研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

牛乳中のサルモネラ菌を40分以内で検出、光熱ナノ材料とCRISPR技術を組み合わせた新手法 研究論文OpenAlex中国

牛乳中のサルモネラ菌を40分以内で検出、光熱ナノ材料とCRISPR技術を組み合わせた新手法

牛乳などの乳製品は、加工や流通の過程でサルモネラ菌の一種であるネズミチフス菌(Salmonella Typhimurium)に汚染されることがあり、食品衛生の現場ではこの菌をいかに早く正確に見つけるかが課題となってきました。従来の検査法は、菌を培養して増やしてから調べる方法が主流で、結果が出るまでに…

公開日: 2026年09月10日 09:08

輸入頼みの海苔に代わる素材はあるか、水生シダ『デンジソウ』で試作した人工海苔の研究 研究論文OpenAlexインドネシア

輸入頼みの海苔に代わる素材はあるか、水生シダ『デンジソウ』で試作した人工海苔の研究

海苔は寿司や軽食に欠かせない食材だが、インドネシアでは国内生産が需要を満たせず、年間321トンもの海苔を輸入に頼っているという。この状況を受けて、輸入代替となりうる原料を探す研究が進められている。今回紹介するのは、東ジャワに自生する水生シダ植物デンジソウ(Marsilea crenata)の葉を使い…

公開日: 2026年09月10日 09:06

軽度認知障害・アルツハイマー病と腸内細菌叢の関係を探る研究 研究論文Europe PMCドミニカ共和国

軽度認知障害・アルツハイマー病と腸内細菌叢の関係を探る研究

近年、腸内に住むたくさんの細菌(腸内細菌叢)が、消化だけでなく脳の働きにも関わっているのではないかという「腸脳相関」の考え方が注目されています。アルツハイマー病や、その前段階とされる軽度認知障害(MCI)についても、腸内細菌の構成に何らかの特徴があるのではないかと考えられてきました。しかし、こうした…

公開日: 2026年09月10日 09:04

微細藻類の強すぎる『旨味』を抑える食品成分ラクチゾール、食べやすさ改善のカギに 研究論文OpenAlex中国

微細藻類の強すぎる『旨味』を抑える食品成分ラクチゾール、食べやすさ改善のカギに

スピルリナやクロレラといった微細藻類は、たんぱく質や栄養価の高さから食品原料として注目されています。しかし実際に食べてみると、独特の強い旨味や風味が気になり、そのまま口にするのは難しいと感じる人も少なくありません。この研究は、そうした微細藻類が持つ『強すぎる旨味』を、味覚に作用する物質でうまく抑えら…

公開日: 2026年09月10日 09:03

抑うつ症状がFGF21のはたらきに影響?高齢者の糖摂取をめぐる文京ヘルススタディの報告 研究論文OpenAlex

抑うつ症状がFGF21のはたらきに影響?高齢者の糖摂取をめぐる文京ヘルススタディの報告

甘いものを食べたい気持ちは、体の中のホルモンによってある程度コントロールされていると考えられています。その候補の一つがFGF21(線維芽細胞増殖因子21)というホルモンで、糖の摂取と関係することが知られています。ただし、こうしたホルモンの働きが誰にでも同じように現れるとは限りません。今回紹介する研究…

公開日: 2026年09月10日 09:02

高齢者の『孤食』が食生活を変える――スペイン農村部の高齢者調査から見えた多様な実態 研究論文OpenAlexスペイン

高齢者の『孤食』が食生活を変える――スペイン農村部の高齢者調査から見えた多様な実態

一人暮らしの高齢者が増えるなかで、『孤独』と『食事』の関係はどのように結びついているのでしょうか。孤独というと食欲の低下や栄養不足といった衰えのイメージで語られがちですが、実際の暮らしの中ではもっと多様で複雑な形をとっているのかもしれません。今回紹介するのは、スペインの農村部・準都市部に暮らす65歳…

