研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る

水産物の“うまみ”をどう守るか——加工技術の進歩と風味への影響を整理した論文 研究論文

水産物の“うまみ”をどう守るか——加工技術の進歩と風味への影響を整理した論文

刺身や干物、燻製など、私たちは魚介類をさまざまな方法で加工して食べています。しかし水産物は栄養価が高い一方で傷みやすく、加工の過程で風味や食感、栄養が損なわれてしまうことも少なくありません。今回紹介する論文は、こうした水産食品の加工技術がどのように進歩してきたのか、そしてそれが「風味」にどう影響する…

取得日: 2026年06月30日 22:10

ワインづくりにブロックチェーンを――サプライチェーンの透明性と循環経済をめぐる研究レビュー 研究論文

ワインづくりにブロックチェーンを――サプライチェーンの透明性と循環経済をめぐる研究レビュー

ワインは何世紀にもわたって受け継がれてきた伝統的な発酵飲料であり、その土地の気候や土壌、造り手の技術が味わいに反映される食文化の象徴的存在です。近年では、こうしたワインの生産・流通の過程においても、持続可能性の確保や、産地・品質を保証する「本物であること」の証明、さらには資源を無駄なく循環させる仕組…

取得日: 2026年06月30日 14:44

竹の子漬けの乳酸菌は、腸の中で「触媒」だった 研究論文

竹の子漬けの乳酸菌は、腸の中で「触媒」だった

自分では酪酸を作らない。それなのに、酪酸を作る腸内細菌を増やす——そんな乳酸菌が、中国・浙江省の山間部で古くから作られてきた「竹の子漬け」の漬け汁から見つかりました。2026年6月、微生物学の国際誌に報告された話です。

取得日: 2026年06月25日 18:23

捨てられていた葉が、発酵でよみがえる 研究論文

捨てられていた葉が、発酵でよみがえる

農家の畑の隅に、収穫のあとも使われずに残る葉がある。台湾在来の植物「アカザ(Chenopodium formosanum)」の葉もそのひとつだ。果実や種子が注目される一方で、葉は農業副産物として長らく見向きもされてこなかった。ところが2026年6月に発表された研究が、この「使われない葉」がコンブチャ…

取得日: 2026年06月25日 08:15

夏バテの入り口は腸にある――βグルカン研究が示す新たな視点 研究論文

夏バテの入り口は腸にある――βグルカン研究が示す新たな視点

夏の体調不良は、単なる「暑さで食欲が落ちた」では説明しきれない場合があります。最新の研究が指し示すのは、熱ストレスが腸の壁そのものを傷つけ、そこから全身へ炎症が波及するという連鎖です。そしてその連鎖を食品由来の成分が断ち切れるかもしれない――そんな可能性を示した研究が、2026年6月に栄養学の国際誌…

取得日: 2026年06月21日 08:38

皮ごと食べると変わる?ぶどうとブルーベリーの新研究 研究論文

皮ごと食べると変わる?ぶどうとブルーベリーの新研究

果物の皮を剥く、その一手間が、実は栄養の観点から見ると「何かを手放している」行為かもしれない——そんな視点を提供する研究が2026年6月、栄養学誌ニュートリエンツに発表されました。

取得日: 2026年06月21日 08:38

ビタミンCと心臓——50歳・高血圧で変わる研究の景色 研究論文

ビタミンCと心臓——50歳・高血圧で変わる研究の景色

ビタミンCは体に良い——そう聞いて異論を唱える人は少ないはずです。コラーゲンの合成に必要な水溶性ビタミンとして、日本人の食事摂取基準でも摂取が推奨されています。ところが、「50歳以上・高血圧がある」という条件に絞ると、研究上の景色がやや違って見えてくる——そんな報告が2026年6月に発表されました。…

取得日: 2026年06月20日 13:45

ヌクレオチドと腸・免疫——25年・710論文が示す誠実な答え 研究論文

ヌクレオチドと腸・免疫——25年・710論文が示す誠実な答え

細胞が分裂するたびに、体は設計図のコピーを作る。その材料の一つが「ヌクレオチド」と呼ばれる成分です。DNAやRNAを構成する基本単位であり、腸の粘膜や免疫細胞のように入れ替わりの速い組織では特に需要が高いとされます。体内でも合成されますが、食事からも取り込まれる——そうした「体の外から補う」ヌクレオ…

取得日: 2026年06月20日 13:45

納豆・豆腐・おから、続けることの意味——イソフラボンと糖尿病リスクの大規模追跡研究 研究論文

納豆・豆腐・おから、続けることの意味——イソフラボンと糖尿病リスクの大規模追跡研究

大豆に含まれるイソフラボンを多く摂っていた人ほど、2型糖尿病の新規発症が少なかった——中国の大規模栄養調査をもとにした前向きコホート研究が、そのような静かな傾向を示しています。

取得日: 2026年06月17日 18:40

薬と食卓の補い合い——地中海食と糖尿病治療の新しい見方 研究論文

薬と食卓の補い合い——地中海食と糖尿病治療の新しい見方

「薬を飲んでいるから、食事はそこまで気にしなくていい」——そう感じたことがある人は少なくないかもしれません。しかし2026年6月、医学誌バイオメディシンズに発表されたナラティブレビュー(複数の研究をまとめた概説論文)は、その前提に揺さぶりをかけます。地中海食は最新の糖尿病治療薬と「対立しない、むしろ…

取得日: 2026年06月17日 18:40

ケフィアがパン種になる——8時間で起きる発酵の変化 研究論文

ケフィアがパン種になる——8時間で起きる発酵の変化

ヨーグルトや乳飲料として親しまれているケフィアが、パンの発酵に使われるとしたら——そんな「乳の発酵文化と穀物の発酵文化の出会い」を検証した研究が、2026年6月にヨーロピアン・フード・リサーチ・アンド・テクノロジー誌に発表されました。乳を発酵させるために育てられてきた微生物が、小麦やライ麦の生地の中…

取得日: 2026年06月17日 18:40

朝食の定番食品と胃がん早期発見——論文が示すリスクと検診の意味 研究論文

朝食の定番食品と胃がん早期発見——論文が示すリスクと検診の意味

早期発見された胃がんの5年生存率は90%以上、がんが進行した段階では30%を下回ります——2026年6月に発表されたレビュー論文が示すこの数字は、「いつ見つけるか」だけでこれほど大きな差が生まれることを教えてくれます。スクリーニング(早期発見のための検査)の話が、もはや人ごとではない理由がここにあり…

取得日: 2026年06月14日 22:58