研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

中学生のエネルギー・たんぱく質摂取量、身体活動と栄養状態の関係:インドネシア・スラカルタの中学校での調査 研究論文OpenAlexインドネシア

中学生のエネルギー・たんぱく質摂取量、身体活動と栄養状態の関係:インドネシア・スラカルタの中学校での調査

思春期は、子どもから大人へ移り変わる時期です。急な身長の伸びや筋肉量の増加が起こるため、エネルギーや栄養素の必要量が増えます。一方、ファストフードや甘い飲み物をよくとる、食事を抜くといった食習慣の変化に、体を動かす量の少なさが重なると、取り込むエネルギーと使うエネルギーの釣り合いが崩れます。その結果…

公開日: 2026年10月13日 06:29

自閉スペクトラム症のバングラデシュの子どもにおける血清クレアチニン・尿素と食事のたんぱく質摂取 研究論文OpenAlexバングラデシュ

自閉スペクトラム症のバングラデシュの子どもにおける血清クレアチニン・尿素と食事のたんぱく質摂取

自閉スペクトラム症(ASD)は、対人コミュニケーションの困難、繰り返しの行動、強く限られた興味、感覚の偏りなどが幼い頃から見られる神経発達症です。著者らによると、ASDの子どもでは、細胞のエネルギー産生を担うミトコンドリアの働きの低下が報告されています。また、食べられるものが限られる偏食もよく見られ…

公開日: 2026年10月13日 06:26

北ブトン県の幼児の発育阻害(スタンティング)と、動物性たんぱく質の摂取・妊娠中の母親の慢性的なエネルギー不足との関連を調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

北ブトン県の幼児の発育阻害(スタンティング)と、動物性たんぱく質の摂取・妊娠中の母親の慢性的なエネルギー不足との関連を調べた研究

スタンティングとは、栄養不足や感染症の繰り返しなどによって、子どもの身長が年齢に比べて低くなる発育の障害です。世界保健機関(WHO)の基準では、同じ年齢・性別の標準と比べて身長が大きく下回る(標準偏差でマイナス2未満)場合をスタンティングとしています。長期間の栄養不足を反映しており、母親のおなかの中…

公開日: 2026年10月13日 06:22

カザフスタン産の穀物を使った「炭水化物バランス型」パンづくりに向けた原料選びと加工法の検討 研究論文OpenAlexカザフスタン

カザフスタン産の穀物を使った「炭水化物バランス型」パンづくりに向けた原料選びと加工法の検討

パンは毎日のように食べられ、カザフスタンの食生活でも大きな位置を占めています。一方で、一般的なパンは消化されやすいでんぷんが多く、食物繊維が比較的少ないという特徴があります。論文によれば、近年は炭水化物の「量」だけでなく「質」、つまり食物繊維、糖類、消化されにくいでんぷん、ゆっくり消化される炭水化物…

公開日: 2026年10月13日 06:18

馬肉のソーセージローフにニンジン・ジャガイモ・カボチャを加えると品質はどう変わるか 研究論文OpenAlexカザフスタン

馬肉のソーセージローフにニンジン・ジャガイモ・カボチャを加えると品質はどう変わるか

肉と野菜などの植物原料を組み合わせた加工食品への関心が高まっています。研究チームは、馬肉を主原料とする「ソーセージローフ」に植物原料を加えた配合を開発しました。この研究のソーセージローフは、ひき肉の生地を細長いパン(ローフ)のような形にまとめて焼き上げた肉製品です。そのうえで、植物原料の量が製品の成…

公開日: 2026年10月13日 06:15

加熱調理の方法と食品添加物は、低価値魚の半製品の品質をどう変えるか 研究論文OpenAlexカザフスタン

加熱調理の方法と食品添加物は、低価値魚の半製品の品質をどう変えるか

価値の高い漁獲対象魚の資源が減るなか、これまで十分に利用されてこなかった「低価値魚」を食品原料として活用することが課題になっています。著者らは、低価値魚から作る魚の半製品(家庭や調理現場で加熱して仕上げる下ごしらえ済みの製品)について、加熱調理の方法が味や見た目、化学的性質、微生物の状態にどう影響す…

