研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
卓球選手の食事と栄養知識、体力・体組成との関連は?—横断研究からみえたこと
卓球は素早い動きと瞬時の判断、そして短い時間での回復を繰り返す、高強度かつ間欠的なスポーツです。こうした競技特性から、選手のコンディションやパフォーマンスを支えるうえで栄養が重要と考えられていますが、これまで卓球選手を対象に、食事摂取の内容と栄養に関する知識、体組成、体力パフォーマンスを同時に調べた…
取得日: 2026年07月03日 15:25
アオサ(海藻)を持続可能な資源に――バイオマス生産研究の現状を整理した総説
アオサと聞くと、海岸に打ち上げられた緑色の海藻を思い浮かべる方も多いかもしれません。実はこのアオサ属(Ulva属)の緑藻は、世界中の沿岸域に広く分布しており、動物・魚類の飼料、農業資材、医薬品、化粧品原料など、非常に幅広い分野での活用が報告されています。今回紹介するのは、このアオサ属について、持続可…
取得日: 2026年07月03日 07:23
ポーランドの18歳を対象にした全国調査、心血管リスクへの意識と生活習慣に男女差 ― 女性は知識高いが運動・睡眠に課題、男性は食事・嗜好品に課題
心血管疾患というと中高年の病気というイメージが強いかもしれませんが、その芽は若いうちからの生活習慣や意識のあり方に関わっているとされています。とりわけ「大人になる節目」である18歳前後は、食事や運動、睡眠、飲酒・喫煙といった生活習慣が本人の選択によって固まり始める時期でもあります。今回紹介するのは、…
取得日: 2026年07月03日 05:23
食品サプリメントに含まれる金属、体にどれだけ吸収されうる? 分析法を比較した研究
ビタミン剤やミネラルサプリメントには、カルシウムや鉄、亜鉛といった体に必要なミネラルのほか、アルミニウムやバリウムなど必須ではない金属元素も含まれていることがあります。こうした成分が「錠剤やカプセルに含まれている量」と「実際に消化管で吸収されうる量」は必ずしも一致しません。後者を推定する考え方は「生…
取得日: 2026年07月03日 04:23
ストロベリーグァバの抽出物、マウスとヒトで発毛を促す可能性を示唆する研究報告
果物の成分が健康にどう関わるかは、栄養に関心のある人にとって尽きない興味の対象です。今回紹介するのは、南国のフルーツ「ストロベリーグァバ(イエローストロベリーグァバ、学名Psidium littorale)」の抽出物が、発毛にどのような影響を及ぼすかをマウスとヒトの両方で調べた研究です。ストロベリー…
取得日: 2026年07月03日 03:23
抗生物質に頼らない養殖へ――魚の腸内環境と免疫力を支える『機能性飼料』とは
スーパーで見かけるサーモンやタイなどの養殖魚。世界的な水産養殖の需要拡大にともない、限られた水域でより多くの魚を健康に育てる技術が求められています。とくに近年注目されているのが、抗生物質にできるだけ頼らずに魚の腸内環境や免疫力を高める『機能性飼料添加物』という考え方です。今回紹介するのは、こうした添…
取得日: 2026年07月03日 03:23
地中海式食事への遵守度と過体重に関連はある?50歳以上を対象にした横断研究
「地中海式食事」と聞くと、オリーブオイルや魚、野菜、豆類、ナッツなどを中心とした、健康的なイメージを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。新鮮な食材や加工度の低い食品を多く取り入れるこの食事パターンは、世界的に注目されてきました。今回紹介する論文は、こうした地中海式食事への「遵守度(どれだけこの…
取得日: 2026年07月03日 03:23
食品にひそむ『ナノ』の世界――ナノテクノロジーは食の未来をどう変えるのか、最新レビュー論文が整理
「ナノ」とは10億分の1メートルという、目には見えないごく小さなスケールを指す言葉です。物質はこのサイズになると、エネルギー状態や反応性、表面積といった性質が、私たちが普段目にする大きさのものとは大きく異なってくることが知られています。こうした特性を利用して、原子や分子のレベルで新しい形の物質を作り…
取得日: 2026年07月03日 03:23
マレーシアのウォーターケフィアから見つかった乳酸菌、抗酸化力とプロバイオティクスの可能性を調査
ウォーターケフィアは、砂糖水に「ケフィア粒」と呼ばれる種を加えて発酵させる伝統的な発酵飲料です。この粒の中には多様な微生物が共生しており、なかでも乳酸菌(LAB:lactic acid bacteria)が豊富に含まれることが知られています。これまでの研究では、各サンプルから主に見つかる菌の種類を調…
取得日: 2026年07月03日 03:23
「甘い飲み物、やめられない」その背景に自己効力感とバリア意識? 台湾の大規模調査から
清涼飲料水やジュースなど、砂糖を多く含む「加糖飲料(SSB)」は、私たちの食生活の中でも特に糖分の摂りすぎにつながりやすい存在として知られています。とはいえ、頭では「減らしたほうがいい」とわかっていても、なかなか実行に移せない人は多いのではないでしょうか。今回紹介する研究は、そうした「わかっているけ…
取得日: 2026年07月03日 03:23
食べ物の成分は細胞の“お掃除機能”に働きかけるのか——オートファジーと炎症老化をめぐる研究レビュー
私たちの体は年齢を重ねるにつれて、細胞の中に壊れたタンパク質や傷んだミトコンドリア(細胞のエネルギー工場)が少しずつ蓄積していくと考えられています。これらの“ゴミ”をきちんと分解・処理する仕組みが「オートファジー」であり、特にミトコンドリアを対象にしたものは「マイトファジー」と呼ばれます。加齢に伴っ…
取得日: 2026年07月03日 03:23
アワとナマズで経腸栄養剤のエネルギー密度を高める試み——インドネシアの研究
病気やけがなどで口から十分に食事がとれないとき、チューブを通して直接消化管に栄養を送る「経腸栄養」が使われます。糖尿病のある患者向けの経腸栄養剤には、血糖値への配慮から炭水化物の量を抑える工夫がされていますが、その分エネルギー密度が低くなりやすいという課題があるといいます。少ない量で必要なエネルギー…
取得日: 2026年07月03日 03:23