研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
過体重・肥満の女性、平日と休日の睡眠のずれは食事量に影響するか
平日は仕事や学校のために早起きし、休日は寝だめをする——こうした生活リズムのずれは「ソーシャルジェットラグ」と呼ばれ、体内時計と社会的なスケジュールとの不一致を指します。近年、この睡眠パターンの乱れが体重増加や食行動と関係するのではないかという関心が広がっています。今回紹介するインドネシアの研究は、…
公開日: 2026年09月10日 09:22
妊娠中の牛乳摂取量と赤ちゃんの出生時の大きさ、関連はある?——日本の大規模調査から
妊娠中の食事は、生まれてくる赤ちゃんの体格に影響するのではないかと、多くの妊婦や家族が気にするテーマです。中でも牛乳は日常的に飲まれる食品でありながら、妊娠中の摂取量が出生時の体格とどう関係するのかは、これまで十分に整理されていませんでした。今回紹介する研究は、日本の大規模な出生コホート調査のデータ…
公開日: 2026年09月10日 09:21
キンカンを乾燥させるとき、下処理や乾燥方法の違いは栄養成分にどう影響するか
キンカンは皮ごと食べられる柑橘として知られ、ビタミンCやポリフェノールなどの成分を含む果実です。生のままでは日持ちが短いため、乾燥させて保存性を高める加工が行われますが、乾燥の過程でこうした機能性成分がどの程度残るのかは、選ぶ方法によって差が出ると考えられます。今回紹介する研究は、キンカンをスライス…
公開日: 2026年09月10日 09:20
コーヒーの発酵度合いは『光り方』でわかるか? 蛍光分光法による非破壊モニタリングの可能性と限界
コーヒー豆は収穫後、果肉を取り除く過程で発酵という工程を経ることが多く、この発酵の進み具合が風味に影響すると考えられています。発酵段階を客観的に把握できれば品質管理に役立ちますが、従来は化学分析など手間のかかる方法に頼らざるを得ませんでした。今回紹介する研究は、光を当てて豆の状態を読み取る蛍光分光法…
公開日: 2026年09月10日 09:19
アサイーの種の抽出物、脂肪肝ラットの肝臓ミトコンドリア機能を改善と報告──運動との併用効果も検証
アサイーといえば果肉を使ったボウルなどが知られていますが、果実の大部分を占める「種」は通常廃棄される部位です。ブラジル・リオデジャネイロ州立大学の研究グループは、このアサイー種子(Euterpe oleracea Mart.)から得られるポリフェノールを豊富に含む抽出物(ASE)に着目し、高脂肪食に…
公開日: 2026年09月10日 09:17
安静時のエネルギー消費量、計算式で推定すると実測値とどれくらいずれる? 日本人36人での検証
ダイエットや栄養管理の指導現場では、何もしていない状態で体が消費するエネルギー量、いわゆる安静時エネルギー消費量(REE)を知ることが出発点になります。ただしREEを正確に測るには専用の間接熱量計という機器が必要で、誰もが使えるわけではありません。そこで広く使われているのが、身長・体重・年齢・性別な…
公開日: 2026年09月10日 09:16
食品中のカビ毒『パツリン』を安価な金電極で検出できるか——市販センサーの可能性と限界を検証
リンゴジュースやリンゴピューレなどのリンゴ加工品には、まれに「パツリン」と呼ばれるカビ由来の毒素が含まれることがあります。パツリンは特定のカビが産生する物質で、食品の安全性を確保するためには継続的な監視が欠かせません。こうした毒素の検出には従来、高性能な分析機器を使う方法が使われてきましたが、もっと…
公開日: 2026年09月10日 09:15
オリーブオイルの搾りかす「オリーブポマース」、フェノール化合物の宝庫として見直す研究
オリーブオイルを作る過程では、実は搾った後に大量の副産物が残ります。オリーブポマース(OP)と呼ばれるこの搾りかすは、これまで主に廃棄物として扱われてきましたが、近年は資源として活用しようとする研究が進んでいます。スペイン・レイ・フアン・カルロス大学(Universidad Rey Juan Car…
公開日: 2026年09月10日 09:14
肥満とビタミンD受容体の遺伝子多型、大学生のビタミンD不足に関係か
ビタミンDは骨の健康だけでなく、体内のさまざまな働きに関わるとされる栄養素です。日光を浴びることで皮膚で作られる一方、不足している人が多いことも知られています。今回紹介するのは、大学生を対象にビタミンD欠乏と体格、そしてビタミンDが働くために必要な受容体(VDR)の遺伝的な個人差との関連を調べた研究…
公開日: 2026年09月10日 09:13
乳製品とお腹の寄生原虫Blastocystisの関係を探る小規模パイロット研究
ヨーグルトやチーズなどの乳製品は、腸内環境に良い影響を与える食品としてしばしば話題になります。一方で、私たちの腸にはBlastocystis(ブラストシスチス)という単細胞の原虫が、健康な人にも高い頻度で住み着いていることが知られています。この原虫は下痢などの症状と関連づけられることもあれば、無症状…
公開日: 2026年09月10日 09:12
常温保存で果実はどう劣化する? テルンアサムの品質変化を数式で追う研究
東南アジアで食用にされるナス科の果実「テルンアサム(Terung Asam、学名 Solanum lasiocarpum Dunal.)」は、収穫後に常温で保存されると徐々に色や硬さが変わっていきます。こうした品質劣化は、どの食材にも起こる現象ですが、いつどれくらいのペースで進むのかを数値で予測でき…
公開日: 2026年09月10日 09:10
フコイダンが老齢マウスの腸内環境を整えるという報告
年齢を重ねると、腸の働きは少しずつ変化していくと考えられています。食べ物を消化・吸収する能力や、腸を守るバリア機能、そこに棲む腸内細菌のバランスなどが、若い頃とは異なる状態になっていくためです。こうした加齢に伴う腸内環境の変化に、食品由来の成分がどこまで働きかけられるのかを調べた研究が、エヌピージェ…
公開日: 2026年09月10日 09:09