研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

キハダマグロの骨と内臓を活かす——自家酵素による機能性ペプチド生成の比較研究 研究論文OpenAlexエクアドル

キハダマグロの骨と内臓を活かす——自家酵素による機能性ペプチド生成の比較研究

キハダマグロ(Thunnus albacares)の加工過程では、骨や内臓といった部位が十分に活用されないまま残されます。研究チームは、これらが良質なタンパク質に富む資源であることに着目し、機能性を持つ成分へと転換できないかを検討しました。

公開日: 2026年09月17日 07:50

豆腐や豆乳の「赤み」に関わる黄色・赤色の色素を調べた研究 研究論文OpenAlex

豆腐や豆乳の「赤み」に関わる黄色・赤色の色素を調べた研究

豆乳や豆腐は、淡い黄色をしているものと期待されることが多い食品です。ところが加工の途中で赤みを帯びる「赤変」と呼ばれる現象が古くから知られており、品質上の問題として扱われてきました。食品の色は、消費者が鮮度や品質を判断する手がかりになるため、想定と違う色の変化は商品価値を下げる要因になります。

公開日: 2026年09月17日 07:45

アマランサスを酵素で分解して作る経腸栄養用の飲料 ― 栄養組成と物性を調べた研究 研究論文OpenAlexカザフスタン

アマランサスを酵素で分解して作る経腸栄養用の飲料 ― 栄養組成と物性を調べた研究

口から十分に食事がとれない人に、チューブなどを使って消化管へ栄養を届ける方法を経腸栄養と呼びます。現在市販されている経腸栄養の製品の多くは、カゼインやホエイといった乳由来のたんぱく質を主な原料としています。研究チームは、乳糖を分解しにくい体質の人が成人人口の推定65%にのぼることや、牛乳たんぱく質へ…

公開日: 2026年09月17日 07:41

アーモンドミルクを凍らせて濃縮する ― 加熱による濃縮との比較研究 研究論文OpenAlexチリ

アーモンドミルクを凍らせて濃縮する ― 加熱による濃縮との比較研究

アーモンドミルクは、牛乳の代わりとして選ばれることが増えている飲料です。研究チームによれば、その背景には、牛乳アレルギーや乳糖不耐症の広がり、植物性の食生活への関心、乳製品の生産にともなう環境面・倫理面の問題意識があります。一方でアーモンドミルクは傷みやすく、日持ちが短いため、輸送や保管の途中で損失…

公開日: 2026年09月17日 07:33

キャッサバでんぷんを酵素と乳酸カルシウムで加工する――グルテンフリーパンづくりに向けた研究 研究論文OpenAlexエクアドル

キャッサバでんぷんを酵素と乳酸カルシウムで加工する――グルテンフリーパンづくりに向けた研究

ブラジルやコロンビア、エクアドルなど南米の一部の国では、「サワーキャッサバでんぷん」と呼ばれる材料がパンやビスケットに使われています。これは、すりつぶしたキャッサバの根から水でとり出したでんぷんを、水の中で15〜30日ほど自然に発酵させ、その後12〜48時間ほど天日で乾かしてつくるものです。この工程…

公開日: 2026年09月17日 07:29

除草剤をナノ粒子化して小麦畑の雑草を抑える——少ない散布量で収量を守る試み 研究論文OpenAlex中国

除草剤をナノ粒子化して小麦畑の雑草を抑える——少ない散布量で収量を守る試み

小麦は世界人口のおよそ3分の1にとって主食であり、人類が摂取するカロリーの約20%を占めるとされます。しかし雑草の繁茂は収穫量を25〜30%減らしうる大きな脅威で、その対策として合成除草剤が広く使われてきました。一方で、除草剤の大量・高頻度の使用は生態系や環境への懸念を招いており、防除効果を保ちなが…

公開日: 2026年09月17日 07:24

ヒマワリの種子品質は肥料の組み合わせと栽培年でどう変わるか——ハンガリーの天水条件下での3年間の試験 研究論文OpenAlexハンガリー

ヒマワリの種子品質は肥料の組み合わせと栽培年でどう変わるか——ハンガリーの天水条件下での3年間の試験

ヒマワリは世界で4番目に経済価値の高い油糧作物とされ、種子から採れる油は食用のほか、バイオディーゼルや潤滑油などの工業用途にも使われています。ハンガリーは主要な生産国の一つで、著者らによれば約67万9600ヘクタールで栽培され、年間およそ170万トンが生産されています。

公開日: 2026年09月17日 07:19

土壌から見つかった乳酸菌の安全性を多角的に調べた研究 研究論文OpenAlexトルコ

土壌から見つかった乳酸菌の安全性を多角的に調べた研究

Lactiplantibacillus plantarum(ラクティプランティバチルス・プランタルム)は、乳製品や発酵野菜、人の消化管など幅広い環境に生息する乳酸菌です。発酵食品での長い利用の歴史からプロバイオティクス研究でよく取り上げられますが、研究チームは、同じ菌種であっても株ごとの性質の差が大…

公開日: 2026年09月17日 07:12

MTHFR遺伝子型をふまえた個別化サプリメント療法と心理的苦痛の変化:オーストラリアの診療記録をふり返った研究 研究論文OpenAlexオーストラリア

MTHFR遺伝子型をふまえた個別化サプリメント療法と心理的苦痛の変化:オーストラリアの診療記録をふり返った研究

不安症やうつ病は世界的に大きな負担となっている一方で、既存の薬物療法や心理療法では十分に改善しない患者が少なくありません。そこで著者らが注目したのが、葉酸やホモシステイン、メチル化にかかわる「一炭素代謝」と呼ばれる体内の代謝経路です。この経路は、セロトニンやドパミンといった神経伝達物質の合成や、遺伝…

公開日: 2026年09月17日 07:07

薬剤抵抗性てんかんでケトン食療法を受ける子どもの食習慣と食行動を健康な子どもと比較した研究 研究論文OpenAlexポーランド

薬剤抵抗性てんかんでケトン食療法を受ける子どもの食習慣と食行動を健康な子どもと比較した研究

この研究は、薬剤抵抗性てんかん(抗てんかん薬による治療で発作が十分に抑えられない状態)の子どもたちが、ケトン食療法を受けながらどのような食習慣や食べにくさを抱えているのかを、健康な子どもと比べて明らかにすることを目的としています。ケトン食療法とは、脂質を多くとり糖質を大きく制限する食事による治療法で…

公開日: 2026年09月17日 07:02

天然色素を含ませたオレオゲルをつくり、クッキーの油脂代替として試した研究 研究論文OpenAlexトルコ

天然色素を含ませたオレオゲルをつくり、クッキーの油脂代替として試した研究

著者らは、天然の色素を含ませたひまわり油から「色つきのオレオゲル」をつくれるかどうかを調べ、それがクッキーの配合において油脂の代わりとして使えるかを評価することを目的としたと報告しています。

公開日: 2026年09月17日 06:56

カビに汚染された大豆ミールは、どのように劣化していくのか──54日間の追跡研究 研究論文OpenAlex中国

カビに汚染された大豆ミールは、どのように劣化していくのか──54日間の追跡研究

大豆ミールは、大豆から油を搾ったあとに残る副産物で、アミノ酸をバランスよく含む優れた植物性タンパク質源として、食品や飼料に広く使われています。ただし多孔質で水分を抱えやすい性質があるため、湿度の高い場所で保管するとカビが生えやすいという弱点があります。カビが増えるとタンパク質や脂質が分解されて栄養価…

公開日: 2026年09月17日 06:51