研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

発芽フェヌグリークを加えた小麦チャパティ、食後の血糖・インスリン反応を抑える可能性を検討 研究論文OpenAlexイタリア

発芽フェヌグリークを加えた小麦チャパティ、食後の血糖・インスリン反応を抑える可能性を検討

小麦を使ったフラットブレッド(チャパティ)は、日常的に食べられている主食の一つです。もしこうした主食に一工夫を加えるだけで、食後の血糖値の上がり方を穏やかにできるなら、無理なく続けられる食習慣の改善につながるかもしれません。今回紹介する研究では、発芽させたフェヌグリーク(Trigonella foe…

公開日: 2026年08月29日 03:37

発酵生姜エキス「6-パラドール」の摂取と内臓脂肪・体重への影響を調べた臨床試験 研究論文OpenAlex

発酵生姜エキス「6-パラドール」の摂取と内臓脂肪・体重への影響を調べた臨床試験

生姜に含まれる成分の中でも、6-パラドールという物質には脂肪酸を分解する働きがあることがこれまでの研究で示されてきました。今回紹介する論文は、この6-パラドールを一定量含むように作られた発酵生姜エキスを、健常な日本人成人が12週間摂取した場合に、内臓脂肪や体重にどのような変化が見られるかを調べたラン…

公開日: 2026年08月29日 03:36

過体重女性の高タンパク質置換食、体組成に良い変化と関連か 大規模試験の二次解析 研究論文OpenAlexドイツ

過体重女性の高タンパク質置換食、体組成に良い変化と関連か 大規模試験の二次解析

体重を減らすための食事療法では、タンパク質を多く摂る戦略が体組成の改善に役立つ可能性が指摘されてきました。しかし、こうした高タンパク質戦略が長期的にどのように継続され、体組成とどう関連するのかについて、特に過体重の女性を対象にした知見はこれまで限られていました。今回、ACOORHという多施設共同のラ…

公開日: 2026年08月29日 03:34

医師は植物性食をどう見ているか——インド・医科大学での知識・態度・実践調査 研究論文OpenAlexインド

医師は植物性食をどう見ているか——インド・医科大学での知識・態度・実践調査

野菜や果物、豆類、ナッツ、種子、全粒穀物を中心とする「植物性食」は、心血管代謝系の病気の予防や管理に役立つ可能性があるとして関心が高まっています。こうした食事について患者に助言する立場にあるのが医師ですが、医師自身がどれだけ知識を持ち、どんな態度で臨み、実際にどう実践しているかは、意外と調べられてき…

公開日: 2026年08月29日 03:32

天然に熟したバナナとカーバイド処理バナナ、香りの化学成分をGC-MSと電子鼻で比較した研究 研究論文OpenAlexインド

天然に熟したバナナとカーバイド処理バナナ、香りの化学成分をGC-MSと電子鼻で比較した研究

店頭に並ぶバナナの中には、収穫後にカルシウムカーバイド(炭化カルシウム)を使って人工的に追熟を早めたものが存在すると言われています。より早く、より多くの利益を得るために追熟を人工的に促進する方法がしばしば用いられる一方で、品質や安全性への懸念も指摘されてきました。今回紹介する研究は、インドで栽培され…

公開日: 2026年08月29日 03:30

牛乳の加熱処理、光を当てて見分ける ― 蛍光分光法で分子変化をたどる研究 研究論文OpenAlexインド

牛乳の加熱処理、光を当てて見分ける ― 蛍光分光法で分子変化をたどる研究

牛乳は殺菌や煮沸など、さまざまな加熱処理を経て私たちの食卓に届きます。加熱は品質と衛生の安全性を確保するために欠かせない工程ですが、その一方でタンパク質や成分が分子レベルで変化することも知られています。今回紹介する研究は、こうした加熱による牛乳中の分子変化を『蛍光』という切り口から調べたものです。研…

