研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

窒素肥料と水やりの組み合わせがソルガムの種子品質を左右する ― トルコの圃場試験から 研究論文OpenAlexトルコ

窒素肥料と水やりの組み合わせがソルガムの種子品質を左右する ― トルコの圃場試験から

ソルガムは乾燥や高温に比較的強い作物として知られ、世界的な気候変動と水資源の減少が進むなかで注目されている穀物のひとつです。ただし、どれだけ肥料や水を与えれば栄養価の高い種子が得られるのかは、これまで十分に整理されていませんでした。トルコのイスパルタ応用科学大学農学部(Isparta Univers…

公開日: 2026年09月09日 05:39

MCT(中鎖脂肪酸油)は本当にお腹に優しい?33件の研究を横断調査 研究論文OpenAlexベルギー

MCT(中鎖脂肪酸油)は本当にお腹に優しい?33件の研究を横断調査

中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT)は、炭素数6〜12の脂肪酸からなる油脂で、素早くエネルギーに変わる特徴から、ケトン体産生を促す食事療法やダイエット、スポーツ栄養、さらには特定の代謝疾患の食事療法まで、幅広い場面で使われています。MCTオイルはドラッグストアやオンラインショップでも手に入り、体重管理…

公開日: 2026年09月09日 05:38

COPDの低栄養、どう見抜く? 高齢者向け栄養指数と体組成の位相角を比べた研究 研究論文OpenAlex中国

COPDの低栄養、どう見抜く? 高齢者向け栄養指数と体組成の位相角を比べた研究

慢性閉塞性肺疾患(COPD)は世界的に患者数の多い呼吸器の病気で、進行すると体重減少や筋肉の消耗を伴う「低栄養」を合併しやすいことが知られています。入院患者を対象とした過去の報告では、COPD患者の3〜6割が低栄養状態にあるともされます。低栄養は呼吸筋の働きを弱め、入院の長期化や生活の質の低下にもつ…

公開日: 2026年09月09日 05:35

紅藻キリンサイの生臭さを抑える工夫とは 消毒・脱臭処理と品質評価の研究 研究論文OpenAlexスリランカ

紅藻キリンサイの生臭さを抑える工夫とは 消毒・脱臭処理と品質評価の研究

キリンサイ(Kappaphycus alvarezii、別名Doty Doty)は栄養や機能性成分を豊富に含む海藻として知られていますが、独特の強い生臭さがあるため、生の状態で食べる用途には広がっていませんでした。スリランカのペラデニヤ大学食品科学技術学科などの研究グループは、この生臭さを抑えつつ衛…

公開日: 2026年09月09日 05:33

多層栽培のジャガイモにLED補光を当てると何が起きるか——収量と成分をオミクス解析で追跡 研究論文OpenAlexイタリア

多層栽培のジャガイモにLED補光を当てると何が起きるか——収量と成分をオミクス解析で追跡

温室の中でジャガイモを何段にも積み重ねて育てられれば、限られた面積でより多く収穫できます。しかし棚を重ねると下段には光が届きにくくなり、光合成が滞って生育が悪くなる恐れがあります。この課題に対して、イタリア・ナポリ・フェデリコ2世大学などの研究グループが、下段に赤色と青色のLEDで補光した場合、ジャ…

公開日: 2026年09月09日 05:32

パストゥルマの品質は『部位』より『作り手』で決まる? トルコ・カスタモヌの伝統発酵肉を科学的に比較 研究論文OpenAlexトルコ

パストゥルマの品質は『部位』より『作り手』で決まる? トルコ・カスタモヌの伝統発酵肉を科学的に比較

パストゥルマは、牛肉を塩漬けにしたのち乾燥・熟成させ、チェメンと呼ばれる香辛料ペーストで表面を覆って仕上げるトルコの伝統的な保存食肉です。特に北部の街カスタモヌは古くからの産地として知られていますが、同じパストゥルマでも作る生産者によって味や食感が違うと感じたことがある人は多いはずです。この違いが実…

