に注目されている健康課題です。食事が発症に関わることは知られてきましたが、バングラデシュの成人においてどのような食事パターンがNAFLDと関連しているのかについては、これまで十分な研究があ…
公開日: 2026年07月08日 01:26
食品添加物はなぜ『禁止』になるのか?―二酸化チタンと臭素化植物油をめぐる規制の違いを読み解くレビュー論文
コンビニのお菓子や加工食品のパッケージ裏に並ぶ、聞き慣れないカタカナの成分名。食品添加物は、食品の安全性を保ったり、色や食感を整えたり、栄養面を補ったりする目的で、世界中の加工食品に幅広く使われています。各国の規制当局はこれらの物質を厳しく管理しており、市場に出る前には安全性の詳細な評価が求められま…
公開日: 2026年07月08日 01:26
健康的な生活習慣と冠動脈疾患リスク、その関連は体重によって違う?中国の追跡調査から
禁煙、節度ある飲酒、適度な運動、バランスの良い食事――こうした「健康的な生活習慣」は心臓病のリスクを下げると広く言われています。しかし、その効果は体重が標準の人と肥満の人とで同じように現れるのでしょうか。今回紹介するのは、中国の成人8,787人を対象に、生活習慣と冠動脈疾患(CAD、心臓を養う血管が…
公開日: 2026年07月08日 01:25
大豆食品の種類によって血中脂質との関連が異なる可能性、韓国の大規模調査で報告
豆腐や豆乳、味噌のような発酵大豆食品は、健康的な食生活の代表格として語られることが多い食品です。しかし「大豆食品」とひとくくりにしても、豆腐・豆乳・納豆や味噌のような発酵食品では加工方法が大きく異なり、体への影響も同じとは限りません。今回紹介する研究は、韓国の大規模な健康調査データを使って、大豆食品…
公開日: 2026年07月07日 17:27
ヤギ乳の職人技チーズ、有機酸を精密に測る新しい分析法とは
チーズの味や品質は、熟成の過程で生まれるさまざまな有機酸によって左右されると考えられています。乳酸や酢酸といった有機酸は、発酵や熟成の進み具合を示す指標になり得るため、これらを正確に測定する技術は、チーズの品質管理や研究にとって重要な意味を持ちます。今回紹介する論文は、ブラジルの職人技(伝統的な手法…
公開日: 2026年07月07日 17:25
妊娠中に鉄不足が進みやすい?ノルウェーの母子を追った縦断研究
妊娠中や産後は、母体や赤ちゃんの発育にとって鉄分の状態がとても重要だと言われています。鉄が不足すると、妊婦さん自身だけでなく、おなかの中で育つ胎児や生まれてくる子どもの健康にも影響が及ぶ可能性があるためです。しかし、こうした鉄の状態がどのように変化していくのかについて、ノルウェーではこれまでデータが…
公開日: 2026年07月06日 19:23
加齢による腸内細菌の乱れと『腸-脳軸』 認知機能とプロバイオティクスの関係を探る総説
年を重ねると、体だけでなく「お腹の中の細菌たち」も変化していくことをご存じでしょうか。近年、腸内に棲む細菌の集まり(腸内細菌叢)が、脳の働きと密接に関わっているという考え方が注目されています。今回紹介する総説論文は、加齢に伴う腸内細菌叢の変化と、脳の働き、とくに認知機能との関係について、これまでの研…
公開日: 2026年07月06日 18:27
やせている女性は食事の質が違う? 日本人女性2977人を対象にした横断研究
「やせている人は栄養バランスの良い食事をしているのだろうか、それとも偏った食生活の結果なのだろうか」——そんな素朴な疑問を持ったことがある人は少なくないでしょう。やせ(低体重)は見た目の問題だけでなく、骨粗鬆症や2型糖尿病、さらに妊娠した場合には低出生体重児のリスクを高める可能性がある健康課題として…
公開日: 2026年07月06日 18:27
米粥は炊飯米より血糖値を上げやすい?若年健常者を対象にした比較研究
お粥は消化にやさしい食べ物というイメージがあり、飲み込む力が弱くなった方向けの「嚥下調整食」として広く使われています。しかし、同じ量のごはんをお粥にした場合と普通に炊いた場合とで、食後の血糖値の上がり方に違いがあるのかどうかは、これまで十分にわかっていませんでした。今回紹介する研究は、この素朴だけれ…
公開日: 2026年07月06日 18:26
植物油の搾りかすは「ミネラルの宝庫」? 副産物の元素組成を分析した研究
菜種油やアマニ油などを搾ったあとに残る「かす」や「殻」は、これまで多くが廃棄されてきました。しかし近年、食品廃棄物を減らし、原材料を無駄なく使い切ろうという動きが世界的に広がっています。今回紹介する研究は、植物油産業から出るこうした副産物に、どのようなミネラル(元素)が含まれているのかを詳しく調べた…
公開日: 2026年07月06日 18:25
イソフラボンを含む食事がマウスの乳がん免疫療法の効果を妨げる可能性、米国の研究チームが報告
近年、がん治療の分野で注目されている『免疫チェックポイント阻害療法』は、体本来の免疫の力を利用してがん細胞を攻撃する治療法です。その効果には腸内細菌のバランスが関わっているのではないか、という研究が近年数多く報告されています。特に、野菜や穀物などに含まれる『発酵性食物繊維』(腸内細菌のエサになりやす…
公開日: 2026年07月06日 16:25
ガンマ線照射で白エビの安全性と品質は保てるか?冷蔵20日間の変化を調べた研究
エビは世界中で広く食べられている人気の高い水産物ですが、傷みやすく、水揚げ後の取り扱いや加工の過程で品質が劣化しやすいという課題があります。新鮮で安全な状態を長く保つ方法として、食品への放射線照射という技術が知られていますが、実際にどの程度の効果があり、味や食感にどう影響するのかは気になるところです…
公開日: 2026年07月06日 10:25