研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
ニゲラ精油と粘土を組み込んだ二層フィルムの開発と、冷蔵牛肉への塗布による品質保持の検討
肉は傷みやすく、保存できる期間が比較的短い食品です。主な原因の一つは微生物の増殖で、品質が急速に低下します。そこで近年、抗菌作用や抗酸化作用をもつ植物の精油を、天然由来の保存手段として利用する研究が進められています。
公開日: 2026年10月18日 06:25
葉酸を過剰に加えると頭頸部がん細胞のDNAメチル化と体内時計遺伝子はどう変わるか:培養細胞を用いた探索的研究
葉酸(ビタミンB9)は、DNAの材料づくりや、DNAに「メチル基」という小さな目印を付ける反応(DNAメチル化)に関わる栄養素です。サプリメントなどに使われる合成型を、ここでは葉酸と呼びます。DNAメチル化は遺伝子のスイッチのオン・オフに関わる仕組みの一つです。葉酸はこの目印の材料の供給に関係してい…
公開日: 2026年10月18日 06:20
マグロの骨粉とササゲを使ったスナックバー 3種類の配合比で好まれ方を比較
魚の加工では、頭や骨、うろこなどの副産物が多く出ます。著者らは、魚の重量の40〜60%ほどが加工の過程で残渣になり得るという既存の報告を紹介し、こうした副産物を価値ある食品に変える工夫が求められていると述べています。とくに魚の骨はカルシウムやリンなどのミネラルを多く含むため、粉にすれば食品素材として…
公開日: 2026年10月18日 06:13
水牛肉のシャミケバブに加熱してつぶしたエレファントフットヤムを加えたときの品質の変化
シャミケバブは、肉を細かく刻んだりひいたりして作る伝統的な肉製品です。研究チームは、こうした肉製品の加工時の品質が、食物繊維の多い植物性の材料を加えることで変わる可能性に注目しました。
公開日: 2026年10月18日 06:10
ヒマの種子を使った発酵調味料づくりで、発酵時間・温度・粒の大きさの組み合わせを数式モデルで検討した研究
ヒマ(トウゴマ、学名Ricinus communis)の種子は油分の多い種子で、ナイジェリア南東部では「オギリ」と呼ばれる発酵調味料の原料として使われています。オギリは独特の風味を持ち、スープやソースに使われます。ただし、生の種子には有毒な成分が含まれるため、そのまま食べることはありません。煮る、種…
公開日: 2026年10月18日 06:01
長江デルタ地域の包装食品に含まれるナトリウム量を中国とWHOの目標値と比べた調査
食塩の主成分であるナトリウムのとりすぎは、循環器疾患などの慢性疾患と関係する食事上の大きなリスク要因とされています。研究チームによると、中国では家庭で料理に加える塩は減ってきた一方、外食や加工食品からの摂取が増え、成人の大半が推奨上限を超えてナトリウムをとっている状況が続いています。なかでも、袋や箱…
公開日: 2026年10月18日 05:11
果汁搾りかすのカシス果皮から作った素材を豚肉ミートボールに加える研究
ひき肉製品は水分が多く、不飽和脂肪酸も含むため、保存中に脂質が酸化しやすく、微生物も増えやすい食品です。合成添加物に代わる天然由来の素材として、ポリフェノールを多く含む植物抽出物が研究されてきました。
公開日: 2026年10月18日 05:06
メスキート種子(Prosopis africana)の発酵条件を応答曲面法で最適化した研究
Prosopis africana(英語でメスキートと呼ばれるマメ科植物の一種)の種子は、ナイジェリアの多くの地域で手に入りますが、よく知られた作物と比べると利用が進んでいません。この種子は加熱や発酵などの加工を経て、「オクペイェ(Okpeye)」と呼ばれる伝統的な発酵調味料などに使われてきました。
公開日: 2026年10月18日 04:56
伝統的な加熱調理法は濃緑色葉物野菜のフェノール類と抗酸化能をどう変えるか
ホウレンソウなどの濃い緑色の葉物野菜には、ポリフェノール(フェノール類)やフラボノイドといった植物由来の成分が多く含まれています。ただ、野菜の多くは加熱して食べられます。調理によってこれらの成分がどれだけ残り、どれだけ減るのかについて、これまでの研究結果は野菜の種類や実験条件によってまちまちでした。
公開日: 2026年10月18日 04:48
若者の甘い飲み物の摂取と随時血糖値の関係を既存研究から整理した文献レビュー
生活様式の変化にともない、若い世代では砂糖を加えた飲み物(加糖飲料)を口にする機会が増えています。加糖飲料とは、ショ糖や果糖、高果糖コーンシロップなどの糖類を加えた飲み物のことです。著者らは、こうした飲み物の取りすぎが血糖値の上昇を招き、若い年代での糖尿病のリスクにつながる可能性に注目しました。
公開日: 2026年10月17日 22:43
インドネシアの高校1年生女子における食事パターンと貧血の関連を調べた研究
思春期の女子は、急速な成長や月経による出血、食事内容の偏りなどから鉄が不足しやすく、貧血になりやすい時期にあるとされています。貧血とは、血液中で酸素を運ぶヘモグロビンの濃度が基準値を下回る状態で、疲れやすさや集中力の低下などにつながる可能性があります。
公開日: 2026年10月17日 22:38
韓国の中高生における「モッパン」「クッパン」の視聴頻度と、加糖飲料・人工甘味料飲料の摂取頻度の関連
韓国では、出演者が視聴者とやり取りしながら食事をする「モッパン(食べる放送)」や、料理を作って食べることも多い「クッパン(料理放送)」と呼ばれるオンライン動画が人気で、10代の若者もよく視聴しています。著者らは、両者をまとめて「食べ物関連のオンラインメディア」と呼んでいます。
公開日: 2026年10月17日 22:34