研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
レモンマートルとリバーミント、超音波抽出とマイクロカプセル化でポリフェノールをどう守るか
ハーブティーには、ポリフェノールと呼ばれる植物由来の成分が含まれていることが知られています。ただし、こうした成分は熱や光、酸素などの影響を受けやすく、抽出してから粉末などの形に加工する過程で失われてしまうことも少なくありません。今回紹介する研究では、オーストラリア原産のハーブであるレモンマートル(B…
取得日: 2026年08月23日 18:26
中国のスモモ産業を読み解く:拡大する生産と広がる貿易赤字、その背景とは
スモモ(プラム)は、中国最古の医学書とされる『黄帝内経』にも登場するとされ、古くから中国の伝統的な果物「五果」の一つに数えられてきました。現在では単なる伝統食材にとどまらず、農村振興や農業の高付加価値化を担う戦略的な園芸作物としても位置づけられているといいます。今回紹介する論文は、そんな中国のスモモ…
取得日: 2026年08月23日 18:26
真空包装牛肉の変色、原因は乳酸だけでは説明できない?――と畜場での探索的研究
スーパーで買った牛肉のパックを開けたとき、一部だけ色がくすんで見えたことはないでしょうか。牛肉の色は鮮度の印象を大きく左右しますが、実は「なぜ変色するのか」というメカニズムには、まだ解明されていない部分が残っています。今回紹介する研究は、と畜場での湿式熟成の初期段階で見つかった、真空包装のまま変色し…
取得日: 2026年08月23日 18:26
ビートパルプとゴマ種皮の粉末でビスケットを機能性食品に――農産副産物活用の研究
クッキーやビスケットは手軽なおやつですが、栄養面では改善の余地があるとされることも少なくありません。一方で、砂糖の原料となるビート(テンサイ)を搾った後に残る「ビートパルプ」や、ゴマ油を搾油する際に取り除かれる「ゴマの種皮」は、食品加工の過程で生じる副産物であり、そのまま廃棄されることも多い素材です…
取得日: 2026年08月23日 17:29
羅漢果の甘み成分「モグロシド」とは何か——天然ノンカロリー甘味料をめぐる研究レビュー
砂糖の摂りすぎが気になる一方で、甘い味わいはやはり手放しがたいものです。近年、カロリーゼロでありながら砂糖よりもはるかに強い甘味を持つ天然甘味料として注目を集めているのが、羅漢果(らかんか、学名:Siraitia grosvenorii)に含まれる「モグロシド」という成分です。今回紹介する論文は、こ…
取得日: 2026年08月23日 17:26
食事成分と運動でがんの『血管新生』と『細胞死』はどう調節される?――クルクミンやオメガ3など6つの生理活性栄養素に着目した総説
がん細胞は、本来なら寿命を迎えて自然に死ぬはずの仕組み(アポトーシス、細胞のプログラムされた死)をすり抜けたり、自分専用の血管を新しく作り出して栄養を確保したりすることで、増殖や進行、さらには治療への抵抗性を獲得すると考えられています。こうした異常な細胞死の制御と血管新生は、がんの病態を理解するうえ…
取得日: 2026年08月23日 17:26
生活習慣の改善は血圧にどう関わる? 2016年以降の比較研究144件をまとめたレビュー
高血圧は生活習慣病の代表格として知られ、食事や運動を見直すことが対策の一つとしてよく挙げられます。しかし一口に「生活習慣改善」と言っても、食事パターンの変更、減塩、運動、ストレス対策、スマートフォンなどを使ったデジタル自己管理まで、その中身は多岐にわたります。今回紹介する論文は、2016年以降に発表…
取得日: 2026年08月23日 08:25
465本の嚥下研究を分析してわかったこと──「食品のかたさ・とろみ」を扱う論文の現状とは
ものを飲み込む力、いわゆる「嚥下(えんげ)」は、加齢や病気によって弱まることがあり、食事の安全に直結する重要なテーマです。研究の現場では、液体のとろみや食品のかたさ(テクスチャー)を変えたときに嚥下がどう変化するかを調べる論文が数多く発表されてきました。今回紹介するのは、そうした研究そのものを一段上…
取得日: 2026年08月23日 06:25
草果(そうか)の実の形はなぜ違う?——香り・色・形の関係を成分レベルで調べた研究
スパイスや香辛料として使われる植物の実は、産地や個体によって形や色にばらつきがあることがあります。中華料理や薬膳などで使われる「草果(そうか、Lanxangia tsaoko)」もそのひとつで、果実の形にはいくつかのタイプがあることが知られています。ただし、こうした形の違いが、香りや成分の違いとどう…
取得日: 2026年08月23日 02:22
低タンパククッキーはどう作る? 配合と焼き温度が食感や品質を左右するという研究報告
腎臓病や、体内でうまく代謝できないアミノ酸が生まれつき蓄積してしまう先天性代謝異常症などでは、日々の食事でタンパク質量を制限する必要がある場合があります。こうした食事療法を支えるのが「低タンパク食品」で、通常の食品からタンパク質を大幅に減らしつつ、食べやすさやおいしさをどう保つかが課題になります。今…
取得日: 2026年08月23日 01:22
ヤムイモ粉づくりの「発酵」がでんぷんを変える? 西アフリカの伝統食「アマラ」の食感の秘密を探る研究
西アフリカの一部地域では、ヤムイモ(ヤム芋)を発酵させて粉にした「エルボ(elubo)」という中間加工品から、もちもちとした練り物「アマラ(amala)」が日常的に作られています。同じヤムイモでも、生のまま調理する場合と、いったんエルボという粉に加工してから練り上げる場合とでは、できあがる食感が異な…
取得日: 2026年08月23日 01:22
観賞用ゴイの成長と体色を高める? ローゼル抽出物の給餌研究
ローゼル(Hibiscus sabdariffa L.)は、萼(がく)の部分が鮮やかな赤色をしていることで知られる植物で、ハーブティーなどに利用されることがあります。この赤色のもととなる色素成分が、観賞魚の体色や健康にどのような影響を与えるのかを調べた研究が報告されました。今回紹介するのは、観賞用の…
取得日: 2026年08月23日 01:22