研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

ソルガムの葉の色素でグミを着色する――低糖グミの試作と消費者評価 研究論文OpenAlexアメリカ

ソルガムの葉の色素でグミを着色する――低糖グミの試作と消費者評価

グミキャンディーは幅広い年齢層に親しまれ、栄養成分や機能性成分を届ける食品としても使われるようになっています。一方で一般的なグミは砂糖が多く、合成着色料が使われることも少なくありません。研究チームは、こうした背景のもとで「ソルガム(モロコシ)の葉から得た抽出物を、合成着色料の代わりに使えるか」を確か…

公開日: 2026年09月17日 08:17

体組成をどう測るか――測定技術の現状と活用の広がりを整理した総説 研究論文OpenAlex中国

体組成をどう測るか――測定技術の現状と活用の広がりを整理した総説

体組成分析とは、体内の脂肪、筋肉、水分、骨といった成分の量を測ることを指します。論文の著者らは、これが病気の状態を含む個人の健康状態を評価する助けになると説明しています。一方で、臨床や研究の場で広く使われている体重やBMI(体格指数)は、全体としての体重の変化を反映するだけで、体の成分がどう変わった…

公開日: 2026年09月17日 08:12

乳牛が取り込んだ炭素はどこへ向かうのか――商業酪農場での炭素配分の定量化 研究論文OpenAlexポーランド

乳牛が取り込んだ炭素はどこへ向かうのか――商業酪農場での炭素配分の定量化

牛のげっぷなどに含まれるメタン(CH₄)は温室効果ガスとして注目され、しばしば排出量そのものの大きさとして報告されます。しかし著者らは、その炭素がもともとどこから来たのかという点が明示的に扱われてこなかったと指摘します。飼料となる植物は、大気中の二酸化炭素(CO₂)を光合成によって取り込んで育ちます…

公開日: 2026年09月17日 08:06

ギンバイカ果実の乾燥前処理に関する研究——ブドウ糖蜜と超音波を組み合わせた検討 研究論文OpenAlexトルコ

ギンバイカ果実の乾燥前処理に関する研究——ブドウ糖蜜と超音波を組み合わせた検討

ギンバイカ(学名Myrtus communis L.)は地中海地域に自生する常緑低木で、古くから香り高い植物として利用されてきました。その濃い青黒色の果実には、ポリフェノールやアントシアニンといった健康に関わる成分が多く含まれることが知られています。しかし生の果実は常温での日持ちが限られるため、乾燥…

公開日: 2026年09月17日 08:01

果物・野菜の摂取と肌の黄色みの関係を調べた研究 研究論文OpenAlexオーストラリア

果物・野菜の摂取と肌の黄色みの関係を調べた研究

果物や野菜の摂取不足は、世界で年間およそ390万人の死亡に関わるとされ、いくつかの非感染性疾患のリスク上昇とも関連づけられています。オーストラリアの成人で推奨量を満たしているのは4%にすぎないと研究チームは指摘しています。果物・野菜に多く含まれるカロテノイドは、赤・橙・黄の色のもとになる脂溶性の色素…

公開日: 2026年09月17日 07:56

キハダマグロの骨と内臓を活かす——自家酵素による機能性ペプチド生成の比較研究 研究論文OpenAlexエクアドル

キハダマグロの骨と内臓を活かす——自家酵素による機能性ペプチド生成の比較研究

キハダマグロ(Thunnus albacares)の加工過程では、骨や内臓といった部位が十分に活用されないまま残されます。研究チームは、これらが良質なタンパク質に富む資源であることに着目し、機能性を持つ成分へと転換できないかを検討しました。

公開日: 2026年09月17日 07:50

豆腐や豆乳の「赤み」に関わる黄色・赤色の色素を調べた研究 研究論文OpenAlex

豆腐や豆乳の「赤み」に関わる黄色・赤色の色素を調べた研究

豆乳や豆腐は、淡い黄色をしているものと期待されることが多い食品です。ところが加工の途中で赤みを帯びる「赤変」と呼ばれる現象が古くから知られており、品質上の問題として扱われてきました。食品の色は、消費者が鮮度や品質を判断する手がかりになるため、想定と違う色の変化は商品価値を下げる要因になります。

公開日: 2026年09月17日 07:45

アマランサスを酵素で分解して作る経腸栄養用の飲料 ― 栄養組成と物性を調べた研究 研究論文OpenAlexカザフスタン

アマランサスを酵素で分解して作る経腸栄養用の飲料 ― 栄養組成と物性を調べた研究

口から十分に食事がとれない人に、チューブなどを使って消化管へ栄養を届ける方法を経腸栄養と呼びます。現在市販されている経腸栄養の製品の多くは、カゼインやホエイといった乳由来のたんぱく質を主な原料としています。研究チームは、乳糖を分解しにくい体質の人が成人人口の推定65%にのぼることや、牛乳たんぱく質へ…

公開日: 2026年09月17日 07:41

アーモンドミルクを凍らせて濃縮する ― 加熱による濃縮との比較研究 研究論文OpenAlexチリ

アーモンドミルクを凍らせて濃縮する ― 加熱による濃縮との比較研究

アーモンドミルクは、牛乳の代わりとして選ばれることが増えている飲料です。研究チームによれば、その背景には、牛乳アレルギーや乳糖不耐症の広がり、植物性の食生活への関心、乳製品の生産にともなう環境面・倫理面の問題意識があります。一方でアーモンドミルクは傷みやすく、日持ちが短いため、輸送や保管の途中で損失…

公開日: 2026年09月17日 07:33

キャッサバでんぷんを酵素と乳酸カルシウムで加工する――グルテンフリーパンづくりに向けた研究 研究論文OpenAlexエクアドル

キャッサバでんぷんを酵素と乳酸カルシウムで加工する――グルテンフリーパンづくりに向けた研究

ブラジルやコロンビア、エクアドルなど南米の一部の国では、「サワーキャッサバでんぷん」と呼ばれる材料がパンやビスケットに使われています。これは、すりつぶしたキャッサバの根から水でとり出したでんぷんを、水の中で15〜30日ほど自然に発酵させ、その後12〜48時間ほど天日で乾かしてつくるものです。この工程…

公開日: 2026年09月17日 07:29

除草剤をナノ粒子化して小麦畑の雑草を抑える——少ない散布量で収量を守る試み 研究論文OpenAlex中国

除草剤をナノ粒子化して小麦畑の雑草を抑える——少ない散布量で収量を守る試み

小麦は世界人口のおよそ3分の1にとって主食であり、人類が摂取するカロリーの約20%を占めるとされます。しかし雑草の繁茂は収穫量を25〜30%減らしうる大きな脅威で、その対策として合成除草剤が広く使われてきました。一方で、除草剤の大量・高頻度の使用は生態系や環境への懸念を招いており、防除効果を保ちなが…

公開日: 2026年09月17日 07:24

ヒマワリの種子品質は肥料の組み合わせと栽培年でどう変わるか——ハンガリーの天水条件下での3年間の試験 研究論文OpenAlexハンガリー

ヒマワリの種子品質は肥料の組み合わせと栽培年でどう変わるか——ハンガリーの天水条件下での3年間の試験

ヒマワリは世界で4番目に経済価値の高い油糧作物とされ、種子から採れる油は食用のほか、バイオディーゼルや潤滑油などの工業用途にも使われています。ハンガリーは主要な生産国の一つで、著者らによれば約67万9600ヘクタールで栽培され、年間およそ170万トンが生産されています。

公開日: 2026年09月17日 07:19