研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
パールミレットと豆乳で作る発酵飲料、乳酸菌の生存性を検証した研究
ヨーグルトや乳酸菌飲料のように、生きた微生物と食物繊維などの働きを組み合わせた「シンバイオティック」食品は近年注目を集めています。ただし従来の多くは乳製品をベースにしており、乳製品を摂りにくい人には選択肢が限られていました。今回紹介する研究では、雑穀の一種であるパールミレット(真珠状の穀物で知られる…
取得日: 2026年07月22日 23:27
腸管の炎症を食品成分でやわらげる研究、その『測り方』を整理したガイドライン論文を紹介
アスタキサンチンやポリフェノール、食物繊維、プロバイオティクス、短鎖脂肪酸——健康に関心のある人なら一度は耳にしたことがある成分ではないでしょうか。これらは食品由来の栄養素として、腸の炎症をやわらげる働きが研究されてきました。腸の炎症は、いわゆる『不調(サブヘルス)』な状態から生じるとされ、大腸炎や…
取得日: 2026年07月22日 23:27
減塩しても物足りなくない味に?調理済み料理の塩味を保つ研究戦略とは
スーパーやコンビニで手軽に買える調理済み料理は便利な一方、塩分の多さが気になるという方も多いのではないでしょうか。長期的に塩分(ナトリウム)を摂りすぎる食生活は、様々な病気につながる可能性があるとされ、食品業界では減塩の工夫が求められています。しかし、単純に塩を減らすと「物足りない」味になってしまう…
取得日: 2026年07月22日 23:27
赤ワインのポリフェノールと健康の関係を整理した研究レビューを紹介
赤ワインを飲むと体に良いという話を耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか。ワインは実は、水とエタノールを主成分としながらも、味や色を形づくる「フェノール化合物(ポリフェノール)」という成分を含んでいます。今回紹介するのは、このワインポリフェノールの化学的な多様性や、健康との関わり、免疫調節の…
取得日: 2026年07月22日 23:27
豆腐の日持ちを延ばす新しい包装技術とは?国際的な研究をまとめた総説論文を紹介
豆腐は日本だけでなく、アジア各地で親しまれている大豆加工食品です。国や地域によって製法や食感が異なるさまざまな豆腐製品が存在しますが、実は豆腐は傷みやすく、賞味期限が短い食品としても知られています。今回紹介するのは、こうした豆腐製品の種類や特徴を整理しつつ、日持ちを延ばすための新しい包装技術について…
取得日: 2026年07月22日 23:27
腸炎ビブリオに挑む新酵素——抗生物質と組む『二刀流』戦略の研究
魚介類の食中毒原因として知られる腸炎ビブリオ(Vibrio parahaemolyticus)は、世界各地で食の安全を脅かす存在です。加熱や薬剤による従来の対策には、食品の風味や栄養を損なったり、薬剤耐性菌の出現や環境汚染につながったりする課題があるとされています。こうした背景のもと、ウイルスの一種…
取得日: 2026年07月22日 22:27
発酵キャベツ由来の乳酸菌が作る短鎖脂肪酸、パーキンソン病モデル魚で神経保護の可能性を示唆
パーキンソン病は、脳内のドーパミン神経細胞が徐々に失われていくことで運動機能などに支障が出る、進行性の神経変性疾患です。近年の研究では、酸化ストレスや脳の炎症に加えて、腸内細菌のバランスの乱れ(ディスバイオシス)がこの病気の進行に関わっている可能性が指摘されており、「腸と脳が互いに影響し合う」という…
取得日: 2026年07月22日 15:28
水管理と気温が黒米の栄養価と収量を左右する ― フィチン酸・抗酸化活性への影響を調べた研究
黒米は抗酸化物質を豊富に含む栄養価の高い穀物として知られていますが、その一方で「フィチン酸」という成分も含んでいます。フィチン酸は植物が種子の中にリンを蓄えるための物質で、体内でミネラルの吸収を妨げる可能性があるとされ、黒米の栄養価に影響を与えうる成分として研究の対象になっています。近年は気候変動に…
取得日: 2026年07月22日 14:27
タイ農村部の2型糖尿病患者研究:血糖コントロールと関係が深いのは「知識」より「食事内容」?
2型糖尿病の管理というと、まず思い浮かぶのは「栄養の知識をしっかり身につけること」かもしれません。糖尿病について正しく理解し、望ましい食事の考え方を持てば、日々の食行動も自然と改善し、血糖コントロールも良くなる——そう考えるのは自然なことです。しかし、知識や態度と実際の食行動、そして血糖コントロール…
取得日: 2026年07月21日 18:24
食料備蓄はどう設計すべきか? 中国・エチオピア・カタールの制度比較からみえてきたこと
食料はいつも安定して手に入るとは限りません。異常気象や紛争、感染症の流行、国際市場の混乱など、予測しづらいリスクが世界中で食料システムを揺さぶっています。こうした「もしも」に備えて、多くの国が食料の一部を国家として蓄えておく「戦略的食料備蓄」という仕組みを持っています。今回紹介する論文は、この食料備…
取得日: 2026年07月21日 18:24
麻辣好きは要注意? 中国西南部の研究、痺れ辛味食行動と高尿酸血症の関連を報告
花椒のピリッとしびれる刺激と唐辛子の辛さが合わさった「麻辣(マーラー)」味は、中国四川や重慶など西南部で日常的に親しまれている食文化です。これまで食事と病気リスクの関係を調べる研究の多くは「辛さ」だけに注目してきましたが、麻味(しびれ)成分については十分に検討されてきませんでした。今回、中国西南部・…
取得日: 2026年07月21日 18:24
「魚をたくさん食べる南アジア」で心血管代謝リスクが高いのはなぜか―論文紹介
魚は心臓や血管の健康によいとされ、特に脂の多い魚を日常的に食べる沿岸地域の集団では、その恩恵が知られています。ところが南アジアでは、世界でも屈指の魚介類消費量を誇るにもかかわらず、欧州の集団であれば病気のリスクが上がるとされる体格指数(BMI)よりもかなり低い段階から、心血管代謝系(心臓病や糖尿病な…
取得日: 2026年07月21日 18:24