研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
ヴィーガンの若者は超加工食品から栄養を多く摂取?スウェーデンの横断研究より
「植物性食品を中心とした食生活」は、栄養に関する推奨の中でもよく耳にする考え方です。一方で、こうした食生活への関心の高まりとともに、牛乳や肉の代わりとなる植物性の「超加工食品(UPF)」も市場に増えてきました。UPFとは、加工の程度が高く、多くの成分や添加物を含む食品を指す分類の一つです。これまでの…
公開日: 2026年08月09日 20:29
腸内マイクロバイオータの知識はあるのに発酵食品はあまり食べない?大学生調査からみえたギャップ
腸内細菌叢(マイクロバイオータ)への関心は近年高まり、ヨーグルトやキムチ、納豆といった発酵食品が健康との関連で話題になることも増えました。では、マイクロバイオータについて詳しく知っている人ほど、実際に発酵食品をよく食べているのでしょうか。今回紹介する論文は、この『知識』と『行動』の関係を大学生を対象…
公開日: 2026年08月09日 20:27
海藻由来の乳化剤でヴィーガンケーキ作り? 紅藻の加水分解物を活用する研究
近年、フレキシタリアンやベジタリアン、ヴィーガンといった食生活を選ぶ人が増えています。加えて新型コロナウイルス流行後には卵の価格が高騰したこともあり、食品業界では卵の代わりに使える「代替乳化剤」への関心が高まっています。乳化剤とは、水と油のように本来混ざりにくいものを均一に混ぜ合わせる働きを持つ成分…
公開日: 2026年08月09日 19:29
「フードデザート」は一律に語れない?地域の実情に合わせた食料アクセス対策を考える研究
スーパーが遠く、新鮮な食料品を買いにくい地域は「フードデザート(食の砂漠)」と呼ばれ、健康や暮らしに関わる問題として世界各地で注目されてきました。これまでの議論では「最寄りの店までの距離が遠いかどうか」が主な指標とされることが多かったのですが、実際にはお金の余裕や移動手段、地域ごとの食文化なども関わ…
公開日: 2026年08月09日 19:27
食品由来オメガ3脂肪酸と脳の老化——栄養神経科学と老化学から見えてきたこと
魚に多く含まれるオメガ3脂肪酸は、健康に関心のある人なら一度は耳にしたことがある成分ではないでしょうか。特にDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、脳の神経細胞の膜を構成する材料であり、体内の炎症を穏やかに収束させる物質のもとにもなっていることが知られています。世界的に高齢化…
公開日: 2026年08月09日 18:37
裸麦(ハイランドバーレー)粉を乳酸菌発酵と酵素処理で改質する研究
もちもちした食感が特徴の裸麦(ハイランドバーレー)は、食物繊維が豊富な穀物として注目されています。しかし、小麦粉と違ってグルテンを含まず、でんぷんの中でも枝分かれの多い「アミロペクチン」という成分が多いため、生地がまとまりにくく、パンや麺などへの加工が難しいという課題がありました。今回紹介する研究で…
公開日: 2026年08月09日 18:36
幼児教育の先生たちは『食』をどれだけ理解している?ブラジルでの調査から見えた現状
子どもたちが最初に「食べること」について学ぶ場のひとつが、保育園や幼稚園といった早期の教育現場です。そこで日々子どもたちと向き合う教員自身は、食や栄養についてどれくらい理解し、実践できているのでしょうか。この問いに取り組んだのが、ブラジルの公立幼児教育教員を対象にした今回の研究です。
公開日: 2026年08月09日 18:35
地震による強制移住は食生活と心の健康にどう影響するのか——トルコの被災者を対象にした研究
大規模な地震は住まいや暮らしを一変させますが、被災した人たちの「食」がどう変化するのかは、意外と見過ごされがちなテーマです。住み慣れた土地を離れて別の地域へ移り住むと、手に入る食材や食文化そのものが変わり、慣れない環境での「食」への適応が新たな課題になります。今回紹介するのは、2023年2月6日に発…
公開日: 2026年08月09日 18:34
オレンジの皮が微細藻類の脂肪酸組成を変える? 柑橘副産物を使った混合栄養培養の研究
私たちが日常的に食べているオレンジ。その果肉を絞ったあとに残る「皮」は、多くの場合廃棄物として扱われます。しかし近年、こうした農産業由来の副産物を有効活用し、新たな価値を生み出そうとする研究が世界各地で進められています。今回紹介するのは、そんなオレンジ果皮の抽出物を、微細藻類の培養に活用しようとする…
公開日: 2026年08月09日 18:31
カボチャの若葉、調理法で栄養や機能性はどう変わる? 蒸す・茹でる・電子レンジ・炒めるを比較した研究
カボチャといえば実を食べるのが一般的ですが、その若い葉も葉物野菜として食べられることをご存じでしょうか。カボチャの葉(Cucurbita maxima)は栄養や機能性成分を豊富に含む可能性がありながら、十分に活用されていない食材だとされています。とはいえ、野菜は生のまま食べることは少なく、多くの場合…
公開日: 2026年08月09日 18:30
食事はアルツハイマー病にどう関わるのか?『媒介要因』と『調整要因』から読み解く総説論文
地中海食やMIND食といった食事パターンが、認知機能の維持や脳の健康と関係しているらしい――そんな話を耳にしたことがある人は多いかもしれません。しかし、なぜ食事が脳に影響するのか、そしてそれは誰にでも同じように当てはまるのかについては、まだわかっていないことが多く残されています。今回紹介する総説論文…
公開日: 2026年08月09日 18:29
アマランサス葉粉末入りマフィン、栄養と食べやすさの両立点はどこにある?
アフリカや東南アジアなどで古くから食べられてきた葉物野菜「アマランサス」をご存じでしょうか。栄養価の高い在来野菜として知られていますが、日常的にたくさん食べてもらうにはひと工夫が必要です。そこで研究者たちが目をつけたのが、私たちにとって身近な焼き菓子「マフィン」でした。アマランサスの葉を粉末にして小…
公開日: 2026年08月09日 18:27