公開日: 2026年09月09日 05:30

肥育牛の飼料添加物、抗生物質モネンシンの代替になるか——エッセンシャルオイルとα-アミラーゼの組み合わせを検証 研究論文OpenAlexブラジル

肥育牛の飼料添加物、抗生物質モネンシンの代替になるか——エッセンシャルオイルとα-アミラーゼの組み合わせを検証

牛肉の生産現場では、肥育期間中の飼料に穀物の割合を高めることで、成長速度やエネルギー効率を高める工夫が進んでいる。しかしこの手法は、ルーメン(第一胃)内が酸性に傾く「ルーメンアシドーシス」という消化器のトラブルを招きやすいという問題を抱えている。これを防ぐために長年使われてきたのが、モネンシンナトリ…

公開日: 2026年09月09日 05:28

フィリピンの若者を対象にした調査、超加工食品の摂取と体脂肪や体形指標との関連を報告 研究論文OpenAlexフィリピン

フィリピンの若者を対象にした調査、超加工食品の摂取と体脂肪や体形指標との関連を報告

菓子パンやスナック菓子、清涼飲料水など、工業的な加工を重ねて作られた「超加工食品」は、世界的に食生活の中で存在感を増しています。フィリピンでもこうした食品の消費が増えているとされ、肥満や高血圧といった生活習慣病の増加と時期が重なっていることから、両者の関係に関心が寄せられてきました。今回、マニラの若…

公開日: 2026年09月09日 05:27

経管栄養は子どものARFID治療でどう使われているのか―神経性やせ症との違いを比べた研究 研究論文OpenAlexアメリカ

経管栄養は子どものARFID治療でどう使われているのか―神経性やせ症との違いを比べた研究

食べ物への強い苦手意識や興味の乏しさから栄養不足に陥る「回避・制限性食物摂取障害(ARFID)」は、2013年に診断基準として登場した比較的新しい概念です。やせ願望や体型へのこだわりを特徴とする神経性やせ症(AN)とは異なる背景を持つにもかかわらず、多くの病院ではAN向けに作られた栄養回復プログラム…

公開日: 2026年09月09日 05:25

冠動脈疾患の患者ではビタミンA・C・Kなどの摂取が少ない傾向、メキシコの横断研究 研究論文OpenAlexメキシコ

冠動脈疾患の患者ではビタミンA・C・Kなどの摂取が少ない傾向、メキシコの横断研究

心臓病の予防というと、脂質やコレステロールの話が中心になりがちですが、ビタミンやミネラルといった微量栄養素が心血管の健康にどう関わっているかは、これまであまり注目されてきませんでした。今回紹介する研究は、冠動脈疾患(心臓を養う血管が狭くなったり詰まったりする病気)を持つ人と持たない人とで、実際に食事…

公開日: 2026年09月09日 05:07

母乳に含まれる糖「HMO」、腸内細菌を介して腸のバリア機能を助ける仕組みとは―乳児と成人で違いも 研究論文OpenAlexオランダ

母乳に含まれる糖「HMO」、腸内細菌を介して腸のバリア機能を助ける仕組みとは―乳児と成人で違いも

母乳には「ヒト母乳オリゴ糖(HMO)」と呼ばれる糖の一種が豊富に含まれており、赤ちゃんの腸内でビフィズス菌などの善玉菌を増やす働きがあることが知られています。オランダのフローニンゲン大学医療センター、ワーヘニンゲン大学、マーストリヒト大学の研究者らによる研究グループは、HMOの中でも代表的な「2′-…

公開日: 2026年09月09日 05:05

腸内細菌に働きかける『ニュートリバイオティクス』『ファーマバイオティクス』と体組成の関係とは 研究論文OpenAlexメキシコ

腸内細菌に働きかける『ニュートリバイオティクス』『ファーマバイオティクス』と体組成の関係とは

肥満や筋肉量の減少(サルコペニア)、メタボリックシンドロームといった体組成の変化は、単にカロリー収支だけで決まるわけではないと考えられるようになってきました。近年注目されているのが、腸内細菌叢(マイクロバイオータ)がエネルギーの使われ方や炎症、腸のバリア機能を通じて、体の脂肪量や筋肉量の分布に影響し…

公開日: 2026年09月09日 05:02