研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

腸内細菌の多様性で反応が変わる? 過体重成人を対象にした乳酸菌由来素材の臨床試験 研究論文OpenAlex韓国

腸内細菌の多様性で反応が変わる? 過体重成人を対象にした乳酸菌由来素材の臨床試験

腸内細菌の構成は人によって大きく異なります。同じ食品やサプリメントを摂っても、体重や代謝への影響が人によってまちまちなのは、この腸内細菌の個人差が関係しているのではないかという見方があります。今回紹介する研究は、過体重の成人を対象に、乳酸菌由来のパラプロバイオティクス素材「Lactiplantiba…

公開日: 2026年08月31日 17:32

米のとぎ汁とパニールから作る「単細胞タンパク質」、乳酸菌が生む成分は原料でどう変わるか 研究論文OpenAlexインド

米のとぎ汁とパニールから作る「単細胞タンパク質」、乳酸菌が生む成分は原料でどう変わるか

培養肉や昆虫食と並んで、微生物を使ってタンパク質をつくる「単細胞タンパク質(シングルセルプロテイン、SCP)」が、持続可能な代替タンパク源として注目されています。酵母や細菌などの微生物を培養し、その菌体そのものをタンパク源として利用する発想です。今回インドのGITAM School of Scien…

公開日: 2026年08月31日 17:30

独り暮らしの高齢者は食事からの水分摂取が少ない?歯の本数や滑舌との関連を調べた韓国の研究 研究論文OpenAlexミャンマー

独り暮らしの高齢者は食事からの水分摂取が少ない?歯の本数や滑舌との関連を調べた韓国の研究

高齢になると喉の渇きを感じにくくなり、体内の水分バランスを保つ働きも弱まることが知られています。特に一人暮らしの高齢者は、食事の準備が難しくなったり食欲が落ちたりする中で、水分や栄養が不足しやすい立場にあると指摘されてきました。今回紹介する研究は、韓国の国民健康栄養調査のデータを使い、独り暮らしの高…

公開日: 2026年08月31日 17:29

キムチの『素』だけを冷凍輸出する?ヤンニョムソースの長期保存と発酵コントロールを調べた研究 研究論文OpenAlex韓国

キムチの『素』だけを冷凍輸出する?ヤンニョムソースの長期保存と発酵コントロールを調べた研究

キムチは発酵食品であるがゆえに、長距離を運ぶあいだにも発酵がじわじわと進んでしまいます。乳酸菌の働きで酸味が強くなりすぎたり、発生したガスで容器が膨張・破裂したりする問題は、海外輸出の現場で長年の悩みの種になってきました。今回紹介する研究は、この課題に対して発想を変えたアプローチを試しています。キム…

公開日: 2026年08月31日 17:28

ジベレリン処理でクルミの熟すタイミングを遅らせる ― 仁の脂肪酸組成にも変化 研究論文OpenAlex中国

ジベレリン処理でクルミの熟すタイミングを遅らせる ― 仁の脂肪酸組成にも変化

クルミは収穫時期が短く、天候不順などで一斉に熟してしまうと収穫や品質管理が難しくなることが知られています。収穫のタイミングを人為的にコントロールできれば、収穫作業に余裕を持たせたり、実の品質を保ちやすくしたりできる可能性があります。今回紹介する研究は、植物ホルモンの一種であるジベレリン(GA3)をク…

公開日: 2026年08月31日 17:27

腸内の少数派どうしの会話? 大腸菌がビフィズス菌の代謝を『盗み聞き』する仕組みを発見 研究論文OpenAlex

腸内の少数派どうしの会話? 大腸菌がビフィズス菌の代謝を『盗み聞き』する仕組みを発見

私たちの腸には無数の細菌が暮らしていますが、その研究の多くはバクテロイデス門やバチロータ門といった数の多いグループに向けられてきました。一方で、大腸菌(Escherichia coli)やビフィズス菌(Bifidobacterium)のように腸内では数が少ない菌どうしが、実際にどうやり取りしているの…

