研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
腐敗菌をどう抑える?フェニル乳酸の抗菌メカニズムを探る研究
魚介類は栄養価が高く人気の食材ですが、鮮度が落ちやすく、流通・保存の過程で腐敗が進みやすいことが課題とされています。この腐敗に関わる代表的な微生物のひとつが「シューワネラ・プトレファシエンス」という細菌です。水産物の変質を防ぐには、こうした腐敗菌の増殖をいかに抑えるかが重要な戦略の一つとされています…
公開日: 2026年07月02日 00:25
ムラサキイガイ由来ペプチドと鉄の複合体、鉄欠乏性貧血マウスでの効果を検証した研究
貧血の中でも特に多いとされるのが「鉄欠乏性貧血」です。鉄はヘモグロビンの材料となるだけでなく、免疫system機能にも関わる重要な微量元素とされています。鉄不足を補う方法としては硫酸第一鉄などの鉄サプリメントが広く使われてきましたが、近年は食品由来のペプチド(タンパク質が分解されてできる小さな断片)…
公開日: 2026年07月02日 00:24
難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)の作り方と健康との関わりを整理したレビュー論文を紹介
ごはんやパンなどに含まれる「でんぷん」は、体内で消化されてエネルギー源になるのが一般的なイメージです。しかし、でんぷんの中には小腸で消化されずに大腸まで届く「難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)」と呼ばれるタイプが存在することが知られています。今回紹介するのは、この難消化性でんぷんについて、これ…
公開日: 2026年07月01日 23:33
梨は生食だけじゃない?加工品も含めた「体にいいかもしれない成分」を整理したレビュー論文
秋になると店先に並ぶ梨。みずみずしくて甘い果物として親しまれていますが、実は人類が古くから栽培してきた果樹のひとつでもあります。生のまま食べるだけでなく、乾燥スライスや缶詰、ワイン、ジュース、ペーストなど、さまざまな形に加工されてきました。さらに伝統中国医学(TCM)では、梨の果実やその加工品が発熱…
公開日: 2026年07月01日 23:32
紅藻カギケノリ由来の多糖ATP-1、マクロファージの免疫応答を活性化か 構造解析と作用経路を報告
海藻は昆布やわかめのように日常的に食べられているだけでなく、健康食品やサプリメントの原料としても注目されています。今回紹介する研究では、紅藻の一種であるカギケノリ(Asparagopsis taxiformis)が対象になりました。この海藻を粉末にした丸ごとのサプリメントには、動物の免疫応答を促進す…
公開日: 2026年07月01日 23:32
英国のビタミンD欠乏、判定基準は今のままでよいのか——専門家グループが見直しを提言
「ビタミンD不足」と聞くと、日照時間の少ない地域や特定の人だけの話だと思う方も多いかもしれません。しかし英国では今、ビタミンDの摂取量低下と深刻な欠乏の増加が指摘されており、その「欠乏」をどう定義するか自体が議論の的になっています。今回紹介するのは、英国の複数の専門分野からなる研究者グループ「ACT…
公開日: 2026年07月01日 23:29
2型糖尿病と食事療法:機能性食品・栄養補助食品は「みんなの健康」に役立つのか
納豆やヨーグルトのような発酵食品、全粒穀物、豆類。こうした「体に良さそう」な食品や、サプリメントの形で売られる栄養補助食品(ニュートラシューティカル)は、2型糖尿病の予防や管理に役立つ食事の選択肢として注目を集めています。しかし、こうした食品や補助食品は、本当にすべての人にとって役立つものなのでしょ…
公開日: 2026年07月01日 21:24
サハラ以南アフリカの薬剤耐性問題、鍵は「栄養」にあり? 伝統食と腸内環境をめぐる考察論文
抗菌薬(いわゆる抗生物質)が効かなくなる「薬剤耐性(AMR)」は、世界的に懸念が高まっている健康課題です。とくにサハラ以南アフリカ(SSA)ではその影響が大きいとされ、2021年には同地域でAMRに関連する死亡が約92万3000人、AMRが直接の原因と考えられる死亡が約20万9000人にのぼったと報…
公開日: 2026年07月01日 21:23
学校給食における食材の産地別の割合、輸送距離とフード・マイレージについて
このページは、J-STAGE掲載資料の書誌情報のみを案内しています。
公開日: 2026年07月01日 19:39
有機発酵乳製品と就学前児童の健康:モルドヴィア共和国での研究紹介
子どもの成長期のなかでも、幼稚園や保育園に通う就学前の時期は、体の代謝が活発で、将来の健康の土台がつくられる大切な段階だとされています。この時期の食生活はその後の発育や健康状態に深く関わると考えられており、なかでも「何を食べるか」は重要な要素の一つです。近年は超加工食品を多く食べる一方で、野菜や果物…
公開日: 2026年07月01日 15:25
パンヤの葉を乳酸菌で発酵させると何が変わる? Lactobacillus plantarumによる機能性研究
「パンヤ」という植物をご存じでしょうか。学名をCeiba pentandraというこの木は、繊維が豊富な果実で知られ、伝統医療や産業用途でも利用されてきましたが、その葉については十分に活用されてこなかった素材だとされています。今回、この葉を乳酸菌の一種であるLactobacillus plantar…
公開日: 2026年07月01日 15:24
ジンバブエの露天市場で売られる自然発酵乳、大腸菌や黄色ブドウ球菌が発酵後も生き残ると報告
発酵乳やヨーグルトのようなお乳を発酵させた食品は、世界各地で古くから親しまれてきました。乳酸菌のはたらきで酸味が生まれ、保存性が高まると考えられがちですが、実際にどの程度食中毒菌のリスクを抑えられているのかは、生産環境や衛生管理のあり方によって大きく変わります。とくに屋台や露天商といったインフォーマ…
公開日: 2026年07月01日 12:23