研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る

税額の明示と「砂糖が多い」警告表示は購買意欲をどう変えるか——インドの加糖飲料をめぐる実験研究 研究論文OpenAlexインド

税額の明示と「砂糖が多い」警告表示は購買意欲をどう変えるか——インドの加糖飲料をめぐる実験研究

インドでは2025年9月、炭酸飲料や加糖飲料にかかる物品・サービス税(GST)が40%の区分に統合され、たばこと同じ税区分に置かれました。同時に、インド食品安全基準局(FSSAI)はパッケージ前面(商品の正面)に栄養情報を表示する制度の導入を進めており、健康警告の形にするか、星評価のような解釈型の表…

公開日: 2026年10月03日 06:01

肥満のある若い女性における食事の血糖・炎症指標と代謝性症候群の関連を調べた研究 研究論文OpenAlexインドネシア

肥満のある若い女性における食事の血糖・炎症指標と代謝性症候群の関連を調べた研究

インドネシアでは肥満が増え続けており、肥満は心血管疾患などの慢性疾患の主要な危険因子とされています。血圧・血糖・脂質の異常と肥満が重なった状態は「代謝性症候群(メタボリックシンドローム)」と呼ばれ、世界的に増加していると論文は説明しています。

公開日: 2026年10月03日 05:52

発酵米がゆ由来の短鎖脂肪酸がキイロショウジョウバエの中性脂肪に与える影響を調べた研究 研究論文OpenAlexインド

発酵米がゆ由来の短鎖脂肪酸がキイロショウジョウバエの中性脂肪に与える影響を調べた研究

南アジアで広く家庭的に食べられている発酵米がゆは、タミル語で「カンジ」と呼ばれる伝統食です。研究チームは、こうした伝統的な発酵食品が乳酸菌などの有用微生物や生体活性のある代謝産物を含む一方で、カンジについては微生物学的・代謝的な意味づけの研究が十分でないと述べています。

公開日: 2026年10月03日 05:46

肝臓ケアをうたう植物由来サプリメントの真正性・安全性・品質を検証した総説 研究論文OpenAlexポルトガル

肝臓ケアをうたう植物由来サプリメントの真正性・安全性・品質を検証した総説

植物由来のサプリメントは広く使われており、その中には肝臓の健康を支えるとうたう製品が数多く流通しています。しかし研究チームは、「天然だから安全」という印象が先に立ち、副作用や医薬品との相互作用、製品ごとの品質の違いが見過ごされやすいと指摘しています。

公開日: 2026年10月03日 05:42

テコンドー選手の競技力・回復・体重管理を支える栄養戦略 ― ナラティブレビューの紹介 研究論文OpenAlexヨルダン

テコンドー選手の競技力・回復・体重管理を支える栄養戦略 ― ナラティブレビューの紹介

テコンドーは、爆発的な蹴りや急な加減速を短い休息ではさみながら繰り返す、体重階級制の格闘競技です。著者らは、競技成績が無酸素性のエネルギー供給、素早い力の発揮、神経と筋の協調、技術の実行、そして疲労下での判断といった要素の組み合わせで決まると述べています。さらに大会では1日に複数試合をこなす場合があ…

公開日: 2026年10月03日 05:36

胆汁酸を「共通の指標」として捉え直す — 食事・腸内細菌・消化器疾患をつなぐ視点 研究論文OpenAlexアメリカ

胆汁酸を「共通の指標」として捉え直す — 食事・腸内細菌・消化器疾患をつなぐ視点

胆汁酸は、肝臓でコレステロールからつくられて腸に分泌される物質です。長らく「脂肪の消化を助ける界面活性剤」と理解されてきましたが、その後、FXRやTGR5と呼ばれる受容体を介して体に信号を送る分子でもあることが分かってきました。著者はこの論考(パースペクティブ)で、さらに新しい段階に入った胆汁酸研究…

公開日: 2026年10月03日 05:33

感情的な食行動と睡眠の問題は関連するのか——オランダの大規模追跡研究が10歳から18歳までを調べる 研究論文OpenAlexオランダ

感情的な食行動と睡眠の問題は関連するのか——オランダの大規模追跡研究が10歳から18歳までを調べる

イライラや不安、落ち込みといった嫌な気持ちに反応して食べてしまう傾向を「感情的な食行動(エモーショナル・イーティング)」と呼びます。著者らによれば、この傾向は幼い子どもには少ないものの、思春期の入り口あたりから現れて一般的になり、体重が高めであることや健康的でない食事パターンと結びつくことが報告され…

公開日: 2026年10月03日 05:28

超加工食品に含まれるカリウム添加物を食品表示から調べた研究 研究論文OpenAlexデンマーク

超加工食品に含まれるカリウム添加物を食品表示から調べた研究

慢性腎臓病(CKD)のある人では、血液中のカリウム濃度が高くなる高カリウム血症が問題になることがあります。その管理をめぐる栄養ガイドラインは、個々の状態に合わせてカリウム摂取量を調整する方法を重視しており、カリウムの少ない食品を選ぶことや、超加工食品を避けることが勧められてきました。超加工食品とは、…

公開日: 2026年10月03日 05:24

卵殻粉をカルシウム源に使った、飲み込みやすい食品ゲルの研究 研究論文OpenAlex中国

卵殻粉をカルシウム源に使った、飲み込みやすい食品ゲルの研究

食べ物や飲み物を口から胃へ送り込む働きがうまくいかなくなる状態を嚥下障害といいます。著者らは、嚥下障害が高齢者に多く、食事量の減少や生活の質の低下につながると説明しています。論文によれば、65歳を超える人の30〜40%が何らかの程度の嚥下障害を経験すると報告されています。

公開日: 2026年10月03日 05:20

少年施設の10代に向けた「超加工食品」教育の取り組み——知識と意識はどう変わったか 研究論文OpenAlexインドネシア

少年施設の10代に向けた「超加工食品」教育の取り組み——知識と意識はどう変わったか

著者らがこの取り組みの出発点に置いたのは、現代の食生活の変化によって、10代の若者のあいだで「超加工食品(ultra-processed foods、UPF)」の摂取が増えているという状況です。論文はUPFを、そのまま食べられる、あるいはすぐ出せる状態に工業的に加工された製品で、砂糖・塩・脂肪・着色…

公開日: 2026年10月03日 05:13

モザンビーク・シモイオ市の公立学校に通う学齢期の子どもの食習慣と身体組成 研究論文OpenAlexモザンビーク

モザンビーク・シモイオ市の公立学校に通う学齢期の子どもの食習慣と身体組成

不適切な食習慣は、世界的にも、またモザンビークにおいても、非感染性慢性疾患(感染によらず長期にわたって続く病気)の増加の一因とされています。研究チームはこうした背景を踏まえ、モザンビーク・マニカ州シモイオ市にある公立学校に通う学齢期の子どもたちについて、どのような食習慣を持ち、からだの組成がどのよう…

公開日: 2026年10月03日 05:07

白色光をかけ続けて酵母を進化させる——ワイン酵母の芳香族アミノ酸由来化合物を増やす試み 研究論文OpenAlexスペイン

白色光をかけ続けて酵母を進化させる——ワイン酵母の芳香族アミノ酸由来化合物を増やす試み

ワインやパンなど発酵食品の風味や品質は、酵母の代謝によって生まれる物質に大きく左右されます。著者らが注目したのは、芳香族アミノ酸由来化合物(AADC)と呼ばれる一群です。論文では、トリプトフォール、2-フェニルエタノール、チロソールといった物質や、メラトニン、セロトニン、3-インドール酢酸などのイン…

公開日: 2026年10月03日 05:03