公開日: 2026年10月13日 06:10

食中毒から微小プラスチック、重金属まで――食品の安全を脅かす要因を整理したミニレビュー 研究論文OpenAlexスリランカ

食中毒から微小プラスチック、重金属まで――食品の安全を脅かす要因を整理したミニレビュー

汚染された食品による健康被害は、今も世界の公衆衛生上の大きな課題です。この論文が引用する世界保健機関(WHO)の推計では、汚染された食品を食べたことで病気になる人は世界で年間約8億6600万人(およそ9人に1人)にのぼり、約152万人が亡くなっています。論文の要旨では、これに伴う経済的損失を年間31…

公開日: 2026年10月13日 06:06

甘い飲食物を食べる習慣と小学生のむし歯の関連:インドネシア・バリ島デンパサールの小学校での調査 研究論文OpenAlexインドネシア

甘い飲食物を食べる習慣と小学生のむし歯の関連:インドネシア・バリ島デンパサールの小学校での調査

むし歯は学齢期の子どもに多い口の健康問題で、食事や睡眠、授業中の集中、人と話すときの自信にまで影響しうると論文は述べています。むし歯には多くの要因が関わりますが、生活の中で変えられる要因の一つが、むし歯の原因になりやすい飲食物をどれくらい頻繁にとるかという食習慣です。こうした飲食物は「う蝕原性(うし…

公開日: 2026年10月13日 06:01

超加工食品と健康格差:低・中所得国の生涯にわたる課題を論じた論考 研究論文OpenAlex中国

超加工食品と健康格差:低・中所得国の生涯にわたる課題を論じた論考

工場で精製・加工された原料や添加物を主体につくられる「超加工食品」は、甘味飲料、袋入りスナック、菓子パン類などを含み、世界各地で日常の食事に広がっています。これまでの研究では、肥満や生活習慣病、心の健康との関連が報告されてきました。一方で、こうした食品が所得や生活状況の違いによる健康格差を広げている…

公開日: 2026年10月13日 05:58

食用アカパンカビの乾燥菌体に含まれるエルゴチオネインとスペルミジン:1ロットの分析結果と既存文献との比較 研究論文OpenAlexアメリカ

食用アカパンカビの乾燥菌体に含まれるエルゴチオネインとスペルミジン:1ロットの分析結果と既存文献との比較

アカパンカビ(Neurospora crassa)は、実験生物としてよく知られるカビの一種です。著者によると、アジアやアフリカでは発酵食品を通じて何世代にもわたり食べられてきました。現在は、液体の中で培養した菌糸体(カビの糸状の体)をまるごと乾燥させた食品素材としても生産されています。食品としての議…

公開日: 2026年10月13日 05:54

インドネシアの職業高校生における甘い飲み物・食習慣と血糖値の関連を調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

インドネシアの職業高校生における甘い飲み物・食習慣と血糖値の関連を調べた研究

2型糖尿病は、かつては大人の病気と考えられがちでしたが、10代の若者にも見られるようになっています。その背景として、生活習慣の変化、特に砂糖を加えた飲み物の多飲や偏った食習慣が指摘されています。

公開日: 2026年10月13日 05:44

インドネシアの無償栄養給食プログラム向けに、重みを調整できるTOPSIS方式の献立推薦ウェブシステムを開発 研究論文OpenAlexインドネシア

インドネシアの無償栄養給食プログラム向けに、重みを調整できるTOPSIS方式の献立推薦ウェブシステムを開発

インドネシアでは、国の栄養状態の改善を目的とする無償栄養給食(MBG)プログラムが進められています。著者らによると、このプログラムの成果は、食事を届けることだけでなく、栄養上の必要量に見合った献立を選べるかどうかにも左右されます。献立の候補はそれぞれ性質が異なり、複数の観点から同時に比べる必要がある…

公開日: 2026年10月13日 05:40