研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

ホップの白い芽と緑の芽に含まれるポリフェノール——栽培過程で捨てられる部分を調べた研究 研究論文OpenAlexスロベニア

ホップの白い芽と緑の芽に含まれるポリフェノール——栽培過程で捨てられる部分を調べた研究

ビールの原料として知られるホップ(Humulus lupulus L.)は、通常、雌花の集まりである「毬花(きゅうか)」を収穫するために栽培されます。しかし栽培の現場では、毬花にたどり着く前の段階で大量の芽が取り除かれています。春になるとホップの株からは15〜40本の芽が出てきますが、3〜4月の剪定…

公開日: 2026年09月26日 05:52

カカオ加工の現場に潜むリスクを洗い出す――バリ島の小規模加工ユニットを対象にしたFMEA分析 研究論文OpenAlexインドネシア

カカオ加工の現場に潜むリスクを洗い出す――バリ島の小規模加工ユニットを対象にしたFMEA分析

インドネシアにとってカカオは重要な農産物のひとつで、著者らによれば同国の主要輸出品目のなかで第4位に位置づけられています。地域レベルでは、バリ州のカカオ生産量は年間4,736トンで、そのうちジェンブラナ県が2,943トンと最も大きな割合を占めていると報告されています。

公開日: 2026年09月26日 05:46

ウツボグサ由来多糖と超音波処理が低脂肪ポークバッターの品質に与える影響 研究論文OpenAlex中国

ウツボグサ由来多糖と超音波処理が低脂肪ポークバッターの品質に与える影響

肉の加工品では、脂肪が水分の保持やなめらかな食感、色合いを支えています。しかし脂肪を減らすと、加熱時に水分やうま味が逃げやすくなり、食感が硬くなったり、見た目が損なわれたりする課題があります。

公開日: 2026年09月26日 05:40

コンブの風味は加工や発酵でどう変わるか――官能評価と風味成分から探る研究 研究論文OpenAlexノルウェー

コンブの風味は加工や発酵でどう変わるか――官能評価と風味成分から探る研究

植物性の食材へ関心が移るなかで、海藻のコンブ類は栄養と風味の供給源として注目される食品素材です。この研究で著者らが取り上げたのは、アラリア・エスクレンタ(Alaria esculenta)とサトウコンブ(Saccharina latissima)という2種のコンブ類です。

公開日: 2026年09月26日 05:37

赤ワインを粉末にする——泡を利用した凍結乾燥と錠剤化の条件を探る 研究論文OpenAlexイギリス

赤ワインを粉末にする——泡を利用した凍結乾燥と錠剤化の条件を探る

液体の赤ワインを扱いやすい粉末にできれば、保存や輸送、他の製品への配合が容易になります。その手法のひとつが「フォームマット凍結乾燥」です。これは液体をあらかじめ泡立てて薄く広げ、凍らせたうえで真空下で水分を昇華させて取り除く方法で、泡によって表面積が増えるため乾燥が進みやすくなります。

公開日: 2026年09月26日 05:32

糖原病VII型(垂井病)の子どもにおける外因性ケトンと修正アトキンス食の試み 研究論文OpenAlexオーストラリア

糖原病VII型(垂井病)の子どもにおける外因性ケトンと修正アトキンス食の試み

糖原病VII型は垂井病とも呼ばれ、骨格筋の酵素であるホスホフルクトキナーゼ(PFK)が欠損することで起こる病気です。典型的な症状として、運動できる量が減り、運動によって筋肉の症状が引き起こされます。論文によれば、この症状は炭水化物を摂取すると悪化するという特徴があります。

公開日: 2026年09月26日 05:28

イランの在来ナシ品種群を40の形質で調べる —— 果実重を人工ニューラルネットワークで予測する試み 研究論文OpenAlexイラン

イランの在来ナシ品種群を40の形質で調べる —— 果実重を人工ニューラルネットワークで予測する試み

西アジアはナシ属(Pyrus)の多様性の重要な中心地のひとつとされ、長い栽培の歴史と農家による選抜、自然交雑を通じて、各地に固有の品種や半野生の系統が数多く生まれてきました。しかし研究チームによれば、こうした在来の遺伝資源は十分に記録されておらず、活用もされていないままです。

公開日: 2026年09月26日 05:25

わさびソースの膨張を招くガス産生菌の特定と、その増殖を抑える条件の検討 研究論文OpenAlex中国

わさびソースの膨張を招くガス産生菌の特定と、その増殖を抑える条件の検討

わさびソースなどの調味料では、容器が膨らんだり中身からガスが出たりする不具合が起こることがあります。原著の著者らは、これを微生物がガスを出すことによる品質不良としてとらえ、調味料業界にとって差し迫った課題だと述べています。ガスの発生は製品の品質を大きく損ない、食品安全上の問題につながる可能性もあるた…

公開日: 2026年09月26日 05:21

緑茶コンブチャの投与とマウス精子の運動性・形態に関する研究の紹介 研究論文OpenAlexインドネシア

緑茶コンブチャの投与とマウス精子の運動性・形態に関する研究の紹介

この研究で著者らが目的としたのは、緑茶を原料とするコンブチャをオスのマウス(Mus musculus)に与えたとき、精子の質にどのような変化が見られるかを評価することです。とくに注目されたのは、精子がどれだけよく動くか(運動性)と、精子の形が正常かどうか(形態)という二つの指標でした。

公開日: 2026年09月26日 05:17

西ヒマラヤの薬用ラン「ジーバク」——標高と森林タイプで変わる形と成分 研究論文OpenAlexインド

西ヒマラヤの薬用ラン「ジーバク」——標高と森林タイプで変わる形と成分

Crepidium acuminatum(クレピディウム・アクミナツム、現地名ジーバク)は、地面に根を張って育つラン科の草本で、アフガニスタンからネパール、中国、インドシナ半島にかけて分布しています。茎の根元がふくらんだ「偽球茎(ぎきゅうけい)」と呼ばれる部分が伝統医学やアーユルヴェーダで使われ、「…

公開日: 2026年09月26日 05:14

土と葉の「水の状態」を光で読む——有機質肥料が育てる土壌と植物のつながり 研究論文OpenAlex

土と葉の「水の状態」を光で読む——有機質肥料が育てる土壌と植物のつながり

土は、根が伸びる場であり、水をたくわえ、微生物がはたらく場でもあります。豚ぷん堆肥のような有機質肥料を入れると、土の構造や養分の出方、水の保ち方が変わることは知られていますが、その過程で土や植物の中の「水の分子のまとまり方」がどう変化するのかは、よく分かっていませんでした。

公開日: 2026年09月26日 05:06

アパの葉を天然のうま味素材に——乾燥温度と時間の条件を探る研究 研究論文OpenAlexインドネシア

アパの葉を天然のうま味素材に——乾燥温度と時間の条件を探る研究

インドネシア・カリマンタン島に自生するアパの葉(学名 Albertisia papuana Becc.)は、地元のダヤックの人々が長らく料理の風味づけに使ってきた植物です。スープや野菜料理にそのまま加えて、香りとうま味を出す使い方が伝統的に続いてきました。著者らは、この葉に含まれる遊離アミノ酸のグル…

公開日: 2026年09月26日 05:00