研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
糖尿病のタイプによって「植物性中心の食事」と心血管リスクの関係は変わる?——ドイツの研究から
糖尿病といっても、その中身は一様ではありません。近年の研究では、発症の仕方や体質の違いによって糖尿病がいくつかの「サブタイプ」に分けられることがわかってきました。同じ「糖尿病」という診断名でも、実はタイプによって体の状態や合併症のリスクが異なる可能性があるのです。では、食事と心血管疾患(心筋梗塞や脳…
取得日: 2026年07月12日 21:29
皮の廃棄部位からヨーグルトへ:ポリフェノール豊富な植物副産物を使った機能性発酵乳の研究
ジャガイモ、ザクロ、オレンジの皮は、食品加工の過程で通常は廃棄される部分ですが、実はポリフェノールなどの生理活性成分を豊富に含むことが知られています。近年、こうした「食品副産物」を有効活用しようという研究が世界的に広がっており、環境負荷の低減と食品の高付加価値化を両立させる方法として注目されています…
取得日: 2026年07月12日 21:29
魚介類はどれくらい食べると良い?浙江省の大規模コホートが示した「男女差」
魚や貝、エビなどの魚介類は健康によいというイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。実際、これまでにも魚介類の摂取と脳卒中リスクとの関連を調べた研究はいくつか行われてきましたが、その結果は一致しておらず、はっきりした結論は出ていませんでした。今回紹介するのは、中国・浙江省で5万人を超える人々を長期…
取得日: 2026年07月12日 21:29
「一汁三菜」は健康的? 料理数の多い食事と心血管リスクの関連を調べた研究
「一汁三菜(いちじゅうさんさい)」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。ご飯、汁物、そしておかず三品を基本とする、和食の伝統的な献立の形です。和食は心血管疾患による死亡率の低さを通じて、日本人の長寿に寄与している可能性がある食事として注目されてきました。その特徴のひとつが、一回の…
取得日: 2026年07月12日 20:29
コーヒーと緑茶のポリフェノールは慢性疾患のリスクとどう関係する?最新レビュー論文を紹介
コーヒーや緑茶を飲むと、ほっとするだけでなく体にも良い影響があるかもしれない、という話を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。コーヒーや茶には「ポリフェノール」と呼ばれる植物由来の成分が豊富に含まれており、抗酸化作用など様々な生理作用が注目されています。今回紹介するのは、こうしたコーヒーと…
取得日: 2026年07月12日 17:25
「皿の上」だけでは足りない? 医療における栄養管理を政策・コストの視点から見直す論考
病院や診療所で行われる「栄養管理」と聞くと、多くの人は栄養状態のチェックや食事指導といった、患者と医療者の間で完結するやりとりを思い浮かべるのではないでしょうか。実際、医療現場での栄養管理は長らく、栄養リスクを見つけ出し、必要な栄養量を見積もり、食事や医療用の特別な食品、あるいは点滴や経管栄養といっ…
取得日: 2026年07月12日 17:25
食物過敏症のある人はビタミンC・D・E、鉄の摂取が少ない?レバノンの成人を対象にした調査
「特定の食べ物を食べるとお腹の調子が悪くなる」「肌や鼻に症状が出る」——こうした食物アレルギーや食物不耐症(まとめて「食物過敏症」と呼ばれます)に悩む人は少なくありません。今回紹介するのは、食物過敏症のある人とない人とで、食事内容や体内の栄養状態、腸の炎症状態にどのような違いがあるのかを調べた研究で…
取得日: 2026年07月12日 17:25
オカラの食物繊維、砕き方を変えると使い勝手が変わる? 物理的な加工法を比較した研究
豆腐づくりの過程で生まれる「オカラ」は、大豆由来の食物繊維を豊富に含む一方で、そのままでは水分を多く含み、加工しにくいことから廃棄されることも少なくない副産物です。しかし近年は、オカラに含まれる不溶性食物繊維(IDF)を機能性素材として活用する研究が進んでいます。今回紹介する論文は、オカラ由来の不溶…
取得日: 2026年07月12日 17:25
キヌアと米で作るグルテンフリークスクス、栄養価を最適化する研究
クスクスといえば小麦から作られる粒状のパスタ食品として世界中で親しまれていますが、小麦を使う以上、グルテンを避けたい人にとっては選択肢になりません。近年、南米原産の穀物「キヌア」は必須アミノ酸をバランスよく含む優れた栄養価で知られていますが、クスクスのような伝統的な穀物加工食品への活用はまだ限られて…
取得日: 2026年07月12日 17:25
発酵コーヒー生豆に超音波・超高圧をかけると風味はどう変わる? 代謝物と香り成分から探る研究
コーヒーの香りや味わいは、栽培や焙煎だけでなく、収穫後にどのように豆を処理するかによっても大きく変わることが知られています。近年は微生物を使って生豆を発酵させ、独特の風味を引き出す加工方法にも注目が集まっています。今回紹介する研究では、微生物発酵とヌメリを取り除く『脱粘』処理を行ったコーヒー生豆に対…
取得日: 2026年07月12日 13:31
エリンギの旨みと機能性成分をムダなく引き出す?超音波と“エコな溶媒”を使った新しい抽出法の研究
エリンギ(学名:Pleurotus eryngii)は、食感の良さから人気のきのこですが、ポリフェノールなどの機能性成分を含むことでも知られています。こうした成分を食品や機能性食品の原料として活用するには、効率よく、かつ環境に優しい方法で抽出する技術が求められます。今回紹介する研究では、超音波の力と…
取得日: 2026年07月12日 13:31
低塩でもプリプリ食感に?ムラサキイガイのすり身づくりに超音波処理を活用する研究
すり身といえば、かまぼこやちくわなど日本の食卓に馴染み深い加工食品の原料です。一般的なすり身づくりでは、魚肉に一定量の塩を加えて筋原繊維タンパク質(筋肉を構成するタンパク質の一種)を溶かし出し、それを固めることで独特の弾力あるゲル状の食感を生み出しています。ところが、この工程には比較的高い塩分濃度が…
取得日: 2026年07月12日 13:31