研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
ヴィーガン食の人と雑食の人を4年の間隔で2回比べたドイツの追跡調査
肉や魚、卵、乳製品など動物性の食品を一切とらないヴィーガン食は、ドイツでも実践する人が増えています。これまでの研究からは、2型糖尿病や心臓病などに対して好ましい可能性が示される一方、骨密度が低めになりやすいことや、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンB2(リボフラビン)、ヨウ素、カルシウム、鉄、亜鉛…
公開日: 2026年10月07日 23:41
ブラジルの発酵食品から得た乳酸菌によるL-グルタミン酸生産:菌株の選抜と培養条件の検討
L-グルタミン酸は、自然界に多く存在するアミノ酸の一つです。体内の窒素代謝にかかわるほか、うま味のもととなる成分として食品産業で広く使われています。工業生産は主に微生物の発酵で行われ、中心となっているのはコリネバクテリウム・グルタミカムという細菌です。一方で、別の特性も備えた生産菌を探す研究も続いて…
公開日: 2026年10月07日 23:33
食品と腸内細菌、脳のつながりを食品科学の視点から整理した総説
私たちが食べるものが腸内細菌のはたらきを変え、それが脳にも影響しうるという考え方は「食事・腸内細菌叢・脳の軸」と呼ばれ、近年研究が急速に増えています。腸内細菌叢とは、腸の中にすむ多種多様な細菌の集まりのことです。
公開日: 2026年10月07日 21:36
綿実油の成分は品種と搾油法のどちらで変わるのか――11品種を圧搾法と溶剤抽出法で比較した研究
綿花の種子(綿実)からとれる綿実油は、綿産業の副産物として食用油の原料になります。食用にする際には精製され、サラダ油や調理油のほか、マーガリンやソースなどの材料としても使われています。
公開日: 2026年10月07日 06:36
ラマダン型の断食は10〜11歳のサッカー選手の体力テストにどう関わるか:食事をとった日との比較
ラマダンの断食では、夜明け前の食事から日没まで食べ物も水もとりません。食事量や水分をとる機会、睡眠、日々の活動が変わるため、運動能力や疲れ方に影響する可能性があります。成長期の子どもの選手については、こうした影響を調べた研究がまだ限られています。
公開日: 2026年10月07日 06:32
食品素材でつくった栄養補助飲料と炎症後の腸内細菌:マウスでミルクベースの製品と比較
食事だけでは必要な栄養をとりきれない人のために、経口栄養補助食品(ONS)と呼ばれる飲むタイプの栄養剤が広く使われています。手術後の患者やがん治療中の人、虚弱な高齢者などが対象です。ただし、多くの市販品はエネルギーと必須栄養素の補給を主な目的として作られています。炎症からの回復や腸内細菌への影響につ…
公開日: 2026年10月07日 06:29
施肥時の水管理が尿素分解抑制剤の効き目を左右する イタリアの水田でのアンモニア揮散を調べた研究
稲作で広く使われる窒素肥料の尿素は、窒素を多く含み安価です。一方で、施肥直後の数日間に窒素の一部がアンモニアのガスとなって大気中へ逃げやすいという弱点があります。この「アンモニア揮散」は肥料の無駄になるだけでなく、大気汚染の一因にもなります。研究チームによると、欧州やイタリアでは尿素の使い方を見直す…
公開日: 2026年10月07日 06:25
カボスの香りを嗅ぐことと気分・自律神経・睡眠の関係を調べた研究
カボスは主に大分県で栽培されている日本の香酸かんきつです。果肉を食べるより、焼き魚や鍋料理に果汁を搾ったり、皮を刻んだりして香りを楽しむ使い方が一般的です。皮から採った精油は入浴剤やせっけんなどにも使われています。ところが、香りを楽しむアロマテラピーの素材としての研究はほとんどなく、過去の脳活動の研…
公開日: 2026年10月07日 06:20
海草エンハルス・アコロイデスの植物体と種子で、脂質・脂肪酸・アミノ酸の構成と抗菌活性を比べた研究
エンハルス・アコロイデス(Enhalus acoroides)は、インド洋から太平洋にかけての浅い砂泥底に群落をつくる、この海域で最大の海草です。海草は海藻とは異なり、海の中で暮らす被子植物で、葉・地下茎・根に分かれた体をもちます。そのため、同じ場所に生える海藻について得られた成分データを、そのまま…
公開日: 2026年10月07日 06:17
サボテンの一属マミラリアの栄養成分と生理活性に関する研究をまとめた総説
マミラリア(Mammillaria)は、サボテン科のなかでも特に大きく、形の多様な属のひとつです。200を超える種や亜種が知られ、色鮮やかな花や育てやすさから観賞用として国際的に取引されています。原産地の中心はメキシコで、分布は米国南西部、中米、さらに南のコロンビアにまで及びます。
公開日: 2026年10月07日 06:13
動物コラーゲン由来の血圧降下ペプチドに関する研究知見を整理した総説
高血圧は世界的に大きな健康課題です。著者らが引用する推計では、2023年時点で30〜79歳の成人のうち約14億人、この年齢層の33%が高血圧とされています。そのうち診断を受けているのは54%、治療を受けているのは42%、血圧が十分に管理できているのは21%にとどまると紹介されています。著者らは、合成…
公開日: 2026年10月07日 06:10
残っている歯の数と高齢者の機能低下・体重減少、たんぱく質摂取はその間をつなぐのか
歯を失うと噛みにくくなり、肉や魚などたんぱく質を含む食品を食べる量が減ると考えられています。これまでの研究でも、歯の数が少ない高齢者はたんぱく質の摂取量が少なく、身体機能が低い傾向が報告されてきました。筋肉の主成分はたんぱく質であるため、「歯が少ない→たんぱく質が不足する→筋肉や体力が落ちる→生活機…
公開日: 2026年10月07日 06:04