研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

インドネシアの伝統飲料「ジャムー」の抗炎症作用をめぐる文献レビュー 研究論文OpenAlexインドネシア

インドネシアの伝統飲料「ジャムー」の抗炎症作用をめぐる文献レビュー

インドネシアには「ジャムー」と呼ばれる伝統的な薬草飲料があります。ウコン類やショウガ、タマリンドなどの植物を組み合わせて作られ、世代を越えて口伝や文書で受け継がれてきた生活文化の一部です。研究チームは、このジャムーが持つとされる抗炎症の働きについて、これまでに発表された科学論文を集めて整理することを…

公開日: 2026年10月02日 21:30

ヨーロッパ27カ国で「健康的で持続可能な食生活」を妨げるもの・支えるものを調べる大規模調査の計画 研究論文OpenAlexイタリア

ヨーロッパ27カ国で「健康的で持続可能な食生活」を妨げるもの・支えるものを調べる大規模調査の計画

私たちが食べるものは、自分の健康だけでなく地球環境にも関わっています。論文の著者らは、ヨーロッパの現在のフードシステム(食料の生産から流通、消費までの一連の仕組み)が、人の健康と環境の両方を損なう方向に働いていると指摘しています。原著が引用する数字では、フードシステムは世界の温室効果ガス排出の26%…

公開日: 2026年10月02日 19:31

六堡茶の四つの香りタイプを分ける成分を探る——揮発性・非揮発性成分の分析と甘味受容体への結合シミュレーション 研究論文OpenAlex中国

六堡茶の四つの香りタイプを分ける成分を探る——揮発性・非揮発性成分の分析と甘味受容体への結合シミュレーション

六堡茶(ろっぽちゃ)は中国広西チワン族自治区梧州市六堡鎮を主な産地とする、後発酵茶の代表的な一つです。著者らによれば、千年以上の栽培と飲用の歴史をもち、「紅・濃・陳・醇」と表現される特徴で国内外に知られています。製造工程や熟成期間の違いによって、びんろう(檳榔)の香り、陳(ちん)香、朝鮮人参のような…

公開日: 2026年10月02日 16:01

魚ゼラチンとカルボキシメチルセルロースに「ペルシャガム」を加えた食べられるフィルムの性質を調べた研究 研究論文OpenAlexイラン

魚ゼラチンとカルボキシメチルセルロースに「ペルシャガム」を加えた食べられるフィルムの性質を調べた研究

プラスチック廃棄物の蓄積が世界的な課題となる中、再生可能な原料からつくられる生分解性フィルムや食べられる(可食)フィルムが代替包装材として注目されています。著者らは、魚ゼラチン(FG)とカルボキシメチルセルロース(CMC)という2種類の天然素材を組み合わせたフィルムを基礎に、そこへ「ペルシャガム」(…

公開日: 2026年10月02日 15:48

甘さの違う紹興酒(黄酒)の香り成分を3つの分析手法で比べた研究 研究論文DOAJ中国

甘さの違う紹興酒(黄酒)の香り成分を3つの分析手法で比べた研究

黄酒(ホアンジウ、中国の米を原料とした醸造酒)は、ビールやブドウ酒と並ぶ世界最古の酒のひとつとされ、中国では飲用だけでなく料理の調味料や漢方薬の加工補助材料としても使われています。中国の国家規格では、黄酒に含まれる総糖量(糖分の総量)に応じて、辛口(元紅)・半辛口(加飯)・半甘口(善醸)・甘口(香雪…

公開日: 2026年10月02日 14:27

アジュワナツメヤシと妊娠前の女性の健康——文献レビューによる生物学的作用の整理 研究論文OpenAlexインドネシア

アジュワナツメヤシと妊娠前の女性の健康——文献レビューによる生物学的作用の整理

妊娠前(プレコンセプション)の時期は、妊娠を計画する女性が体の状態を整える期間にあたります。著者らは、この時期の準備が妊娠合併症や母体死亡のリスクを下げるうえで重要だと認識されているにもかかわらず、研究の多くは妊娠中や産後の介入に向けられており、妊娠前の予防的・健康増進的な取り組みは十分な注目を受け…

