研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

中年期の食事内容と閉経の年齢に関連はあるか——カナダの長期追跡調査からの報告 研究論文OpenAlexカナダ

中年期の食事内容と閉経の年齢に関連はあるか——カナダの長期追跡調査からの報告

月経が12か月続けて止まった状態を自然閉経と呼び、その年齢は人によってかなり幅があります。研究チームは、カナダでは自然閉経がおおむね51歳ごろに起こる一方で個人差が大きいこと、そして閉経が早い場合は心血管疾患や骨粗鬆症などのリスクが高いとされ、遅い場合はホルモンに反応しやすいがんのリスクが高いとされ…

公開日: 2026年09月25日 05:21

「超加工食品」と臨床栄養のあいだ — 経口栄養補助食品をめぐる枠組みの再検討 研究論文OpenAlexオーストラリア

「超加工食品」と臨床栄養のあいだ — 経口栄養補助食品をめぐる枠組みの再検討

食品を「工業的な加工の程度と目的」によって分類する枠組みに、Nova分類と呼ばれるものがあります。この分類から導かれた公衆衛生上の提言、すなわち「超加工食品はできるだけ減らすべきだ」という考え方は、現在では各国の食事指針や規制の設計にまで影響を及ぼしています。

公開日: 2026年09月25日 05:17

カザフスタン中部の都市部に住む児童・生徒864人の食習慣を調べた研究 研究論文OpenAlexカザフスタン

カザフスタン中部の都市部に住む児童・生徒864人の食習慣を調べた研究

学齢期は、その後の人生にも影響しうる食習慣が形づくられる時期であり、成長にともなって栄養素の必要量も増えます。研究チームは、この時期の食事のあり方を知る手がかりとして、主な食品群をどのくらいの頻度で口にしているかに注目しました。ある一日だけの記録ではとらえにくい、日常的で安定した食べ方の特徴を描き出…

公開日: 2026年09月25日 05:13

尿路結石の種類と食習慣の関係を調べた横断研究 ― インド東部の医科大学での報告 研究論文OpenAlexインド

尿路結石の種類と食習慣の関係を調べた横断研究 ― インド東部の医科大学での報告

尿路結石症は、腎臓や尿管などの尿の通り道に硬い結晶のかたまり(結石)ができる病気です。論文によると、世界の人口のおよそ12%が尿路結石症の影響を受けており、インドでも同程度の約12%と推定され、北部ではさらに高く15%に達すると報告されている地域もあるとされています。著者らは、この病気が治療法にかか…

公開日: 2026年09月25日 05:08

GLP-1受容体作動薬を使う人では、味の感じ方と食べる行動に何が違うのか 研究論文OpenAlexアメリカ

GLP-1受容体作動薬を使う人では、味の感じ方と食べる行動に何が違うのか

GLP-1受容体作動薬(GLP-1RA)は、もともと2型糖尿病の治療薬として開発され、現在は肥満などに対する体重管理にも使われている薬です。研究チームは、この薬を使っている人では食べる量が減り、体重が減ることが知られている一方で、その背景に「味やにおいの感じ方の変化」がどのくらい関わっているのかは十…

公開日: 2026年09月25日 05:02

食事と自然リンパ球(ILC)——メタボリックシンドロームの進行をつなぐ免疫細胞をめぐる総説 研究論文OpenAlexブラジル

食事と自然リンパ球(ILC)——メタボリックシンドロームの進行をつなぐ免疫細胞をめぐる総説

メタボリックシンドローム(MetS)は、内臓中心の肥満、インスリン抵抗性、HDLコレステロールの低下、中性脂肪の上昇、血圧の上昇といった状態が重なったもので、心血管疾患や非アルコール性脂肪性肝疾患、2型糖尿病(T2DM)などの危険を高めると説明されています。著者らは、2023年の世界での有病率が女性…

公開日: 2026年09月25日 04:57

捨てられてきたガラナの種皮を調べる:アマゾン産残渣の成分を総合的に分析した研究 研究論文OpenAlexブラジル

捨てられてきたガラナの種皮を調べる:アマゾン産残渣の成分を総合的に分析した研究

ガラナはアマゾン原産の果実で、覚醒作用をもたらす性質で広く知られ、世界最大の生産国であるブラジルでは経済的にも重要な作物です。ただし加工の工程で使われるのは種子だけで、そのほかの部分は大量の残渣として残ります。なかでも量が多いのが、種子を覆う種皮です。

公開日: 2026年09月25日 04:51

地中海食と骨の健康 ― 骨粗鬆症予防をめぐる仕組みと研究の現状 研究論文OpenAlexポルトガル

地中海食と骨の健康 ― 骨粗鬆症予防をめぐる仕組みと研究の現状

骨粗鬆症は、骨の量や質が低下して骨折しやすくなる状態です。その予防をめぐって近年注目されているのが、地中海沿岸地域の伝統的な食事パターンである「地中海食」です。

公開日: 2026年09月25日 04:47

尿に含まれる「におい成分」から腎結石の手がかりを探る研究 研究論文OpenAlexスイス

尿に含まれる「におい成分」から腎結石の手がかりを探る研究

腎結石は、先進国では生涯のうちに10〜15%の人が経験するとされる頻度の高い病気で、近年その発症は増加傾向にあると報告されています。結石は、尿に溶けている成分が溶けきれる限界を超えたときに結晶が生まれ、それが集まることでできます。食事や運動量、水分のとり方といった生活習慣が関わると考えられていますが…

公開日: 2026年09月25日 04:42

カニ漁の持続と食品安全の両立を探る――米カリフォルニア州の生物毒対策をめぐる研究 研究論文DOAJアメリカ

カニ漁の持続と食品安全の両立を探る――米カリフォルニア州の生物毒対策をめぐる研究

2015年から2016年にかけて、米国西海岸沿いで「ドウモイ酸」という生物毒をつくる藻類の大増殖(ブルーム)が広範囲かつ長期にわたって発生しました。ドウモイ酸は藻類が産生する物質で、食物連鎖を通じて水産物に蓄積し、人が食べると健康被害を起こしうるため、水産物の安全管理上の懸念となります。このブルーム…

公開日: 2026年09月24日 23:32

食品の安全と日持ちを支える次世代バイオ包装材 ― 抗菌成分の放出制御と移行の管理をまとめた総説 研究論文DOAJチェコ

食品の安全と日持ちを支える次世代バイオ包装材 ― 抗菌成分の放出制御と移行の管理をまとめた総説

食品を包む材料に、菌の増殖を抑える成分(抗菌成分)や、酸化による劣化を防ぐ成分(抗酸化成分)を組み込む技術が進んでいます。ただし、これらの有効成分が早い段階で使い尽くされてしまうと、保存期間の後半では効果が続きません。

公開日: 2026年09月24日 23:27

16時間の断食を8週間——肥満のある1人の男性を追った症例報告 研究論文OpenAlexブラジル

16時間の断食を8週間——肥満のある1人の男性を追った症例報告

断食と食事の時間を交互に設ける「間欠的断食(インターミッテント・ファスティング)」は、体重を減らし代謝を整える方法として注目されてきました。一方で、専門家の指導なしに行った場合に何が起きるのかは、議論が続いている点です。

公開日: 2026年09月24日 22:41