研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

高排出者の腸内細菌に着目、マイクロプラスチックの体外排出を助ける可能性を持つ乳酸菌が報告される 研究論文OpenAlex中国

高排出者の腸内細菌に着目、マイクロプラスチックの体外排出を助ける可能性を持つ乳酸菌が報告される

私たちが日々口にする食品には、目に見えないほど微小なプラスチック粒子「マイクロプラスチック」が含まれていることがあるとされ、その安全性への関心が高まっています。マイクロプラスチックは体内に取り込まれたあと、どのように排出されるのか、あるいはどうすれば効率よく体外に排出できるのかについては、これまで十…

公開日: 2026年08月07日 01:32

竹繊維は消化されにくいのに腸内細菌を活性化する? 消化と発酵を調べた研究 研究論文OpenAlexフランス

竹繊維は消化されにくいのに腸内細菌を活性化する? 消化と発酵を調べた研究

近年、食品にはさまざまな「食物繊維」が使われるようになっています。野菜や穀物由来のものだけでなく、竹の繊維も持続可能な食品原料として注目され、食品への配合が広がりつつあります。しかし、竹繊維が実際に人の消化管でどのように扱われ、腸内細菌にどう働きかけるのかは、これまで十分に調べられていませんでした。…

公開日: 2026年08月07日 01:31

大豆油と菜種油、加工でどう変わる?マルチオミクスで見えた化学成分の変化 研究論文OpenAlex中国

大豆油と菜種油、加工でどう変わる?マルチオミクスで見えた化学成分の変化

スーパーで見かける大豆油や菜種油は、原料の搾油から精製までいくつもの工程を経て私たちの食卓に届きます。この加工の過程で、油の中の化学成分がどのように変化しているのか、実は詳しくはわかっていませんでした。今回紹介する研究は、大豆油(SO)と菜種油(RO)を対象に、最新の分析技術を駆使してこの疑問に迫っ…

公開日: 2026年08月07日 01:31

庭で育つワレモコウ属、食物繊維とポリフェノールが豊富な葉野菜として注目 研究論文OpenAlexポーランド

庭で育つワレモコウ属、食物繊維とポリフェノールが豊富な葉野菜として注目

ワレモコウ属(Sanguisorba属)は、庭先や野原でよく見かける多年草の仲間です。花壇を彩る観賞用植物として親しまれてきましたが、実は昔から一部の地域で食用や薬用にも利用されてきた植物でもあります。今回、学術誌「モレキュルズ」に、庭で栽培されたワレモコウ属の栄養成分とポリフェノール(植物由来の機…

公開日: 2026年08月07日 01:29

残余リスクにどう挑むか——オメガ3脂肪酸と心血管予防をめぐる最新レビュー 研究論文OpenAlexイタリア

残余リスクにどう挑むか——オメガ3脂肪酸と心血管予防をめぐる最新レビュー

魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸、特にEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)は、心血管の健康に関わる成分として長年注目されてきました。抗炎症作用や細胞膜の機能調整、遺伝子発現への関与など、体内でさまざまな働きをすることが知られています。しかし「体に良さそうだ」という理屈と、実際の…

公開日: 2026年08月07日 01:27

カキ養殖業で働く女性たち—米国北東部の現場から見えてきた課題 研究論文DOAJアメリカ

カキ養殖業で働く女性たち—米国北東部の現場から見えてきた課題

牡蠣(カキ)養殖と聞くと、多くの人は海の上での力仕事を思い浮かべるかもしれません。実はこの分野には近年、女性の生産者が増えており、業界に多様な視点や新しいアイデアをもたらしていると考えられています。しかし、そこで実際にどのような人たちが働き、どんな課題に直面しているのかについては、これまで基礎的なデ…

公開日: 2026年08月06日 22:27

白インゲン豆とコーンスターチで作る植物性ソーセージ、最適な配合とは 研究論文DOAJパキスタン

白インゲン豆とコーンスターチで作る植物性ソーセージ、最適な配合とは

近年、環境や健康への関心の高まりから、肉を使わない「代替肉」への注目が集まっています。豆類を使った肉代替品(ミートアナログ)は、環境負荷が少なく健康的な選択肢とされていますが、本物のソーセージのような食感や風味を再現するのは簡単ではありません。今回紹介する研究では、白インゲン豆(Phaseolus …

公開日: 2026年08月06日 10:26

オヒルギ(マングローブ植物)の葉粉末を練り込んだ乾麺は栄養価と抗酸化力を高められるか 研究論文DOAJインドネシア

オヒルギ(マングローブ植物)の葉粉末を練り込んだ乾麺は栄養価と抗酸化力を高められるか

インスタント麺や乾麺はアジアを中心に広く親しまれている食品ですが、一般的に食物繊維や抗酸化成分が少ないという課題があります。健康志向の高まりとともに、麺のような日常的な主食に機能性を持たせようとする研究が世界各地で進められています。今回紹介するのは、マングローブ植物の一種であるオヒルギ(Acanth…

公開日: 2026年08月06日 09:26

がん手術後の傷の治りに、食べ物のアレルギー反応が関わる?免疫の変化を読み解く総説論文 研究論文OpenAlex中国

がん手術後の傷の治りに、食べ物のアレルギー反応が関わる?免疫の変化を読み解く総説論文

大きな手術のあと、傷がきちんと治るかどうかは、患者さんの回復を大きく左右します。特にがん(悪性腫瘍)の手術では、体力の消耗や治療の影響もあり、傷の治り方はとても重要な問題です。今回紹介する総説論文は、この「術後の傷の治り」に、実は食べ物に対する体の反応、つまり食物アレルゲンへの免疫の変化が関わってい…

公開日: 2026年08月06日 02:26

サプリメント広告は消費者にどう受け止められているのか——ポーランドでの意識調査 研究論文OpenAlexポーランド

サプリメント広告は消費者にどう受け止められているのか——ポーランドでの意識調査

「このサプリメントで健康問題が解消される」——そんな印象を与える広告を目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。健康食品やサプリメントの市場は世界的に拡大を続けていますが、その広告表現がしばしば誇張されたり、医薬品のような治療効果を暗示したりすることが指摘されています。今回紹介する研究は、消費…

公開日: 2026年08月06日 00:36

ベニバナ種子のアルカリ前処理で搾油効率アップ?条件を数理的に最適化した研究 研究論文OpenAlexカザフスタン

ベニバナ種子のアルカリ前処理で搾油効率アップ?条件を数理的に最適化した研究

サラダ油やヘルシーオイルの原料として知られるベニバナ(紅花)の種子。実はこの種、殻が硬く密なつくりをしているため、そのまま圧搾しても油をしっかり搾り出すのが難しいという課題があります。伝統的な搾油方法では効率が上がりにくく、油を搾る前に種子をどう「下ごしらえ」するかが、生産全体の効率を左右する重要な…

公開日: 2026年08月06日 00:36

オーストラリアはなぜ水産物大国なのに輸入に頼るのか——輸入が生産国に及ぼす影響を考える 研究論文OpenAlexオーストラリア

オーストラリアはなぜ水産物大国なのに輸入に頼るのか——輸入が生産国に及ぼす影響を考える

世界的に水産物の消費量はこの60年ほどで大きく増え、現在では人が摂取するタンパク質の約20%を魚介類が占めているとされています。海に囲まれ、広大な漁業水域と発達した養殖業を持つ国というと、水産物を自給自足できていそうなイメージがあります。ところが今回紹介する論文では、そうしたイメージとは裏腹な「パラ…

公開日: 2026年08月06日 00:35