研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
加糖飲料はいつ、どこで、なぜ飲まれるのか——パキスタン・ラホールの成人を対象にした調査
甘い炭酸飲料やジュースなどの「加糖飲料」は、心臓病や肥満、2型糖尿病との関連がこれまでも指摘されてきました。ただし、こうした飲料をどれくらい飲んでいるかという「量」の研究は多くても、いつ、どこで、なぜ飲むのかという「消費の場面」に注目した研究は十分に行われてきませんでした。パキスタン・ラホールの18…
公開日: 2026年08月31日 19:29
パキスタン・ラホールの大学生400人を調査、食生活の『まずまず』の実態とは
大学生活は、実家を離れての一人暮らしや授業のプレッシャー、限られた予算など、食生活が乱れやすい条件が重なりやすい時期だといわれます。パキスタン・ラホールにある6つの大学の学生を対象に、実際にどのような食事パターンや栄養習慣が見られるのかを調べた研究が発表されました。学業のストレスや生活環境の変化、経…
公開日: 2026年08月31日 19:28
パキスタンの大学生調査:SNSの食品広告と運動不足が『不健康な食生活』とどう結びつくか
スマートフォンでSNSを開けば、色鮮やかな料理の広告や配達アプリの案内が次々と流れてくる。こうした環境の変化が、若い世代の食生活にどのような影響を与えているのだろうか。パキスタンで行われたこの研究は、大学生を含む成人のSNS利用者を対象に、SNS上の食品広告への接触や運動習慣が、日々の食生活の質とど…
公開日: 2026年08月31日 19:27
腸内細菌と脳のつながりから考える、食事によるアルツハイマー病対策の可能性
アルツハイマー病は高齢者の認知症の主な原因であり、記憶や認知機能が徐々に低下していく進行性の神経変性疾患です。近年、腸内に棲む多種多様な細菌の集まり(腸内細菌叢)が、脳の働きと密接に関わっているという研究が積み重なっており、アルツハイマー病の発症や進行を理解するうえで腸内細菌叢が重要な研究対象として…
公開日: 2026年08月31日 19:26
185cmで体重42kg、BMI12――COPD患者に見られた重度低栄養の一症例
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、気道が慢性的に狭くなり呼吸がしづらくなる病気で、さまざまな合併症を伴いやすいことが知られています。中でも頻度が高い合併症のひとつが低栄養で、COPD患者の約20%が体重減少を経験し、それが骨格筋量や呼吸機能、生活の質の低下につながるとされています。今回紹介するのは、そ…
公開日: 2026年08月31日 19:24
水産加工の副産物、安全性は? 内臓や煮汁の生物毒素・重金属を調べた研究
魚を三枚におろした後のアラや内臓、ムール貝の割れた身、イカやタコの茹で汁。水産加工の現場では、こうした副産物が大量に発生しています。近年は資源の有効活用として、これらを飼料や肥料、さらには食品原料へ再利用する動きが広がっていますが、その安全性を検証した研究は多くありませんでした。背景には、こうした非…
公開日: 2026年08月31日 18:39
赤身肉・加工肉を控える食事と死亡リスク:約100万人を27年追跡した研究から
牛肉やハム、ソーセージといった赤身肉・加工肉の摂取を控えるべきだという指導は多くの食事ガイドラインに登場します。では、鶏肉や魚だけを食べる「白身肉のみ」の食事や、肉を一切食べない「ベジタリアン」の食事は、実際に死亡リスクの低さと関連しているのでしょうか。アメリカがん協会(American Cance…
公開日: 2026年08月31日 18:38
電子線照射で伝統発酵乳製品「スズベ」と「クルト」の保存性は高められるか
中央アジアには、牛乳を発酵させて作る伝統的な乳製品「スズベ」と「クルト」がある。スズベは乳を乳酸発酵させて得た高水分(水分含有量約78〜79%)の凝乳で、クルトはそれをさらに乾燥・成形した保存食品にあたる。クルトは11世紀の文献にすでに記録が残るとされる古い食品で、地域によって呼び名が異なり、トルク…
公開日: 2026年08月31日 18:36
牛乳・ヨーグルト・チーズは口の健康を守るのか?乳製品の成分と口腔ケアをめぐる研究レビュー
むし歯や歯周炎は世界で35億人以上が抱えているとされ、その治療にかかる費用は年間4420億米ドルを超えるといわれています。フッ素塗布やシーラント(歯の溝を樹脂で埋める処置)といった専門的な予防法は効果が知られている一方、実際に受けている子どもの割合は必ずしも高くなく、誰でも手軽に取り入れられる予防策…
公開日: 2026年08月31日 18:34
七面鳥の卵、品種によってタンパク質やアミノ酸の量に違い バングラデシュの研究
鶏卵に比べると馴染みが薄いものの、七面鳥の卵は粒が大きく、タンパク質や脂質、微量栄養素が豊富な食材として注目されています。バングラデシュでは近年、栄養価の高い家禽製品への需要の高まりを背景に、七面鳥の飼育が新しい選択肢として関心を集めているといいます。ただし、高温多湿な熱帯環境で育てた場合に、品種に…
公開日: 2026年08月31日 18:32
便を『壊す前』と『壊した後』で分けて調べたら見えてきた、腸内細菌どうしの物質のやりとり
私たちの腸の中には無数の細菌がすみ、互いに作った物質を分け合いながら生きています。ある菌が作った代謝物を別の菌が利用する『クロスフィーディング』と呼ばれる関係は、腸内細菌が織りなす生態系の重要な仕組みとされていますが、便を調べる従来の代謝物分析には大きな弱点がありました。便に含まれる物質の総量を測る…
公開日: 2026年08月31日 18:31
サラセミア患者の低栄養、血液の代謝物パターンで見分けられる可能性 栄養介入の効果比較も
サラセミア(地中海貧血)は赤血球の異常により慢性的な貧血を伴う遺伝性の血液疾患で、患者では栄養状態の悪化がしばしば問題になります。しかし低栄養かどうかを見分ける際、血液中のアルブミンやトランスフェリンといった従来の指標だけでは十分に捉えきれない可能性があります。今回、タイのチェンマイ大学医学部の研究…
公開日: 2026年08月31日 18:29