公開日: 2026年08月29日 03:29

プラズマ活性化水がすり身のタンパク質にもたらす酸化とゲル化の変化を調べた研究 研究論文OpenAlex中国

プラズマ活性化水がすり身のタンパク質にもたらす酸化とゲル化の変化を調べた研究

すり身は魚肉から作られる練り製品の原料で、かまぼこやちくわなど幅広い食品に使われています。近年、食品加工の新しい技術として『プラズマ活性化水(PAW)』と呼ばれる非加熱の処理方法が注目されています。プラズマ活性化水は、プラズマを水に照射することでさまざまな反応性物質を含むようになった水のことです。し…

公開日: 2026年08月29日 03:27

黒参の「九蒸九曝」製法、香りはどう変化する? HS-GC-IMSで追跡した研究 研究論文OpenAlex中国

黒参の「九蒸九曝」製法、香りはどう変化する? HS-GC-IMSで追跡した研究

朝鮮人参(高麗人参)を蒸しては乾かす工程を九回繰り返してつくる「黒参(こくじん)」は、中国や東アジアで古くから知られる加工人参の一種です。この蒸曝(じょうばく)を繰り返す過程で、人参特有の青臭さが弱まり、香ばしさや甘い香りが生まれてくることが経験的に知られていますが、その香り成分がどのタイミングで、…

公開日: 2026年08月29日 03:26

持続可能な『EAT-ランセット食』への順守度と白内障の関連を調べたイランの研究 研究論文OpenAlexイラン

持続可能な『EAT-ランセット食』への順守度と白内障の関連を調べたイランの研究

近年、地球環境への負荷を抑えながら人の健康を支える食事のあり方として『EAT-ランセット食』という考え方が提案されています。これは人間の栄養と環境の持続可能性を両立させることを目指して開発された基準食です。この食事パターンについて、これまで白内障との関連を調べた研究はありませんでした。今回、イランの…

公開日: 2026年08月29日 02:23

フェヌグリークの食物繊維が腸内細菌叢に与える影響とは 論文レビューが整理 研究論文DOAJパキスタン

フェヌグリークの食物繊維が腸内細菌叢に与える影響とは 論文レビューが整理

フェヌグリーク(コロハ)は古くから料理や伝統医療で用いられてきたマメ科植物の種子です。近年、食事に含まれる成分が腸内細菌叢(腸内フローラ)に働きかけ、健康にさまざまな形で関わることが注目されています。今回紹介するのは、フェヌグリークと腸内細菌叢の関係について、これまでの研究知見を整理したレビュー論文…

公開日: 2026年08月29日 01:28

オレンジ肉サツマイモ×バンバラマメ×ナツメヤシ種子で作る新しい複合粉、栄養と機能性を調べた研究 研究論文DOAJナイジェリア

オレンジ肉サツマイモ×バンバラマメ×ナツメヤシ種子で作る新しい複合粉、栄養と機能性を調べた研究

小麦粉の代わりになる原料として、栄養価の高い作物を組み合わせた「複合粉」の研究が各地で進められています。今回紹介するのは、サハラ以南アフリカでたんぱく質・エネルギー不足やビタミンA欠乏の対策になりうるとされる、オレンジ肉サツマイモ(OFSP)とバンバラマメ(BNF)に、ナツメヤシ種子粉(DSF)を組…

公開日: 2026年08月28日 23:26

飲み物と『場』の組み合わせが味の感じ方を左右する?VRを使った検証 研究論文OpenAlex

飲み物と『場』の組み合わせが味の感じ方を左右する?VRを使った検証

森の中で飲む緑茶と、居酒屋で飲むビール。同じ飲み物でも、周囲の環境によっておいしさの感じ方が変わるのではないか——そんな素朴な疑問を科学的に検証した研究が、エーシーエム・トランザクションズ・オン・アプライド・パーセプション誌に2026年08月に掲載予定です。この研究は東京大学に所属する研究者らが主導…

公開日: 2026年08月28日 12:38