公開日: 2026年10月02日 14:07

緑アスパラガスに付着・内在する細菌の種類を調べた研究 — ヨーロッパで初めて確認された Pseudomonas gorinensis 研究論文OpenAlexポーランド

緑アスパラガスに付着・内在する細菌の種類を調べた研究 — ヨーロッパで初めて確認された Pseudomonas gorinensis

アスパラガスは栄養に富む野菜ですが、どのような細菌が一緒に存在しているかによって日持ち(棚持ち)や食品としての安全性が左右されます。それにもかかわらず、病気の症状が出ていない健全なアスパラガスにどんな細菌がすみついているのかについては、これまで情報が限られていました。

公開日: 2026年10月02日 10:16

カボチャの葉面散布とホウ素 ― 収量・油質と果実内発芽をめぐる報告 研究論文OpenAlexイラン

カボチャの葉面散布とホウ素 ― 収量・油質と果実内発芽をめぐる報告

シュタイリッシュ油カボチャ(Cucurbita pepo subsp. pepo var. styriaca)は、果実ではなく種子を目的に栽培される植物です。論文によれば、その種子は油分が42〜54%に達し、オレイン酸やリノール酸といった不飽和脂肪酸、植物ステロール、トコフェロールを多く含み、搾られ…

公開日: 2026年10月02日 10:11

果実の甘さはどう決まるのか——肉質果実における可溶性糖の輸送と代謝に関する総説 研究論文OpenAlex中国

果実の甘さはどう決まるのか——肉質果実における可溶性糖の輸送と代謝に関する総説

イチゴやリンゴ、トマト、ブドウのように水分の多い果肉をもつ果実(肉質果実)の甘さは、果実の中にどのような糖がどれだけ溜まるかで決まります。著者らは、糖はエネルギー源や体の材料であるだけでなく、遺伝子の働きやホルモンのバランス、ストレスへの対応を左右する「シグナル分子」としても機能すると述べています。…

公開日: 2026年10月02日 10:07

炎症性腸疾患に向けたフラボノイドのナノカプセル化——臨床応用をめざす「設計指針」の提案 研究論文OpenAlexオランダ

炎症性腸疾患に向けたフラボノイドのナノカプセル化——臨床応用をめざす「設計指針」の提案

植物に広く含まれるフラボノイド(ケルセチン、バイカリン、ヘスペリジン、カテキン類、アントシアニンなどを含む化合物群)は、腸内細菌の構成、腸のバリア機能、腸の局所的な免疫反応に働きかけることが知られています。著者らは、この性質から、潰瘍性大腸炎やクローン病などをまとめて指す炎症性腸疾患(IBD)に対す…

公開日: 2026年10月02日 10:01

物理化学的な測定値と機械学習で「百花蜜」を見分ける試み 研究論文OpenAlexトルコ

物理化学的な測定値と機械学習で「百花蜜」を見分ける試み

ハチミツには、クリやラベンダーなど特定の植物の蜜を主とする「単花蜜(モノフローラル)」と、複数の植物の蜜が混ざった「百花蜜(マルチフローラル)」があります。どちらに分類されるかは品質評価や表示、流通の透明性にかかわるため、信頼できる判別方法が求められてきました。

公開日: 2026年10月02日 09:29

乾燥ストレス下のメマツヨイグサに対するジャスモン酸散布の効果を調べた研究 研究論文OpenAlexイラク

乾燥ストレス下のメマツヨイグサに対するジャスモン酸散布の効果を調べた研究

メマツヨイグサ(Oenothera biennis L.)は、種子から採れる油や薬用成分で知られる作物です。しかし乾燥地・半乾燥地では水不足によって生産が制限されやすく、乾燥への強さを高めることが課題になっています。

公開日: 2026年10月02日 09:24