研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
中国の食生活、健康・経済は改善も環境負荷は悪化 37年間のデータから持続可能性を分析
私たちが日々口にする食事は、健康だけでなく、経済や環境ともつながっています。肉食が増えれば健康リスクが変わるだけでなく、生産や流通にかかるコスト、そして環境への負荷も変化します。こうした『食の持続可能性』を正しく評価する仕組みは、持続可能な開発目標(SDGs)を進めるうえでも重要とされています。今回…
取得日: 2026年08月28日 23:23
ジャガイモの皮は廃棄物からニュートラシューティカルへ?食物繊維やポリフェノールを含む副産物の可能性を整理したレビュー
ジャガイモは世界中で加工・消費されていますが、皮をむいた際に出る「ジャガイモの皮」は、これまで単なる加工残さ(廃棄物)として扱われることが多い副産物でした。今回紹介するレビュー論文は、このジャガイモの皮を、健康に役立つ可能性のある成分(ニュートラシューティカル・機能性食品素材)や、環境負荷の少ないバ…
取得日: 2026年08月28日 23:23
食物繊維の摂取量と『体の動かしにくさ』の関係、大規模追跡調査から見えてきたこと
加齢とともに歩行や階段の上り下り、ベッドからの立ち上がりが少しずつおっくうになる——こうした『粗大運動制限』と呼ばれる状態は、要介護や入院につながる手前のサインとして知られています。この段階での予防に食事がどう関わるのかはまだよくわかっていません。中国の成都体育学院などに所属する研究者らのグループは…
取得日: 2026年08月28日 14:22
見た目や糖度が似ていても中身は別物? 新品種モモを香り成分まで比べてみた研究
桃を選ぶとき、多くの人はまず甘さ(糖度)を目安にする。しかし、糖度計の数値がほぼ同じ桃でも、食べたときの印象がまったく違うことは珍しくない。今回紹介する研究は、韓国で新しく育成された3つのモモ品種「ファングィビ(Hwanggwibi)」「ソラ(Seola)」「ヤンホンジャン(Yanghongjang…
取得日: 2026年08月28日 12:45
キタムラサキウニ、35年の観察でわかった「稚ウニが増えても親ウニは増えない」個体群動態
寿司ネタとしてもおなじみのウニは、実は昆布などの海藻を食べて育つ生き物です。近年、日本各地の沿岸では海藻の群落(藻場)が減少・消失する「磯焼け」という現象が進み、ウニを含む沿岸生態系や漁業の持続可能性が懸念されています。北海道の研究機関に所属する研究者らは、北海道南西部・日本海側の島牧村で、キタムラ…
取得日: 2026年08月28日 12:45
早食いは2型糖尿病のリスクを高めるのか——静岡県の約9.9万人データから見えてきたこと
「よく噛んでゆっくり食べましょう」という助言は昔からよく耳にしますが、それが実際に糖尿病の発症とどう関係するのかを、大規模なデータで確かめた研究は意外に限られています。今回紹介するのは、日本の静岡県で長期間にわたって集められた健康診断データをもとに、早食いをはじめとする5つの食習慣と2型糖尿病発症と…
取得日: 2026年08月28日 12:45
マーラータンはなぜ受け入れられるのか——フィリピンでの消費者調査から見えた『味・値段・カスタマイズ』の力学
中国発の屋台料理「マーラータン」は、辛味のあるスープに好きな具材を選んで組み合わせられる仕組みが特徴で、近年フィリピンでも人気が広がっています。手頃な価格や利便性に加え、自分好みに具材を選べる「健康志向の食事」としても注目される一方、こうした食の受け入れられ方を発展途上国の文脈で調べた研究はこれまで…
取得日: 2026年08月28日 12:45
口の中の細菌と腸の細菌、そして子どもの肥満――中国の研究チームが調べた「つながり」
肥満は世界的に子どもの健康課題として広がっており、2012年から2023年にかけての小児肥満の有病率は2000年から2011年と比べて1.5倍に増加したと報告されています。子どもの頃の肥満は大人になっても続きやすく、糖尿病やがん、心代謝系の問題との関連も指摘されていますが、有効な予防・介入策はまだ十…
取得日: 2026年08月28日 12:45
乳酸菌がつくる「善玉物質」同士は足し算にならない――エンテロコッカス属の研究から
ヨーグルトなどの発酵食品に使われる乳酸菌は、生きた菌そのものだけでなく、菌が作り出す代謝産物にも注目が集まっています。こうした「ポストバイオティクス」と呼ばれる物質群には、抗菌作用を持つバクテリオシンや、発酵乳製品の食感や機能性に関わる菌体外多糖(エキソポリサッカライド、EPS)などが含まれます。ア…
取得日: 2026年08月28日 12:45
紅麹色素はなぜ変色しやすいのか——安全性と安定性を両立させる研究の最前線
紅麹(ベニコウジ)色素は、Monascus(モナスカス)というカビの仲間を発酵させて作られる天然色素で、鮮やかな色合いと様々な生理作用の両方を持つことから、長い歴史の中で食品に使われてきました。今回、中国・中南林業科技大学食品科学工程学院のShuang Wangさんらの研究グループが、この紅麹色素に…
取得日: 2026年08月28日 12:45
ジャガイモの新芽(マイクログリーン)に抗酸化成分はどれくらい?トルコの研究チームが基礎データを測定
ジャガイモといえば土の中で育つ「イモ」を食べる作物というイメージが強いですが、種イモから出たばかりの若い芽(マイクログリーン)を食用として活用できないかという研究が報告されました。マイクログリーンとは、発芽してごく初期の段階で収穫する野菜の新芽のことで、ブロッコリーやバジル、ラディッシュなど様々な植…
取得日: 2026年08月28日 12:45
独り暮らしの高齢者は食事からの水分摂取が少ない?歯の本数や滑舌との関連を調べた韓国の研究
高齢になると喉の渇きを感じにくくなり、体内の水分バランスを保つ働きも弱まることが知られています。特に一人暮らしの高齢者は、食事の準備が難しくなったり食欲が落ちたりする中で、水分や栄養が不足しやすい立場にあると指摘されてきました。今回紹介する研究は、韓国の国民健康栄養調査のデータを使い、独り暮らしの高…
取得日: 2026年08月28日 12:45