研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

コートジボワール産ナツメ(Ziziphus mauritiana)果実の栄養・植物化学成分を初めて調べた研究 研究論文OpenAlexコートジボワール

コートジボワール産ナツメ(Ziziphus mauritiana)果実の栄養・植物化学成分を初めて調べた研究

ナツメの一種であるZiziphus mauritiana Lam.(クロウメモドキ科)は、西アフリカのサバンナに広く分布するとげのある常緑の果樹です。乾燥や痩せた土壌、高温に強いため、乾燥・半乾燥地域の農林複合システムで重要な役割を果たしており、マリやブルキナファソでは収穫の端境期に人々の食料と収入…

公開日: 2026年09月25日 21:04

ビール酵母でセレンを有機化する ― パイロット規模の醸造試験が示したこと 研究論文OpenAlexブラジル

ビール酵母でセレンを有機化する ― パイロット規模の醸造試験が示したこと

セレンは、抗酸化や甲状腺ホルモンの代謝などに関わるタンパク質の材料として、人にとって欠かせない微量元素です。ただし、その栄養上の性質は量だけでなく「どのような化学的な形で存在するか」に左右されます。論文によれば、セレノメチオニン(セレンを含むアミノ酸の一種)のような有機のセレンは、亜セレン酸塩などの…

公開日: 2026年09月25日 20:58

バングラデシュ・ラジバリ県の漁業者と養殖業者を比べる――暮らしと仕事の実態調査 研究論文OpenAlexバングラデシュ

バングラデシュ・ラジバリ県の漁業者と養殖業者を比べる――暮らしと仕事の実態調査

バングラデシュの農村部では、川や湖などで魚をとる「漁業者」と、池などで魚を育てる「養殖業者」という、水産にかかわる二つの異なる働き方が並び立っています。同じ魚を扱う仕事でありながら、その暮らしぶりや直面する困難は同じとは限りません。

公開日: 2026年09月25日 20:53

ソルガム粉を加えたチーズクッキー「カステンゲル」——配合の違いと食べた人の評価 研究論文OpenAlexインドネシア

ソルガム粉を加えたチーズクッキー「カステンゲル」——配合の違いと食べた人の評価

カステンゲルは、インドネシアでよく知られた焼き菓子です。チーズを使った香ばしい風味、サクサクした食感、黄褐色の焼き色が特徴で、一般には小麦粉を主な材料としてつくられます。

公開日: 2026年09月25日 20:49

糖尿病と酸化ストレスにおける桑の葉の役割をまとめた総説 研究論文OpenAlexインド

糖尿病と酸化ストレスにおける桑の葉の役割をまとめた総説

著者は、糖尿病で起こる酸化ストレスの生化学的な仕組みを整理し、そのうえで桑(クワ属、Morus spp.)の葉が酸化ストレスの管理と糖尿病合併症の予防にどのような役割を果たすと報告されてきたかを検討することを目的としています。

公開日: 2026年09月25日 20:38

家禽の飼料に使うセレン——さまざまな供給源をどう選ぶかを整理した総説 研究論文OpenAlexエジプト

家禽の飼料に使うセレン——さまざまな供給源をどう選ぶかを整理した総説

セレン(Se)は、家禽(ニワトリなどの家畜化された鳥類)の飼育現場で最も広く使われている飼料添加物の一つです。著者らによれば、セレンは抗酸化酵素、とくにグルタチオンペルオキシダーゼや、セレンを含むさまざまなタンパク質(セレノプロテイン)を活性化するために必要とされます。抗酸化酵素とは、体内で生じる反…

公開日: 2026年09月25日 20:33

サフランの花の副産物を活かした新しいペコリーノ型チーズの開発 研究論文OpenAlexイタリア

サフランの花の副産物を活かした新しいペコリーノ型チーズの開発

サフランは、花のめしべの先端にある「柱頭」だけを香辛料として利用します。そのため、花びらやおしべなど残りの部分は副産物として大量に生じます。研究チームは、この「サフランの花の副産物」を捨てずに食品の素材として使えないかという観点から、羊の生乳を用いた新しいチーズの原料として使う可能性を検討しました。…

公開日: 2026年09月25日 20:29

食事の質は高齢者の血液指標とどう関係するか——スウェーデンの地域住民調査から 研究論文OpenAlexスウェーデン

食事の質は高齢者の血液指標とどう関係するか——スウェーデンの地域住民調査から

平均寿命が延びる一方で、慢性疾患や障害を抱えずに過ごせる年数が同じだけ延びるとは限りません。加齢は心血管疾患、2型糖尿病、神経変性疾患、がんなどの主要な危険因子であり、変えられる要因を見つけることが課題になっています。食事はそうした変えられる要因の代表格です。

公開日: 2026年09月25日 20:22

小麦のカビ毒デオキシニバレノールを携帯型ラマン分光と機械学習で素早く見分ける試み 研究論文OpenAlexケニア

小麦のカビ毒デオキシニバレノールを携帯型ラマン分光と機械学習で素早く見分ける試み

赤かび病(Fusarium Head Blight)は小麦の重要な病害で、収量を減らすだけでなく、デオキシニバレノール(DON)と呼ばれるカビ毒(マイコトキシン)による汚染を引き起こします。論文の著者らによれば、DONは小麦で最も広く見られる汚染物質のひとつで、急性の胃腸障害や免疫機能の低下、家畜の…

公開日: 2026年09月25日 20:17

小規模飲食店の経営力を高める取り組み——ネット販売の活用と簡易な家計・収支管理 研究論文OpenAlexインドネシア

小規模飲食店の経営力を高める取り組み——ネット販売の活用と簡易な家計・収支管理

デジタル技術の導入は、零細・小規模・中規模事業者(MSME、インドネシアで一般に「UMKM」と呼ばれる小規模事業者)にとって、販路を広げ事業成績を高める機会をもたらすと著者らは述べています。実際に、飲食業の小規模事業者である「Payo」は、すでにGojek、Grab、Shopeeといったプラットフォ…

公開日: 2026年09月25日 20:10

ローストしたナツメヤシを加えた殺菌ヤギ乳の官能特性と消費者の好み 研究論文OpenAlexインドネシア

ローストしたナツメヤシを加えた殺菌ヤギ乳の官能特性と消費者の好み

ザーネン種のヤギから搾られる乳は栄養価が高い一方で、独特のにおい(いわゆる「ゴーティ・フレーバー」と呼ばれる、ヤギ乳特有の風味)があるため、消費者に受け入れられにくいという課題があります。この論文の著者らは、この飲みやすさを高める方法のひとつとして、ローストしたナツメヤシ(Phoenix dacty…

公開日: 2026年09月25日 20:05

身体活動・エネルギー摂取・食物繊維とBMIの関係を成人95人で調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

身体活動・エネルギー摂取・食物繊維とBMIの関係を成人95人で調べた研究

肥満は世界的な健康課題であり、著者らは、インドネシアでも成人の肥満割合が2018年の21.8%から2023年には23.4%へ増加したと紹介しています。2023年のインドネシア保健調査では、北スラウェシ州が30.6%で全国3番目に高い水準にあったと報告されています。

公開日: 2026年09月25日 20:01