研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

有色米の加工に超音波をどう使えるか――アントシアニンの保持と抽出をめぐる総説 研究論文OpenAlexアメリカ

有色米の加工に超音波をどう使えるか――アントシアニンの保持と抽出をめぐる総説

黒米や赤米のような有色米には、アントシアニンと呼ばれる色素をはじめ、ポリフェノールの仲間である生理活性成分が含まれています。アントシアニンは植物の赤や紫の色のもとになる色素です。

公開日: 2026年10月14日 04:51

プロバイオティクスの利用と心の状態・物忘れ・おなかの症状の関係を地域の成人で調べた横断研究 研究論文OpenAlexイギリス

プロバイオティクスの利用と心の状態・物忘れ・おなかの症状の関係を地域の成人で調べた横断研究

腸と脳は神経やホルモンなどを通じて互いに影響し合っていると考えられており、この結びつきは「腸脳相関」と呼ばれます。研究チームはこの考え方を背景に、プロバイオティクスの利用が気分、認知、消化器の状態とどう関係しているかを調べました。プロバイオティクスとは、適切な量をとったときに健康上の利益をもたらす生…

公開日: 2026年10月14日 04:48

経口補水液の開発を見直す:スポーツ栄養の進歩を医療の水分補給へ生かす可能性を探った総説 研究論文OpenAlexカナダ

経口補水液の開発を見直す:スポーツ栄養の進歩を医療の水分補給へ生かす可能性を探った総説

経口補水液(ORS)は、体の水分と電解質(ナトリウムなど体液中のミネラル)を補うために作られた飲み物です。これを少量ずつ口から飲んで脱水を治療する方法は「経口補水療法(ORT)」と呼ばれます。点滴に比べて手軽で体への負担が少なく、自分でも行えるうえ、費用も一般に安く済みます。論文によると、これまでの…

公開日: 2026年10月14日 04:45

高麗人参(オタネニンジン)は認知機能を支える候補になり得るか――前臨床研究と臨床研究の知見を整理した文献レビュー 研究論文OpenAlexセルビア

高麗人参(オタネニンジン)は認知機能を支える候補になり得るか――前臨床研究と臨床研究の知見を整理した文献レビュー

記憶力、注意力、情報を処理する速さ、計画を立てて行動を組み立てる力(実行機能)などをまとめて「認知機能」と呼びます。学習や仕事、日々の生活の質を左右する大切な能力です。近年は脳の健康を支える手段として天然素材への関心が高まっており、その代表として多く研究されてきた植物がオタネニンジン(Panax g…

公開日: 2026年10月14日 04:41

発芽緑豆をマイクロ波で加熱したフレークを小規模生産した場合の採算性の試算 研究論文OpenAlexインド

発芽緑豆をマイクロ波で加熱したフレークを小規模生産した場合の採算性の試算

豆類は比較的安価な植物性たんぱく質の供給源です。しかし、緑豆(学名 Vigna radiata L.)は、粒のまま、ダール(豆を煮込んだ料理)、もやしとして食べられることが多く、長時間水に浸して煮る手間がかかります。

公開日: 2026年10月13日 22:21

ビーツとスイートバジルの「ペスティル」は脂質異常のラットの血中脂質にどう影響したか 研究論文OpenAlexパキスタン

ビーツとスイートバジルの「ペスティル」は脂質異常のラットの血中脂質にどう影響したか

血液中のコレステロールや中性脂肪が多すぎる状態、あるいは「善玉」と呼ばれるHDLコレステロールが少ない状態は高脂血症(脂質異常)と呼ばれ、心臓や血管の病気の大きな危険因子とされています。研究チームは、植物性の食品を使った食事面での対策に注目しました。

公開日: 2026年10月13日 22:16

果物・野菜の加工残さに含まれる健康機能成分の可能性を整理した総説 研究論文OpenAlexインド

果物・野菜の加工残さに含まれる健康機能成分の可能性を整理した総説

世界で果物や野菜の生産が増えるにつれ、収穫、加工、流通、消費後の各段階で、皮、種、搾りかす、さやなどの残さが大量に出るようになりました。著者らによると、これらの多くは廃棄物として扱われ、埋め立て地に運ばれることも少なくありません。その結果、環境への負荷となるだけでなく、価値を持つかもしれない資源を失…

公開日: 2026年10月13日 22:03

レバノンの高齢者における動物性・植物性たんぱく質の摂取量と骨格筋量の少なさの関連 研究論文OpenAlexレバノン

レバノンの高齢者における動物性・植物性たんぱく質の摂取量と骨格筋量の少なさの関連

年齢とともに筋肉の量や力、体を動かす能力が落ちていく状態はサルコペニアと呼ばれます。サルコペニアは骨折や虚弱のリスクの高まりと結びつき、生活機能の低下や障害、さらには死亡リスクの上昇にもつながるとされています。筋肉を保つにはたんぱく質を十分にとることが大切だと考えられています。しかし、肉や乳製品など…

公開日: 2026年10月13日 21:55

韓国の寺院料理と腸内細菌・代謝の健康の関わりをめぐる研究の整理 研究論文OpenAlex韓国

韓国の寺院料理と腸内細菌・代謝の健康の関わりをめぐる研究の整理

韓国の仏教寺院では、修行僧の暮らしの中で受け継がれてきた植物性中心の食事「寺院料理(サチャル・ウムシク)」が知られています。著者らはこの総説で、寺院料理の栄養的な特徴、腸内細菌への関わり、食事とともに営まれる修行の習慣という三つの側面について、これまでの研究知見を整理しました。

公開日: 2026年10月13日 21:50

豚肉5部位の香りの違いを、におい成分と脂肪酸から比べた研究 研究論文OpenAlex中国

豚肉5部位の香りの違いを、におい成分と脂肪酸から比べた研究

豚肉の品質は、これまで成長の速さや枝肉の特徴、基本的な栄養成分などで評価されてきました。消費者が量より質を求めるようになり、風味や食感も重視されるようになっています。香りはその中でも重要な要素です。

公開日: 2026年10月13日 21:46

大豆たんぱく質とアルギン酸による二重乳化ゲル微粒子で、チーズのような食感とプロバイオティクスの保護を両立させる研究 研究論文OpenAlexアメリカ

大豆たんぱく質とアルギン酸による二重乳化ゲル微粒子で、チーズのような食感とプロバイオティクスの保護を両立させる研究

植物由来の乳製品代替品の市場は急速に広がっています。著者らによると、こうした製品の多くは従来の乳製品の味や食感の再現を主眼としており、プロバイオティクス(体に良い働きが期待される生きた微生物)の添加といった機能面の強化はあまり進んでいません。

公開日: 2026年10月13日 21:41

SNSは高齢期の食生活にどう関わるのか:四つの心理的経路と研究課題を整理したミニレビュー 研究論文OpenAlex中国

SNSは高齢期の食生活にどう関わるのか:四つの心理的経路と研究課題を整理したミニレビュー

世界では高齢化が進んでいます。論文が引用する世界保健機関(WHO)の資料によると、2030年には世界の6人に1人が60歳以上になり、この年齢層は2050年に21億人に達すると見込まれています。同じ時期に、レシピや健康情報、広告、人とのやり取りは、ますますSNSを通じて流れるようになりました。研究チー…

公開日: 2026年10月13日 21:37