研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文のうち「CC BY CC BY-SA CC0」ライセンスが付与され、内容が要約できる研究論文を紹介しています。その他、毎時収集した研究論文一覧を見る
生活習慣スコアと血糖の状態との関連を調べたドイツ全国コホート(NAKO)の報告
食事、運動、喫煙、飲酒といった生活習慣は、それぞれが2型糖尿病の発症しやすさに関わることが知られています。研究チームは、これら4つの行動をまとめて点数化した「生活習慣リスク指標(LSRI)」を用いることで、個々の習慣だけを見るよりも全体としての関わりをとらえられるのではないかと考えました。
公開日: 2026年10月01日 10:15
発酵させたブロッコリーが高脂肪・高果糖食マウスの代謝と筋肉に与えた影響
脂肪が過剰にたまる一方で筋肉が減っていく状態は、代謝の不調を考えるうえで重要な問題として知られています。研究チームは、乳酸菌の一種であるラクチプランチバチルス・プランタルムでブロッコリーを発酵させた素材(以下、発酵ブロッコリー)に注目し、これを与えることで代謝や筋肉の状態がどう変わるのかを調べました…
公開日: 2026年10月01日 10:05
成人の食物タンパク誘発性腸炎症候群(FPIES)の発作に対する経口薬の自宅対応を調べた観察研究
食物タンパク誘発性腸炎症候群(FPIES)は、特定の食物に含まれるタンパク質がきっかけとなって、腹痛や吐き気などの消化器症状が起こる病気です。従来は小児で知られてきましたが、研究チームは、成人でもこの病気が認識されるようになってきたと述べています。
公開日: 2026年10月01日 10:01
腎移植を受けた人の食事と尿中ブロミド排泄量——女性で死亡リスクとの関連を報告した研究の紹介
腎臓の移植を受けた人(腎移植レシピエント)は、移植後も生存率が十分に高いとは言えないことが知られています。研究チームは、その背景にある修正可能な要因の候補として「ブロミド(臭化物)の摂取が少ないこと」に着目しました。ブロミドは食品や飲料水などを通じて体内に取り込まれる物質で、尿として排泄されます。食…
公開日: 2026年10月01日 09:50
紫パッションフルーツの果皮の色づきと追熟を貯蔵温度で調整する研究
パッションフルーツ(Passiflora edulis)は南アメリカ原産の果実です。著者らは、この果実が地面に落ちてから収穫される(地面収穫)場合に商品価値を失いやすい点に注目しています。論文によれば、地表の高温によって果実が急速に乾燥し、果皮がしなびる現象が起こりうるとされています。
公開日: 2026年10月01日 09:46
セマグルチド中止後の体重再増加――文献レビューが示す仕組みと体組成への影響
肥満は、長期にわたる管理を必要とする慢性的な病気だと考えられています。近年、GLP-1受容体作動薬と呼ばれる薬の一種であるセマグルチドが登場し、著者らは、これが肥満の治療に大きな進歩をもたらしたと述べています。GLP-1は食後に腸から出て食欲や血糖の調節に関わるホルモンで、その働きを模した薬が体重の…
公開日: 2026年10月01日 09:43
クズウコン粉を一部使った「ソフトクッキー」—食物繊維と食べやすさを調べた研究
思春期は体の成長が速く、必要な栄養も多い時期ですが、ファストフードや市販の加工菓子に偏った食生活では食物繊維が不足しやすいと指摘されています。著者らは、食物繊維の摂取不足が代謝の乱れや消化器の不調、非感染性疾患のリスク増加につながりうる点を挙げ、肥満の思春期世代を栄養面で支える工夫が必要だと述べてい…
公開日: 2026年10月01日 09:38
伝統市場で売られる生麺とホルムアルデヒドをめぐる調査 ― 販売者の知識と検査結果
研究チームは、インドネシア・パレンバン市の伝統市場で販売されている生麺(ミー・バサ)について、販売者がホルマリンの混入に関してどのような知識を持っているかを明らかにすることを目的に調査を行いました。
公開日: 2026年10月01日 09:33
地元の食材を使った栄養教育と妊娠高血圧腎症の予防——北スラウェシ州トモホンの保健センターでの報告
妊娠高血圧腎症(プレエクランプシア)は、妊娠中に高血圧・浮腫・尿タンパクを特徴として現れる状態で、原著は、これが世界的にも母体の病気や死亡に大きく影響する妊娠期の障害であると述べています。母体側では妊婦の年齢が若すぎる場合や高すぎる場合、出産回数の多さ、既往歴などが、胎児側では多胎などが、発症のリス…
公開日: 2026年10月01日 09:29
手術後の患者における栄養摂取と窒素バランスの関係を調べた研究
手術は体にとって大きな負担であり、組織の損傷をきっかけに炎症やストレスホルモンの増加、インスリン抵抗性、そして体のたんぱく質が分解される「カタボリズム」が進むと、この研究の著者らは説明しています。そのため手術後はエネルギーとたんぱく質の必要量が増え、不足すると体のたんぱく質分解が進んで「窒素バランス…
公開日: 2026年10月01日 09:23
ローゼル(ハイビスカス)と赤肉ドラゴンフルーツの皮を配合したジャム——ビタミンCと食物繊維はどう変わるか
ジャムは、つぶした果実に砂糖を加えて煮詰め、パンに塗れるくらいの半固形にした食品です。この研究の著者らは、赤いローゼル(学名 Hibiscus sabdariffa)のがく片と、赤肉ドラゴンフルーツ(Hylocereus polyrhizus)の皮という二つの材料に着目しました。論文によれば、どちら…
公開日: 2026年10月01日 09:18
就学前児のむし歯 ― 食習慣・歯みがきと屋外活動の関係を調べた研究
幼児期のむし歯(乳歯のむし歯)は、子どもの成長や栄養、生活の質に影響する身近な健康問題です。原因としては、甘い食べ物や飲み物を頻繁にとること、歯みがきが不十分なことといった行動面の要因がよく知られています。一方で、同じような生活習慣でもむし歯の有無や程度に差が出ることがあり、著者らは他に守りとして働…
公開日: 2026年10月01日 09:13