公開日: 2026年08月31日 17:25

キタムラサキウニ、35年の観察でわかった「稚ウニが増えても親ウニは増えない」個体群動態 研究論文OpenAlex

キタムラサキウニ、35年の観察でわかった「稚ウニが増えても親ウニは増えない」個体群動態

寿司ネタとしてもおなじみのウニは、実は昆布などの海藻を食べて育つ生き物です。近年、日本各地の沿岸では海藻の群落(藻場)が減少・消失する「磯焼け」という現象が進み、ウニを含む沿岸生態系や漁業の持続可能性が懸念されています。北海道の研究機関に所属する研究者らは、北海道南西部・日本海側の島牧村で、キタムラ…

公開日: 2026年08月31日 17:24

見た目や糖度が似ていても中身は別物? 新品種モモを香り成分まで比べてみた研究 研究論文OpenAlex韓国

見た目や糖度が似ていても中身は別物? 新品種モモを香り成分まで比べてみた研究

桃を選ぶとき、多くの人はまず甘さ(糖度)を目安にする。しかし、糖度計の数値がほぼ同じ桃でも、食べたときの印象がまったく違うことは珍しくない。今回紹介する研究は、韓国で新しく育成された3つのモモ品種「ファングィビ(Hwanggwibi)」「ソラ(Seola)」「ヤンホンジャン(Yanghongjang…

公開日: 2026年08月31日 17:22

早食いは2型糖尿病のリスクを高めるのか——静岡県の約9.9万人データから見えてきたこと 研究論文OpenAlex

早食いは2型糖尿病のリスクを高めるのか——静岡県の約9.9万人データから見えてきたこと

「よく噛んでゆっくり食べましょう」という助言は昔からよく耳にしますが、それが実際に糖尿病の発症とどう関係するのかを、大規模なデータで確かめた研究は意外に限られています。今回紹介するのは、日本の静岡県で長期間にわたって集められた健康診断データをもとに、早食いをはじめとする5つの食習慣と2型糖尿病発症と…

公開日: 2026年08月31日 17:15

上海の高齢者調査:甘い・揚げ物・加工食品パターンと心の健康の関連を検証 研究論文OpenAlex中国

上海の高齢者調査:甘い・揚げ物・加工食品パターンと心の健康の関連を検証

高齢期の心の健康は、うつ病の有無だけでなく、日々の心理的な苦痛の強さや、生活の質(QOL)としての心理的な満足感など、複数の側面から捉えられるものです。食事が心の健康と関わっている可能性は以前から注目されてきましたが、個々の栄養素ではなく「どんな食品の組み合わせを普段からとっているか」という食事パタ…

公開日: 2026年08月31日 17:14

非破壊で「食べられるコーティング」の効き目を見る―イチゴを近赤外線で追跡した研究 研究論文OpenAlexブラジル

非破壊で「食べられるコーティング」の効き目を見る―イチゴを近赤外線で追跡した研究

収穫後の果物や野菜は、乾燥や酸化、微生物の繁殖によって品質が落ちていきます。これを遅らせる方法の一つとして近年注目されているのが、果物の表面に薄い可食性の膜を直接塗る「エディブルコーティング(食べられるコーティング)」です。プラスチック包装の代替として、環境負荷の少ない保存技術になりうると考えられて…

公開日: 2026年08月31日 17:12

ナイジェリア南西部の成人調査、伝統食パターンと高血圧の関連が明らかに 研究論文OpenAlex中国

ナイジェリア南西部の成人調査、伝統食パターンと高血圧の関連が明らかに

高血圧は世界的に心血管疾患の主要な危険因子とされていますが、その背景にある食生活との関係は地域によって大きく異なります。ナイジェリアでは高血圧と伝統的な食習慣が同時に見られることが多いとされる一方で、どのような食事パターンが高血圧とどう関連しているのかを地域レベルで示すデータはこれまで限られていまし…

公開日: 2026年08月31日 17:11