研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

食事の質と成人のにきびとの関連を調べた大規模横断研究 研究論文OpenAlexイギリス

食事の質と成人のにきびとの関連を調べた大規模横断研究

にきび(ざ瘡)の発症に食事が関わっているのではないかという指摘は以前からありましたが、著者らによれば、成人を対象とした根拠はまだ限られており、とくに食事全体の質との関係や、男女で違いがあるかどうかについてはよく分かっていませんでした。

公開日: 2026年09月25日 23:25

超加工食品を多く含む食事は満腹感の反応を変えるのか——食感による食べる速さに着目した無作為化クロスオーバー試験の二次解析 研究論文OpenAlexオランダ

超加工食品を多く含む食事は満腹感の反応を変えるのか——食感による食べる速さに着目した無作為化クロスオーバー試験の二次解析

超加工食品(工業的に配合・加工された食品で、原材料の姿をほとんどとどめないもの。論文ではNova分類の第4群として扱われています)を多く含む食事は、満腹感の signalling(食べた後に「満ちた」と感じさせる体内の仕組み)を弱め、結果としてエネルギー摂取量を増やすのではないか、という仮説がこれま…

公開日: 2026年09月25日 23:20

ローズヒップ由来の色素と炭素ドットを組み込んだ生分解性エアロゲル——牛肉の鮮度を色で知らせる包装材の研究 研究論文OpenAlexイラン

ローズヒップ由来の色素と炭素ドットを組み込んだ生分解性エアロゲル——牛肉の鮮度を色で知らせる包装材の研究

石油由来のプラスチック包装は、分解されにくいこと、温室効果ガスの排出、有害物質やマイクロプラスチックの放出といった問題を抱えています。研究チームは、こうした素材に代わる、自然界の材料からつくる包装材の開発に取り組みました。

公開日: 2026年09月25日 23:15

マルーラの実は熟し方で中身が変わる――収穫時期と成分の関係を調べた研究 研究論文OpenAlex南アフリカ

マルーラの実は熟し方で中身が変わる――収穫時期と成分の関係を調べた研究

南部アフリカに自生するマルーラ(Sclerocarya birrea)は、南アフリカの農村・半農村地域で生の果実として食べられるほか、酒やジャム、ジュース、ナッツなどの原料にも使われてきた在来果実です。ビタミンCやカルシウム、カリウム、リンなどを豊富に含むと報告されており、地域の食と栄養を支える存在…

公開日: 2026年09月25日 23:09

クコの実由来多糖類と動脈硬化モデルマウスの脂質・免疫に関する研究の紹介 研究論文OpenAlex

クコの実由来多糖類と動脈硬化モデルマウスの脂質・免疫に関する研究の紹介

血液中の脂質バランスが崩れる脂質異常症は、動脈硬化や心血管疾患と結びつく代謝の乱れとして知られています。著者らによれば、脂質異常症では肝臓や血管壁で慢性的に弱い炎症が続き、コレステロールの蓄積だけでなく免疫のはたらきの乱れも伴います。そのため、代謝と免疫の両方に作用しうる食品由来の成分に関心が集まっ…

公開日: 2026年09月25日 23:04

海洋由来ペプチドの免疫調節作用と、オルガノイドを用いた評価基盤に関する総説 研究論文OpenAlex韓国

海洋由来ペプチドの免疫調節作用と、オルガノイドを用いた評価基盤に関する総説

海は地球表面の7割以上を占め、多様な生物が生息しています。その中から見つかる「海洋由来ペプチド」は、免疫のはたらきを整えたり、酸化ストレスや炎症を抑えたりする作用を持つことが報告されてきました。ペプチドとは、アミノ酸がいくつかつながった小さな分子のことです。

公開日: 2026年09月25日 22:57

超加工食品の摂取と大腸がんの既往との関連を調べた米国の横断研究 研究論文OpenAlexセントクリストファー・ネービス

超加工食品の摂取と大腸がんの既往との関連を調べた米国の横断研究

超加工食品は、米国の成人が摂取する食事の中でかなりの割合を占めており、これまでにいくつかの慢性疾患との関連が報告されてきました。一方で、大腸がんとの関係については、報告が限られており、結果も一致していないと研究チームは述べています。とくに、国全体を代表するような集団を対象とした知見は乏しい状況でした…

公開日: 2026年09月25日 22:53

第一志望ではない学生の学習意欲と技能の準備度合い ― 調理技術プログラムの調査報告 研究論文OpenAlexフィリピン

第一志望ではない学生の学習意欲と技能の準備度合い ― 調理技術プログラムの調査報告

大学の入学選考では、第一志望の学科に入れず、別の学科に振り分けられて学び始める学生がいます。この研究は、そうした「第一志望ではない学生」が、配属先のプログラムでどれだけ学ぶ意欲を持ち、どの程度技能を身につける準備ができているのかを調べたものです。

公開日: 2026年09月25日 22:50

キビ(Panicum miliaceum)の栄養と機能性に関する総説の紹介 研究論文DOAJインド

キビ(Panicum miliaceum)の栄養と機能性に関する総説の紹介

著者らは、古くから栽培されてきた穀物であるキビ(プロソミレット、学名 Panicum miliaceum L.)が、その栄養価と健康面での利点によって近年あらためて関心を集めている、と述べています。この論文は、新たな実験を行って何かを測定したものではなく、キビの栄養面・機能面での意義を整理した総説(…

公開日: 2026年09月25日 22:46

ポリフェノールを使った食品保存技術を、構造・機能・安定性の観点から整理した総説 研究論文DOAJ中国

ポリフェノールを使った食品保存技術を、構造・機能・安定性の観点から整理した総説

茶やブドウ、果物などに含まれるポリフェノールは、酸化を防ぐ働き(抗酸化性)、微生物の増殖を抑える働き(抗菌性)、さらに環境の変化に応じて色が変わるなどの性質(センシング性)をもつことから、食品の品質を保つ包装材や、鮮度を知らせる「インテリジェント包装」の機能成分として研究が進んでいます。

公開日: 2026年09月25日 22:36

発酵食品を食べる頻度と心の回復力の関係を調べた研究 研究論文OpenAlexインド

発酵食品を食べる頻度と心の回復力の関係を調べた研究

ドーサやイドゥリ、アッパム、カード(凝乳)、バターミルクといった発酵食品は、インドの伝統的な食生活に古くから根づいています。近年、こうした食品が「腸内微生物叢-腸-脳軸」と呼ばれる経路を通じて心のはたらきに関わるのではないか、という関心が高まっています。これは、腸内の微生物とその環境、そして脳が互い…

公開日: 2026年09月25日 22:30

スウェーデンのネットスーパーにおける商品配置と、目立つ位置に置かれる食品の健康度を調べた研究 研究論文OpenAlexスウェーデン

スウェーデンのネットスーパーにおける商品配置と、目立つ位置に置かれる食品の健康度を調べた研究

オンラインでの食料品購入が急速に増えるなかで、著者らは、デジタル上の食品小売環境が人々の食生活のあり方を左右する重要な要因になっていると述べています。実店舗のスーパーマーケットについては、どのような売り方の工夫が買い物客に影響するかがすでによく理解されている一方、オンラインの売り場に関する証拠は限ら…

公開日: 2026年09月25日 22:26