研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
宅配ミールキットに含まれるミネラルと有害元素は? ポーランドの調査から見えたもの
忙しい毎日の中で、栄養バランスの取れた食事を手軽にとりたいというニーズから、あらかじめ献立が組まれた「ミールキット宅配食」を利用する人が増えています。特定の食事療法(例えば橋本病向けの食事や、血圧管理で知られるDASH食、糖質を控えた低炭水化物食など)に対応したサービスも多く、健康志向の消費者に選ば…
公開日: 2026年07月16日 05:34
スマホ写真とAIで羊肉スライスの「本物・加工・再構成」を見分ける試み
スーパーや飲食店で売られている羊肉のスライス肉。実は、そのすべてが「そのままの肉」とは限りません。加工処理を施した肉や、複数の肉片を結着させて成形した「再構成肉」が、本物の羊肉スライスと似た見た目で流通しているケースがあり、消費者にはなかなか見分けがつきません。こうした不正な混入や表示の問題は、食の…
公開日: 2026年07月16日 05:33
学校給食は「ケア」の場所? フェミニズムの視点で読み解く学校給食の裏側
学校給食というと、栄養バランスの取れた食事を子どもたちに提供する仕組み、というイメージを持つ人が多いかもしれません。実際、学校給食は子どもの食に関する病気の予防や、家庭の食料不安への対応、さらには食と農の環境負荷といった課題に応えるものとして期待を寄せられてきました。その一方で、多くの国で学校給食は…
公開日: 2026年07月16日 05:30
モカフ粉と大豆粉の配合を変えると、グルテンフリースナックの栄養価はどう変わる?
小麦粉を使わない「グルテンフリー」の食品は、近年世界的に関心が高まっている分野です。今回紹介するのは、キャッサバ(タピオカの原料となるイモ)を発酵させて作る「モカフ粉」と、大豆粉を組み合わせたグルテンフリースナックバーについて、配合比率を変えることで栄養成分や抗酸化活性がどう変化するかを調べた研究で…
公開日: 2026年07月16日 01:33
ヤーコン抽出物を加えた緑茶コンブチャ、糖分とフラボノイドはどう変わる?
コンブチャは、お茶と砂糖に微生物の共生培養体(SCOBY)を加えて発酵させる飲み物として知られています。近年は健康志向の高まりとともに世界各地で親しまれていますが、原料や配合を工夫することで風味や成分にどのような変化が生まれるのか、研究の余地が残されている分野でもあります。今回紹介するのは、南米原産…
公開日: 2026年07月16日 01:30
発酵食品由来の抗菌ペプチド、安定性と効果の『パラドックス』とは―インドネシア伝統発酵食品からの知見を紹介
納豆やヨーグルトのような発酵食品には、微生物の働きによってさまざまなペプチド(アミノ酸が連なった小さなタンパク質断片)が生まれることが知られています。その中には、細菌の増殖を抑える働きを持つとされる「抗菌ペプチド」も含まれ、食品の保存性を高めたり、健康分野への応用が期待されたりする天然素材として注目…
公開日: 2026年07月15日 15:34
海産物の食品事故はなぜ起きる? 456件の分析からみえたリスクの構造
お寿司や干物、魚介の加工品など、海産食品は私たちの食卓に欠かせない存在です。しかしその一方で、海の生態系は不確実性が高く、水揚げから加工、流通、販売に至るまでのサプライチェーンも複雑なため、食品安全に関する事故が世界的な課題となっています。今回紹介する研究は、海産食品の安全事故がどのような要因の組み…
公開日: 2026年07月15日 15:30
難消化性デンプンは腸の防御力にどう関わる? 腸内細菌代謝産物とPI3K-AKT経路をめぐるレビュー研究
お腹の調子を整える食品としてよく話題になる「難消化性デンプン(レジスタントスターチ)」。小腸で消化されずに大腸まで届き、腸内細菌のエサになることで知られていますが、その働きが体の中でどのような仕組みにつながっているのかは、まだ研究が進んでいる段階です。今回紹介する論文は、難消化性デンプンが腸のバリア…
公開日: 2026年07月15日 14:35
キクラゲとハナビラタケの発酵菌糸体、ラットの変形性関節症モデルで軟骨保護作用が報告される
変形性関節症(OA)は、膝や股関節などの軟骨がすり減り、痛みや動きにくさを引き起こす代表的な関節疾患です。加齢とともに発症しやすくなることで知られ、軟骨の変性だけでなく、骨の変化や関節内の慢性的な炎症が絡み合って進行すると考えられています。こうした背景から、食品由来の素材が関節の状態にどのような影響…
公開日: 2026年07月15日 14:34
芽胞形成プロバイオティクスと乳酸菌の共発酵——発酵食品の機能性と安全性をめぐる新たな視点
プロバイオティクスといえば、ヨーグルトや発酵食品でおなじみの乳酸菌を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。しかし近年、Bacillus属という胞子(芽胞)を作る細菌の仲間が、プロバイオティクスの新しい候補として注目されているといいます。今回紹介する論文は、この芽胞形成プロバイオティクスと乳酸菌を…
公開日: 2026年07月15日 14:33
コチュジャンが大腸がんモデルマウスで腫瘍抑制に関与か——腸内細菌の多様性回復に頼らない仕組みを報告する研究
キムチや味噌のような発酵食品と腸の健康との関係は、これまでも多くの研究者の関心を集めてきました。腸内細菌が作り出す「短鎖脂肪酸(SCFA)」は、大腸の壁を健やかに保ったり、炎症を抑えたりするうえで重要な役割を果たすとされています。そして大腸がんでは、こうしたSCFAの働きやそれを感知する受容体(GP…
公開日: 2026年07月15日 14:32
食物繊維は『やせ薬』の効果を後押しできるか——GLP-1と満腹感をめぐるスコーピングレビュー
「オゼンピック」「ウゴービ」といったGLP-1受容体作動薬は、食欲を抑える薬として世界的に注目を集めています。これらの薬は、本来体内で分泌される消化管ホルモン「GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)」の働きを模倣したものです。では、薬に頼らずとも、食事の工夫だけで自分自身のGLP-1分泌を高め、満腹…
公開日: 2026年07月15日 14:28