研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
ハーブ「ゼータリア・ムルティフローラ」の葉粉末をブロイラーの飼料に加えると何が起きるか
鶏肉の生産現場では、抗生物質に頼らずに成長効率や肉の品質を高める工夫が求められています。その候補として近年注目されているのが、地中海沿岸や中東の乾燥地帯に自生するシソ科のハーブ、ゼータリア・ムルティフローラです。イランのシラーズ大学やオーストラリアのセントラル・クイーンズランド大学などの研究グループ…
公開日: 2026年09月02日 01:34
ブルーベリーの日持ちを延ばす?皮を守る「食べられるコーティング」の研究
ブルーベリーは収穫後すぐに傷みやすく、水分が抜けて実が柔らかくなったり、カビが生えたりしやすい果物です。この劣化をできるだけ抑えるための方法として、食品の表面に薄い膜をつくる「可食性コーティング」が世界各地で研究されています。今回紹介する研究では、ポルトガルのミーニョ大学(University of…
公開日: 2026年09月02日 01:33
カリウムを減らした葉物野菜は保存できるか ベビーリーフの品質保持を探る研究
レタスの仲間の「ベビーリーフ」は、サラダなどで手軽に野菜を摂れる食材として親しまれています。一方で、カリウムの摂取制限が必要な慢性腎臓病の患者にとっては、葉物野菜はカリウムを多く含むため食べにくい食材でもあります。もし栽培の工夫でカリウム含有量を抑えた野菜を作れれば、こうした患者の選択肢を広げられる…
公開日: 2026年09月02日 01:32
凍結乾燥でダディ発酵乳を粉末化すると何が変わるのか インドネシアの伝統発酵乳研究
インドネシア西スマトラには、水牛の乳を竹筒の中で自然発酵させてつくる「ダディ」という伝統的な発酵乳製品があります。乳酸菌を豊富に含み、健康に役立つ発酵食品として知られていますが、水分が多く傷みやすいため保存期間が短いことが課題とされてきました。今回、インドネシアのポリテクニック・オブ・パダン(保健省…
公開日: 2026年09月02日 01:29
四級化セルロースナノファイバーで太刀魚の鮮度を守る抗菌フィルム、その実力を検証した研究
魚はおいしい反面、傷みやすい食材でもあります。特に太刀魚のように脂質・たんぱく質・水分を多く含む魚は、保管中に微生物が増えたり脂質が酸化したりして品質が急速に低下しやすいとされています。冷蔵・冷凍や真空包装、放射線処理、オゾン処理などさまざまな保存法がある一方で、設備が大掛かりだったり操作が複雑だっ…
公開日: 2026年09月02日 01:28
洗麦処理による大麦の食味改善への影響
このページは、J-STAGE掲載資料の書誌情報のみを案内しています。
公開日: 2026年09月02日 01:26
小麦オイルの新しい取り出し方――超臨界CO2抽出とソックスレー抽出、それぞれの得意分野とは
小麦(Triticum aestivum L.)は世界的に重要な穀物であり、炭水化物やたんぱく質の供給源として知られていますが、含まれる油脂(脂質)はごくわずかな割合にすぎません。しかしこの少量の油には、多価不飽和脂肪酸や脂溶性の抗酸化成分が含まれており、機能性食品の素材として注目されつつあります。…
公開日: 2026年09月02日 00:38
東南アジアの食用ハーブ、ラクサリーフの葉に糖の消化を抑える成分を発見――酵素実験とコンピュータ解析で探る
東南アジア料理の香味野菜として親しまれる「ラクサリーフ」ことPersicaria odorata(Lour.)は、タイの伝統医療では消化不良の緩和や香味付けに使われてきた植物です。葉や茎にはポリフェノール(フェノール性物質)や精油成分が豊富に含まれることが知られており、これらが糖質の分解に関わる酵素…
公開日: 2026年09月02日 00:37
牧草か稲わらか、羊の育て方が肉質を左右する?ドモン種とモンゴル種で比較した研究
羊肉は世界中で食べられている食材ですが、同じ「羊肉」でも品種や育て方によって成長のしかたや肉の質は変わります。中国内モンゴル農業大学の研究チームは、ドモン種とモンゴル種という2種類の子羊を対象に、与える粗飼料(牧草などの繊維質のエサ)の種類を変えることで、成長のようす、枝肉(食肉処理後の肉のかたまり…
公開日: 2026年09月02日 00:35
キノコの副産物で肉のような食感を作る?大豆タンパク質×コプリヌス・コマータスの押出成形研究
大豆を主原料とした代替肉は、押出成形という加工技術によって肉のような繊維状の食感を作り出しています。なかでも「高水分押出成形」は、水分を多く含んだ状態でタンパク質を加熱・混練しながら細長い繊維構造を形成させる方法で、代替肉づくりの中心的な技術として使われています。今回紹介する研究は、この加工工程に食…
公開日: 2026年09月02日 00:34
唐辛子の種を高圧処理で分解すると、黄色ブドウ球菌への抗菌力が高まる酵素加水分解物ができるという研究
唐辛子を加工する際、大量に出る種は多くがそのまま廃棄されています。この種にはタンパク質が含まれており、酵素で分解すると抗菌作用を持つペプチド(アミノ酸が短くつながった断片)を得られる可能性があります。ただし、タンパク質はもともと密に折りたたまれた構造をしているため、酵素がうまく入り込めず、分解の効率…
公開日: 2026年09月02日 00:33
エンドウ豆・ソラマメ・大豆のタンパク質、発酵と酵素処理でゲルの硬さはどう変わるか
植物性の「チーズ風」「肉風」食品を作るとき、土台となるのがタンパク質からできる『ゲル(固まった網目構造)』です。エンドウ豆やソラマメ、大豆から取り出したタンパク質は、動物性タンパク質に比べて水に溶けにくく、構造が硬い塊状のまま存在しているため、しっかりとした均一なゲルを作りにくいという課題があります…
公開日: 2026年09月02日 00:32