研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

「イシ・ピリンク(私の皿の中身)」を使った高血圧予防の食事教育 インドネシア・南アチェの村での取り組み 研究論文OpenAlexインドネシア

「イシ・ピリンク(私の皿の中身)」を使った高血圧予防の食事教育 インドネシア・南アチェの村での取り組み

高血圧は、地域でよく見られる生活習慣と関わりの深い病気(非感染性疾患)のひとつです。はっきりした症状がないまま進むこともあり、適切に対処しなければさまざまな合併症につながるおそれがあります。著者らは、塩分のとりすぎや偏った食事、運動不足といった生活習慣が高血圧を起こりやすくする要因になると説明してい…

公開日: 2026年10月15日 08:19

インドネシアの職業高校生を対象とした人工甘味料の健康教育と随時血糖検査の実践報告 研究論文OpenAlexインドネシア

インドネシアの職業高校生を対象とした人工甘味料の健康教育と随時血糖検査の実践報告

インドネシアのプリタ・ハラパン大学の臨床検査技術学科の教員と学生からなるチームが、バンテン州タンゲラン市の公立職業高校(SMK)で地域貢献活動として行った健康教育を報告しました。テーマは、手軽に買える甘い食べ物や飲み物に含まれる「合成甘味料(人工甘味料)」です。

公開日: 2026年10月15日 08:15

腸と脳はどのように「会話」しているのか:栄養学と神経科学の接点を整理した解説論文 研究論文OpenAlexウズベキスタン

腸と脳はどのように「会話」しているのか:栄養学と神経科学の接点を整理した解説論文

緊張するとお腹がそわそわする、悪い知らせを聞くと胃がきゅっと締めつけられる。こうした感覚は昔から比喩として語られてきました。この論文は、腸と脳が実際に互いに情報をやり取りしているという考え方を、一般の読者にも分かる形で整理した解説です。著者らが新たな実験を行ったものではなく、神経消化器病学や腸内細菌…

公開日: 2026年10月15日 07:48

カリウムを加えた減塩用の塩は高血圧予備群の血圧にどう関わるか:ナイジェリアの病院での8週間の検討 研究論文OpenAlexナイジェリア

カリウムを加えた減塩用の塩は高血圧予備群の血圧にどう関わるか:ナイジェリアの病院での8週間の検討

血圧が高めの状態は、本格的な高血圧や心臓・血管の病気につながる重要な危険因子とされています。食塩に含まれるナトリウムのとり過ぎは血圧を上げる要因の一つであり、一方でカリウムを多くとると体からナトリウムが排出されやすくなり、血圧の低下につながる可能性があると考えられています。世界保健機関(WHO)も、…

公開日: 2026年10月15日 07:19

食事・運動・AI相談を医療者の見守りでつなぐ糖尿病支援アプリ「AIDCare」の技術的検証 研究論文OpenAlexトルコ

食事・運動・AI相談を医療者の見守りでつなぐ糖尿病支援アプリ「AIDCare」の技術的検証

糖尿病の管理では、食事の内容、体の動かし方、血糖値などの体の状態を日々把握することが欠かせません。論文によると、食事中の炭水化物は食後の血糖値を大きく左右し、一緒にとる食物繊維やたんぱく質は糖の吸収を緩やかにします。しかし、食事を紙やアンケートで記録する従来の方法では、思い出し違いや量の見誤りが起き…

公開日: 2026年10月15日 07:16

遺伝的な体質と地中海食の関係を代謝疾患ごとに整理した総説 研究論文OpenAlexイタリア

遺伝的な体質と地中海食の関係を代謝疾患ごとに整理した総説

2型糖尿病、肥満、メタボリックシンドローム、そして代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD、代謝の異常を背景に肝臓へ脂肪がたまる病気)は、生まれ持った遺伝的な体質と、食事や生活習慣などの環境要因が複雑に絡み合って起こると考えられています。著者らによれば、これらの代謝疾患の負担はこの30年でおおむね増…

