研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
スウェーデンの全国食事調査からみた超加工食品の摂取量と、食事の質・体重との関連
超加工食品は、工業的な原材料や加工技術を組み合わせて作られる食品を指します。英国や米国では、成人のエネルギー摂取量の半分以上を占めると報告されています。超加工食品を多く食べることと、さまざまな健康上の問題との関連を示す研究は増えています。一方で、どの食品を超加工食品に分類するかについては、精度や基準…
公開日: 2026年10月15日 06:42
国際スポーツ栄養学会が示す減量のための食事法に関する公式見解
国際スポーツ栄養学会(ISSN)は、体重を減らすための食事法について、学会としての公式な見解をまとめました。この論文は既存の研究を批判的に分析したもので、指導者やコーチ、トレーニングに取り組む人々が主な食事法の効果を判断するための科学的な土台を示すことを目的としています。
公開日: 2026年10月15日 06:39
農産加工残渣由来の「フェノール類を伴う食物繊維」素材をどう捉えるか:加工による性質の変化と食品利用に向けた課題を整理したレビュー
果物や穀物などを加工した後に残る皮やかすといった農産加工残渣には、食物繊維とともに、ポリフェノールに代表されるフェノール類も含まれていることがあります。フェノール類には、溶媒で取り出せるものと、植物の細胞壁に結びついたものがあります。ただし著者らは、食物繊維とフェノール類が同じ素材に一緒に含まれてい…
公開日: 2026年10月15日 06:35
食べ物に応じた噛み方の変化は、噛む力や舌の力と関係するのか:健康な若年者15人を対象とした予備的観察研究
口の働き(口腔機能)が衰えると、食べられる食品の種類が狭まることが指摘されています。一方で、噛む力などの口腔機能が、食べ物ごとの噛み方の違いにどう関わっているのかは、はっきり分かっていませんでした。
公開日: 2026年10月15日 06:33
乳製品の種類や摂り方と中高生の抑うつ・不安症状の関連を調べた中国・山東省の大規模調査
思春期のうつや不安は、世界的に重要な公衆衛生上の課題とされています。研究チームは、成人期の心の不調の約半数が18歳より前に始まるとする先行研究を紹介し、思春期の生活習慣のうち変えられる要因を探ることが、学校での健康づくりや早期予防に役立つと述べています。食生活はそうした要因の一つとして注目されていま…
公開日: 2026年10月15日 06:30
赤トウガラシの種子タンパク質を、微細化処理とパルス電界処理の組み合わせで改質する試み
赤トウガラシを加工すると大量の種子が残りますが、その多くは十分に活用されていません。論文によると、先行研究ではトウガラシの種子はおよそ16〜21%のタンパク質を含み、必須アミノ酸も多いことが報告されており、植物性タンパク質の供給源として期待されています。
公開日: 2026年10月15日 06:26
ミミズ由来ペプチドの酵素分解条件の最適化と、抗酸化作用・がん細胞への作用を調べた研究
陸にすむミミズは栄養や医薬の素材として注目を集めるようになり、その体から得られる天然の生理活性物質が研究者の関心を集めています。研究チームは、タイ北東部で確認されたミミズの一種アミンタス・アレヌルス(Amynthas arenulus)に着目しました。このミミズのたんぱく質を酵素で分解して得られるペ…
公開日: 2026年10月15日 06:23
日本人の食事パターンを栄養・環境負荷・費用の面から最適化する試み:若年層と高年層の比較
偏った食事は、がんや心臓病などの非感染性疾患につながる予防可能な危険因子として最も大きなものとされています。多くの国では、どの食品をどれだけ食べるとよいかを示す「食品ベースの食事指針」が作られており、近年はこれに環境への配慮を組み込む国が増えています。食料の生産や流通が、温室効果ガスの排出、土地利用…
公開日: 2026年10月15日 06:19
水不足はエンドウ豆の種子成分と根のまわりの培養細菌にどう関わるか
干ばつは、豆類の生産を左右する大きな環境要因の一つです。これまでの研究は収量への影響に注目したものが多く、収穫した種子の中身、つまりたんぱく質やミネラル、植物由来の機能性成分などがどう変わるかについては、収量ほど詳しく分かっていません。
公開日: 2026年10月15日 06:16
エリスリトールと超音波を使った前処理が、赤肉ドラゴンフルーツのセミドライ加工に与える影響
ドラゴンフルーツは水分が多く組織もやわらかいため、収穫後に傷みやすい果物です。論文によると、ベトナムは主要な生産国の一つで、生産量の多くが輸出に回っています。そのため、加工によって品質を安定させ、付加価値を高める方法が求められています。
公開日: 2026年10月15日 06:13
ダージリンのヒマラヤ地域に伝わる「アサラ」魚の伝統的な保存法を記録した研究
インド東部ヒマラヤのダージリン地方では、冷たい渓流にすむスノートラウト(シゾトラックス属の魚)が「アサラ」と呼ばれ、食用として親しまれています。魚は傷みやすい食品であり、冷蔵設備が限られ市場への輸送にも時間がかかる山間部では、昔から乾燥や塩漬け、燻製、発酵などで保存されてきました。
公開日: 2026年10月15日 06:10
原油流出の影響を受けた熱帯の湾周辺で、ムラサキイガイの仲間に含まれる多環芳香族炭化水素を測る簡便な分析法
多環芳香族炭化水素(PAH)は、化石燃料などが不完全に燃えたときや、原油の流出・船舶の往来・工場排水などから環境に入る化学物質のグループです。分解されにくく生物の脂肪に蓄積しやすいうえ、一部には変異原性や発がん性があるため、海洋汚染を監視するうえで重要な対象とされています。
公開日: 2026年10月15日 06:06