研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
非糖尿病の成人を対象に「CHG指数」と脂肪肝リスクの関連を調べた研究
健康診断で「肝機能」や「脂質」の数値を見て、コレステロールや血糖、肝臓の状態がどう関係しているのか気になったことはないでしょうか。近年、コレステロール・HDL(善玉コレステロール)・血糖値を組み合わせた「CHG指数」という新しい指標が、糖代謝や脂質代謝の乱れを反映する可能性がある指標として注目されて…
公開日: 2026年07月24日 02:27
アイスランドコンブ由来のバイオ肥料、エアロポニック栽培のインゲンマメにどう働く?
近年、農業の現場では化学肥料に頼りすぎない栽培方法への関心が高まっています。その一つが、海藻を原料とした「バイオ肥料」の活用です。今回紹介する研究は、アスコフィルム・ノドサム(Ascophyllum nodosum)という海藻由来のバイオ肥料を、インゲンマメ(Phaseolus vulgaris L…
公開日: 2026年07月23日 16:29
乳酸菌の種類と保存温度が桑の実発酵ジュースの品質にどう影響するか調べた研究
桑の実(マルベリー)は鮮やかな色合いとポリフェノール類を含むことで知られる果実ですが、近年は乳酸菌で発酵させたジュースへの関心も高まっています。発酵食品は保存性や風味、機能性が変化することが知られていますが、どの乳酸菌を使うか、どの温度で保存するかによって、その中身がどう変わるのかは意外と詳しく調べ…
公開日: 2026年07月23日 15:34
チョウザメの皮から高効率でコラーゲンペプチドを取り出す新手法とは
チョウザメと聞くとキャビアを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、その加工過程では皮も大量に副産物として出ます。チョウザメの皮にはコラーゲンが豊富に含まれていることが知られており、これを有効活用できれば、水産加工の廃棄物削減と、コラーゲンペプチドという素材の生産を同時に実現できる可能性があります。今…
公開日: 2026年07月23日 15:33
低塩マグロ魚醤の風味はどう生まれる? 2種の菌を組み合わせた発酵をマルチオミクスで解析
魚醤は魚を塩とともに長期間発酵させてつくる調味料で、独特のうま味と香りが特徴です。ただし伝統的な魚醤づくりには高い塩分濃度が必要で、発酵に時間もかかることが知られています。近年は塩分を抑えつつ発酵を助ける微生物を活用することで、風味づくりの過程をコントロールしようとする研究が進められています。今回紹…
公開日: 2026年07月23日 15:32
梅の花のような香りはどこから? 中国茶「九曲紅梅」の香気を微生物と成分の両面から探る研究
紅茶の中には、花や果物を思わせる独特の香りを持つものがあります。中国茶の一種「九曲紅梅(きゅうきょくこうばい)」もそのひとつで、梅の花のような香り(梅花香)が特徴とされています。しかし、この香りの強さや質は原料や製造工程によってばらつきがあり、なぜ良い香りの茶とそうでない茶が生まれるのか、その化学的…
公開日: 2026年07月23日 15:29
発酵黒豆(淡豆豉)から多糖類を効率よく取り出す新しい抽出法、抗酸化・糖分解酵素阻害作用を確認
豆を発酵させて作る「淡豆豉(たんとうし)」は、中国などで古くから利用されてきた発酵黒豆の加工品です。発酵食品にはさまざまな機能性成分が含まれることが知られていますが、その中でも「多糖類」と呼ばれる糖の集合体は、抗酸化作用や血糖にかかわる働きなど、健康との関連が研究されている成分の一つです。今回紹介す…
公開日: 2026年07月23日 14:41
ヤマモモの香りはどう変わる?ジュースから発酵・蒸留までの成分変化を調べた研究
ヤマモモ(Chinese bayberry, Morella rubra)は独特の芳香を持つ果物で、収穫後の日持ちが短いことでも知られています。その果汁は個性的な香りが評価されており、特徴のあるお酒(果実酒)づくりにも向いていると考えられています。品種の違いや加工の工程によって香りは大きく変わるとさ…
公開日: 2026年07月23日 14:40
ポメロの皮とお茶ポリフェノール、意外な組み合わせで安定性アップを目指す研究
お茶に含まれるポリフェノールは健康関連の研究でよく話題になる成分ですが、実は光や熱、消化の過程で分解されやすく、食品や飲料に加工する際の弱点になっています。今回紹介する研究では、この茶ポリフェノール(TP)を守るための「入れ物」を、意外な材料から作る試みが報告されています。使われたのは、私たちが普段…
公開日: 2026年07月23日 14:40
冷蔵ティラピアの風味はどう変わる? 低温プラズマ処理とガス組成の関係を調べた研究
魚は栄養価が高く人気の食材ですが、冷蔵保存中に風味が急速に劣化してしまうことが知られています。その主な原因は、脂質の酸化や微生物の増殖です。近年、食品の殺菌・保存技術として注目されている「低温プラズマ(cold plasma)」処理ですが、処理に使うガスの組成によって、魚の風味成分がどのように変化す…
公開日: 2026年07月23日 14:38
桑の実ワイン、果肉ごと発酵させると風味と抗酸化成分の保持が変わる?――原料処理の違いを比較した研究
桑の実(マルベリー)は鮮やかな色と独特の風味を持つ果実で、ワインなどの発酵飲料の原料としても利用されています。果実酒を造る際には、果肉ごと発酵させる方法と、果汁だけを搾って発酵させる方法があり、その違いが最終的な品質にどう影響するのかは、意外と詳しく調べられてきませんでした。今回紹介する研究では、桑…
公開日: 2026年07月23日 14:37
香り成分テトラメチルピラジンをカボチャ種子タンパク質で包む?結合の仕組みを探る研究
お酒や発酵食品の香りづけに使われる「テトラメチルピラジン(TTMP)」という香気成分をご存じでしょうか。醤油や酒などの発酵食品に含まれる香り成分で、生理活性を持つことでも知られています。ただし揮発しやすく、体内や食品中での持続時間も短いため、そのままでは使いにくいという課題があります。そこで研究者た…
公開日: 2026年07月23日 14:35