研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
体重に関する『恥ずかしさ』の感情が、糖尿病患者の食事の幅を狭めている? 女性と高齢者で見られた関連
糖尿病の治療では、血糖コントロールのために食事内容が重要な役割を果たすとされています。その中で近年注目されているのが「体重スティグマ」という概念です。これは、自分の体重について他者から偏見の目で見られるのではないか、恥をかかされるのではないかという不安や、自分自身を否定的に評価してしまう感覚を指しま…
取得日: 2026年07月19日 20:27
食物繊維の摂取量と肺がんリスク、大規模コホートの統合解析からみえてきたこと
肺がんの予防というと禁煙や大気汚染対策がまず思い浮かびますが、日々の食事内容も関係しているのでしょうか。これまで果物や野菜の摂取と肺がんリスクの関連を調べた研究はいくつかありましたが、野菜や果物に多く含まれる「食物繊維」そのものに注目して肺がんリスクとの関連を検討した研究はこれまでなかったとされてい…
取得日: 2026年07月19日 20:27
慢性膵炎の腹痛に食事療法で介入する試み──空腸栄養と成分栄養食の可能性を探る総説
慢性膵炎は、膵臓に慢性的な炎症が続くことで、つらい腹痛や食後の症状悪化、さらには栄養不良までも引き起こすことがある病気です。治療といえば痛み止めの使用や、膵臓が作る消化酵素を薬で補う『酵素補充療法』が中心に行われてきました。しかし今回紹介する総説では、少し違う切り口から――『そもそも膵臓を刺激しすぎ…
取得日: 2026年07月18日 17:26
食事の『炎症を起こしやすさ』は体の炎症と関係する?サウジアラビアの成人117人を対象にした調査
「何を食べるか」が体の中の炎症と関係しているかもしれない、という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。近年、食事全体が体に炎症を起こしやすい傾向にあるかどうかを数値化する「食事性炎症指数(Dietary Inflammatory Index、DII)」という指標を使った研究が世界各地で行われて…
取得日: 2026年07月18日 17:26
野菜をよく食べる高齢者は歯を失いにくい? 中国の大規模追跡調査から見えてきたこと
「野菜をしっかり食べると歯の健康にもいいらしい」——そんな話を耳にしたことがある人もいるかもしれません。実際、これまでの研究でも果物や野菜の摂取と口腔の健康との関連が指摘されてきました。しかし、もともとの歯の残り具合(歯列の状態)によって、その後の歯の喪失の進み方に果物や野菜の摂取頻度がどう関わって…
取得日: 2026年07月18日 17:26
ソルガムにキャッサバとカボチャの粉を加えたインスタント米、消化性と食感はどう変わる?
白米の代わりになる「ライスアナログ」をご存じでしょうか。米以外の穀物や芋類の粉を、押出成形(エクストルージョン)という加工技術で米粒のような形に仕立てた食品です。今回紹介する研究では、雑穀の一種であるソルガム(モロコシ)を主原料にしたインスタントライスアナログに、モディファイドキャッサバ粉(moca…
取得日: 2026年07月18日 17:26
簡易版アンケートで食事の炎症リスクを見分けられるか 中国高齢者を対象にした検証研究
「何を食べているか」は、体の中の慢性的な炎症とも関係があると考えられています。慢性的な低レベルの炎症は、さまざまな生活習慣病の背景にあるとされ、これまで研究者たちは食事が炎症に与える影響を数値化する「食事性炎症指数(DII)」というものさしを使ってきました。ただし、このDIIを正確に算出するには詳細…
取得日: 2026年07月18日 17:26
プロバイオティクスを守る多層コーティング技術 ― ニオソームとカゼイン/アラビアガム複合体による新しい試み
ヨーグルトやサプリメントに含まれる「プロバイオティクス」と呼ばれる生きた微生物は、腸内環境への働きかけが期待されて食品や医薬品に広く使われています。ところがこれらの微生物は熱や酸、乾燥といった外的なストレスに弱く、加工や保存の過程で生存率が大きく下がってしまうことが課題とされてきました。今回紹介する…
取得日: 2026年07月18日 17:26
デュラム小麦の製粉副産物を発酵させて作るパン用バイオ原料、その可能性を探る研究
パンやパスタの原料であるデュラム小麦。製粉の過程では、ふすま(表皮部分)や胚芽といった副産物が生まれます。これらは栄養素を多く含む一方で、パンなどの主食に活用する取り組みは発展途上にあります。今回紹介する研究は、こうした製粉副産物を乳酸菌で発酵させることで、パン作りに役立つ「バイオ原料」に変えられな…
取得日: 2026年07月18日 17:26
砂糖と人工甘味料、14日間摂取したら体はどう変わる?—健康な成人での比較試験
砂糖の代わりに人工甘味料(非カロリー甘味料)を使えば、摂取エネルギーを減らせると考えられ、ダイエット飲料などに広く使われています。しかし、こうした甘味料が体の代謝にどのような影響を与えるのかについては、実はまだ議論が続いているテーマです。今回紹介する研究は、健康な成人を対象に、ショ糖(砂糖)、サッカ…
取得日: 2026年07月18日 17:26
妊娠中の母体環境が子どもの肥満リスクに関わる? 出生前要因を整理した総説
子どもの過体重や肥満は、いまや世界的な健康課題として広く知られるようになりました。食事や運動習慣が注目されがちですが、実は「生まれる前」、つまりお腹の中にいる胎児期の環境も、その後の体重増加や肥満のリスクに関わっている可能性が指摘されています。今回紹介する総説論文は、この「胎生期(たいせいき)起源」…
取得日: 2026年07月18日 17:26
HIV陽性男性の腸内環境を調べる:短鎖脂肪酸と脂質代謝の関係とは
私たちの腸には無数の細菌がすみ着いており、食べ物を分解する過程で「短鎖脂肪酸(SCFA)」と呼ばれる物質を作り出しています。この短鎖脂肪酸は、体のエネルギー代謝や健康状態と深く関わっていると考えられている物質です。今回紹介する研究は、抗レトロウイルス療法(HAART)を受けているHIV陽性の男性たち…
取得日: 2026年07月18日 17:26