公開日: 2026年10月15日 07:12

AIが作る食事アドバイスをどう評価するか:リスクに応じた評価枠組み「VALID-Diet」の提案 研究論文OpenAlex中国

AIが作る食事アドバイスをどう評価するか:リスクに応じた評価枠組み「VALID-Diet」の提案

生成AIは、献立やレシピ、買い物リスト、食事についての説明を、一人ひとりに合わせたように見える形で作り出せるようになっています。しかし研究チームは、文章が流暢であることは、栄養の数値が正確であるか、安全か、実際に続けられるか、健康に役立つかを示す証拠にはほとんどならないと指摘しています。

公開日: 2026年10月15日 07:09

昆布とシイタケの食物繊維を配合した低GI粉が肥満マウスの代謝と腸内細菌に与える影響 研究論文OpenAlex中国

昆布とシイタケの食物繊維を配合した低GI粉が肥満マウスの代謝と腸内細菌に与える影響

肥満は世界で10億人以上が抱える慢性疾患とされています。薬物療法には長期の服用や副作用の課題があるため、食事による予防や管理が重視されています。研究チームが注目したのは、中国で広く食べられている昆布(Laminaria japonica)とシイタケ(Lentinula edodes)です。どちらも食…

公開日: 2026年10月15日 07:06

リポソーム型ビタミンD3製剤と一般的な錠剤の短期的な吸収を比べた臨床試験 研究論文OpenAlexオーストラリア

リポソーム型ビタミンD3製剤と一般的な錠剤の短期的な吸収を比べた臨床試験

ビタミンDは、カルシウムやリンの調節、骨の健康、免疫や代謝など、体内の多くの働きに関わる栄養素です。一方で、ビタミンD不足は世界的に珍しくありません。サプリメントで最もよく使われる形はビタミンD3(コレカルシフェロール)です。ただし、飲んだ量がどれだけ体内に取り込まれるかには個人差があり、製剤のつく…

公開日: 2026年10月15日 07:02

サラク果実の粉を小麦粉の代わりに使ったパイ生地の配合と、フェノール化合物・抗酸化活性の評価 研究論文OpenAlexインドネシア

サラク果実の粉を小麦粉の代わりに使ったパイ生地の配合と、フェノール化合物・抗酸化活性の評価

サラク(学名Salacca zalacca)は、うろこ状の皮から「スネークフルーツ」とも呼ばれる熱帯の果物です。インドネシアの北スマトラ、ジャワ、バリなどで広く栽培されています。研究チームによると、サラクには食物繊維や、植物に含まれるフェノール化合物などの成分が含まれます。またたんぱく質が少なく、グ…

公開日: 2026年10月15日 06:58

保存期の慢性腎臓病患者で、たんぱく質摂取量と身体機能の組み合わせは予定外の入院と関連するか 研究論文OpenAlexブラジル

保存期の慢性腎臓病患者で、たんぱく質摂取量と身体機能の組み合わせは予定外の入院と関連するか

慢性腎臓病(CKD)では、病気の進行を緩やかにし、透析などの腎代替療法の開始を遅らせるために、たんぱく質の摂取量を調整する食事が広く勧められてきました。一方で、たんぱく質が不足すると、腎臓病に特徴的な慢性の炎症とも重なって栄養状態が悪化し、筋肉量や身体機能の低下につながるおそれがあると指摘されていま…

公開日: 2026年10月15日 06:54

大腸がんの手術を控えた患者の栄養状態を多面的に調べた研究 研究論文OpenAlexイラン

大腸がんの手術を控えた患者の栄養状態を多面的に調べた研究

がん患者では栄養不良がよく起こり、なかでも大腸がんを含む消化器のがんで多いことが知られています。研究チームは、手術前に栄養状態が悪いと術後の合併症や入院期間の長期化などにつながる恐れがあり、手術自体も炎症や代謝の負担を通じて栄養状態を悪化させうることから、手術前の段階で栄養の問題を見つけることが重要…

公開日: 2026年10月15日 06:46