公開日: 2026年09月10日 09:01

昆虫タンパク質で肉もどき食品の食感と栄養は変わるのか——高水分押出成形による研究 研究論文OpenAlex韓国

昆虫タンパク質で肉もどき食品の食感と栄養は変わるのか——高水分押出成形による研究

大豆やグルテンを原料とする植物肉は、肉の繊維質な食感を再現するために「高水分押出成形」という加工技術を使って作られています。今回紹介する研究では、この植物肉の原料に、脂肪分を除いた食用昆虫由来のタンパク質を加えることで、栄養価や食感の構造がどう変わるかを調べています。使われた昆虫は、ミールワーム(T…

公開日: 2026年09月10日 08:59

マイクロ波で下処理して太陽光で乾かす――ジャガイモスライス乾燥の新しい工夫を検証した研究 研究論文OpenAlexエチオピア

マイクロ波で下処理して太陽光で乾かす――ジャガイモスライス乾燥の新しい工夫を検証した研究

ジャガイモを長く保存できる形に加工する方法のひとつに、薄切りにして乾燥させ粉末などにする手法があります。天日や太陽光を利用した乾燥は電気代がかからず導入しやすい一方、時間がかかるうえに色や栄養が損なわれやすいという弱点も指摘されてきました。今回、エチオピアのバヒルダール大学に所属する研究者らが、マイ…

公開日: 2026年09月10日 08:58

野菜の農薬残留と腸内細菌叢、消化器の健康との関係を整理した研究 研究論文OpenAlex中国

野菜の農薬残留と腸内細菌叢、消化器の健康との関係を整理した研究

キャベツやほうれん草など野菜には、栽培過程で使われた農薬がごく微量残留することがあります。こうした農薬残留が腸内細菌叢(腸内フローラ)に影響を与え、それが消化器の不調や炎症性腸疾患(IBD)とどうつながるのか、これまで人を対象にした研究がどこまで明らかにしてきたのかを整理したレビュー論文が、コンプリ…

公開日: 2026年09月10日 08:57

昆虫食に含まれる化学汚染物質、現状データをまとめたスコーピングレビュー 研究論文Europe PMCポルトガル

昆虫食に含まれる化学汚染物質、現状データをまとめたスコーピングレビュー

近年、環境負荷の少ないたんぱく源として昆虫食(エントモファジー)への関心が世界的に高まっています。しかしその一方で、昆虫が育つ環境や飼料、加工方法によっては、カドミウムや鉛といった重金属、あるいは加熱調理によって生じる化学物質が食品中に残ることも考えられます。今回紹介する研究は、こうした昆虫食に関す…

公開日: 2026年09月10日 08:56

乾燥食品にひそむ微生物リスクをどう見極めるか——即食食品向けリスク評価の枠組みを考える研究 研究論文Europe PMCオランダ

乾燥食品にひそむ微生物リスクをどう見極めるか——即食食品向けリスク評価の枠組みを考える研究

ドライフルーツや乾燥野菜、乾燥ハーブ・スパイスは、そのまま食べたり料理の仕上げに使ったりする即食(RTE)食品の材料として広く使われています。こうした乾燥原料は水分が少ないため保存性が高いイメージがありますが、実は微生物学的な汚染がまったく起きないわけではありません。乾燥という工程そのものが病原菌を…

公開日: 2026年09月10日 08:53

魚の加工方法で栄養と味はどう変わる? ティラピア近縁種を油揚げ・燻製・オーブン乾燥で比較した研究 研究論文OpenAlexナイジェリア

魚の加工方法で栄養と味はどう変わる? ティラピア近縁種を油揚げ・燻製・オーブン乾燥で比較した研究

魚は傷みやすい食品のひとつで、世界各地で油で揚げたり、煙でいぶしたり、乾燥させたりといった加工が古くから行われてきています。こうした加工は保存性を高める一方で、栄養価や食べたときの風味・食感にも影響を与えると考えられます。今回紹介する研究は、ナイジェリア産の淡水魚Coptodon guineensi…

公開日: 2026年09月10日 08:52