研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
女性の運動と生活習慣は心身の健康と寿命にどう関わるか:既存研究を整理したレビュー
米国は高所得国の中でも医療費が特に多い一方、平均寿命は他の多くの高所得国より短いとされています。著者らはその一因として、予防や生活習慣の改善よりも病気の治療に重点が置かれていることを挙げています。心血管疾患、がん、糖尿病、肥満、骨粗しょう症、認知症などの多くは、生活習慣によってリスクを下げられると考…
公開日: 2026年10月07日 05:09
マレーシア・サバ州の熱帯ナマコ2種、骨片の形態による種の確認と栄養成分の分析
ナマコは、ゆでて干した加工品(ビーシュ・ド・メール、日本でいう「いりこ」)として広く取引されています。加工されると色や形などの手がかりが失われ、種類を見分けにくくなります。そのため、高価な種が安価な種にすり替えられたり、誤った表示がされたりするおそれが指摘されています。また、商品価値は種類、見た目、…
公開日: 2026年10月07日 05:05
インドネシア38州を栄養不足人口の割合で3つのグループに分けた研究
インドネシアでは、食べ物から十分なエネルギーを得られていない人の割合が州によって大きく異なります。著者らは、この割合を示す「栄養不足蔓延率(PoU)」をもとに、国内38州を似た状況の州どうしでグループに分けることを目指しました。PoUは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の目標2「飢餓をゼロに」で…
公開日: 2026年10月07日 05:01
インドネシア産の小さなヤムイモからイヌリンを取り出し、低脂肪アイスクリームへの利用を試した研究
より健康的な乳製品を求める声を受けて、脂肪分を減らしたアイスクリームの開発が進められています。ただし、脂肪を減らすと、なめらかなクリーム感が損なわれたり、空気を含んでふくらむ度合いや溶けにくさといった品質が落ちたりすることがあります。
公開日: 2026年10月07日 04:56
培養肉の「味・食感・栄養」はどこまで従来の肉に近づいたか:研究動向をまとめたレビュー
培養肉とは、動物から採取した細胞を培養液の中で増やし、筋肉や脂肪の細胞へと育てて作る肉のことです。増え続ける肉の需要に、より持続可能で動物にも配慮した形で応える方法の一つとして提案されてきました。著者らによると、2025年10月時点で、シンガポール、米国、イスラエル、オーストラリア・ニュージーランド…
公開日: 2026年10月07日 04:49
イタリアの人々は食事からどれくらいニッケルをとっているのか:公的検査データを用いた年齢別の長期摂取量評価
ニッケルは土壌や水などに広く存在する金属です。一般の人にとっては、職業上の接触よりも、食事から体に入る量が主になると考えられています。豆類、ナッツ、穀物、カカオ製品、葉物野菜など植物性の食品は、土や水からニッケルを取り込みやすいことが知られています。
公開日: 2026年10月07日 04:45
植物性タンパク質と動物性タンパク質は中高年の筋肉にどう関係するか:31件の研究を整理したシステマティックレビュー
年齢を重ねると、骨格筋の量や力は少しずつ低下していきます。加齢に伴って筋肉量と筋力が落ちる状態は「サルコペニア」と呼ばれ、心身の活力が弱った「フレイル」につながることがあります。筋肉を保つには食事からタンパク質を十分にとることが大切とされています。ただし、肉や魚、乳製品などの動物性タンパク質と、豆類…
公開日: 2026年10月06日 22:30
太陽光で水を分解して家庭の調理用水素をつくる構想を試作で検証した研究
家庭の調理には液化石油ガス(LPG)が広く使われています。研究チームは、その代わりに再生可能エネルギーで水素をつくり、調理に使う小型システムが成り立つかどうかを検討しました。
公開日: 2026年10月06日 22:24
インドネシアの地域保健拠点で、幼児の身長・体重を自動で測って記録するIoTシステムを開発
発育阻害(スタンティング)は、慢性的な栄養不足により、幼い子どもの身長が年齢の基準より低くなる状態です。研究チームは、体や知的な発達にも影響しうるこの問題の早期発見に向けて、インドネシアの「ポシャンドゥ」で使う測定・記録システムを設計しました。ポシャンドゥは村などの単位で開かれる、母子のための地域保…
公開日: 2026年10月06日 22:21
ライフステージと代謝疾患の観点から食事のたんぱく質の役割を整理した総説
たんぱく質は長いあいだ、体の組織をつくり修復するためのアミノ酸の供給源、いわば「建築材料」として理解されてきました。この総説で著者は、ここ10年ほどの研究によってこの見方が大きく変わり、たんぱく質には少なくとも二つの重要な役割があると論じています。一つは細胞の働きを調節する「信号」としての役割、もう…
公開日: 2026年10月06日 22:16
リンゴの種に含まれるアミグダリンとシアン化物リスクを整理した研究
リンゴの種には、アミグダリンという物質が含まれています。アミグダリンは「青酸配糖体」と呼ばれる化合物の一種で、種が壊されて消化されると、酵素の働きによって分解され、有毒なシアン化水素(青酸)に変わることがあります。
公開日: 2026年10月06日 22:09
建設労働者の食事を支える栄養豊富な「カクラ」の開発
建設現場で働く人々は、体力を大きく使う仕事をしながら、食事の時間が不規則になりやすく、栄養のバランスがとれた食事を手に入れにくい状況に置かれがちです。研究チームは、こうした事情から建設労働者を、栄養不足に陥りやすい職業集団の一つとして位置づけています。
公開日: 2026年10月06日 22:05