研究論文紹介記事一覧

発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る

赤ビートルート粉末で麺の栄養価アップ? アジア式塩味麺への添加を調べた研究 研究論文OpenAlexニュージーランド

赤ビートルート粉末で麺の栄養価アップ? アジア式塩味麺への添加を調べた研究

東アジアや東南アジア、さらにヨーロッパやアメリカの一部でも親しまれているアジア式塩味麺(ASN)は、ビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養素や、健康に良いとされる生理活性成分が不足しがちな食品だといわれています。そこで、この不足を補う方法として注目されたのが、赤いビートルート(Beta vulga…

取得日: 2026年08月28日 02:27

乳酸菌の『上清』が多剤耐性菌に効く? Lactobacillus由来の無細胞抽出液を調べた研究 研究論文OpenAlexエクアドル

乳酸菌の『上清』が多剤耐性菌に効く? Lactobacillus由来の無細胞抽出液を調べた研究

抗菌薬や抗真菌薬が効きにくい薬剤耐性菌の増加は、公衆衛生だけでなく食品産業にとっても大きな課題とされています。世界保健機関(WHO)の推計によれば、2019年には薬剤耐性が直接の原因となった死者が世界で127万人にのぼり、有効な対策が取られなければ2050年には年間最大2803万人が死亡する可能性が…

取得日: 2026年08月28日 01:25

動物園の動物の食事に「食物繊維」は足りているか──野生の食生活を模す新たな指標をめぐる考察 研究論文OpenAlexスイス

動物園の動物の食事に「食物繊維」は足りているか──野生の食生活を模す新たな指標をめぐる考察

動物園で飼育される動物たちは、野生の仲間と同じ種であっても、口にしている食事の中身は大きく異なることがあります。今回紹介する論文は、伴侶動物(ペット)や産業動物、そして動物園動物に共通してみられるある栄養素の不足に着目し、その栄養素こそが「野生の食事をどれだけ再現できているか」を測るものさしになりう…

取得日: 2026年08月28日 00:25

低食物繊維食による便秘、甜甜カプセルの摂取でラットの排便機能や腸内細菌叢に変化——中国の研究 研究論文DOAJ中国

低食物繊維食による便秘、甜甜カプセルの摂取でラットの排便機能や腸内細菌叢に変化——中国の研究

食物繊維の摂取不足は、便秘と密接に関わることが知られています。便秘に対しては下剤がよく使われますが、長期使用や不適切な使用は下痢や電解質バランスの乱れといった副作用を招くことがあるとされています。今回、中国の清華大学、中国薬科大学、南京中医薬大学附属病院、河北御芝林医薬有限公司の研究者らのグループが…

取得日: 2026年08月27日 22:28

クズの根を2種の微生物で発酵させると栄養・香りはどう変わるか——酵母と枯草菌の共発酵に関する研究 研究論文DOAJ中国

クズの根を2種の微生物で発酵させると栄養・香りはどう変わるか——酵母と枯草菌の共発酵に関する研究

クズ(Pueraria thomsonii)の根はイソフラボン類を豊富に含み、伝統的に薬用・食用として利用されてきました。しかし、その主要成分であるプエラリンやダイジン、ゲニスチンなどは配糖体(糖がくっついた形)として存在しているため、腸での吸収や利用が限られること、また独特の青臭さや渋みがあり、高…

取得日: 2026年08月27日 20:29

テンペ発酵をタルウィと赤キヌアで試すと? アンデス産作物によるテンペ型発酵の菌増殖・食感・代謝物を調べた研究 研究論文DOAJペルー

テンペ発酵をタルウィと赤キヌアで試すと? アンデス産作物によるテンペ型発酵の菌増殖・食感・代謝物を調べた研究

テンペは、大豆をRhizopus属のカビで発酵させて作る伝統的な発酵食品です。近年、大豆以外の原料でテンペを作る試みが注目されており、その候補として南米アンデス地方由来の作物であるタルウィ(Lupinus mutabilis、品種名「Cholo Fuerte」)と赤キヌア(Chenopodium q…

取得日: 2026年08月27日 14:27

水稲の移植日を変えるとメタン排出量は減らせるか——韓国の2品種で2年間検証 研究論文OpenAlex韓国

水稲の移植日を変えるとメタン排出量は減らせるか——韓国の2品種で2年間検証

お米づくりの水田は、私たちの主食を支える一方で、メタン(CH4)という温室効果ガスの発生源としても知られています。気候変動の影響で稲の移植(田植え)時期がずれてきている中、収量を大きく落とさずにメタン排出を減らせる移植のタイミングはあるのか——この問いに取り組んだ研究が、韓国の安城(Anseong)…

取得日: 2026年08月27日 12:25

就学前児童のスクリーン利用と生活習慣・こころの健康の関連を調べた研究 研究論文OpenAlexスペイン

就学前児童のスクリーン利用と生活習慣・こころの健康の関連を調べた研究

テレビやタブレットなどの画面(スクリーン)を見る時間が長い子どもは、睡眠や食事、こころの状態にどのような影響があるのでしょうか。乳幼児期からスマートフォンやタブレットに触れる機会が増える中、スクリーン利用と子どもの生活習慣・メンタルヘルスとの関連は、多くの保護者にとって関心の高いテーマです。今回紹介…

取得日: 2026年08月27日 11:25

穀物を発芽させると何が変わる?フィトケミカルの変化と代謝への影響を調べた総説 研究論文OpenAlex

穀物を発芽させると何が変わる?フィトケミカルの変化と代謝への影響を調べた総説

もやしやスプラウト、マイクロ野菜は、栄養価の高さや新鮮なまま食べられる手軽さから注目を集めている食材です。この論文によれば、もやし市場は2024年に16.2億ドル規模と評価され、2037年には27.0億ドルに達すると予測されており、マイクロ野菜市場もさらに大きな伸びが見込まれているといいます。豆類・…

取得日: 2026年08月27日 08:25

バナナの皮を捨てずに活かす:食物繊維原料化を阻む「褐変酵素」の正体と対策 研究論文OpenAlexドイツ

バナナの皮を捨てずに活かす:食物繊維原料化を阻む「褐変酵素」の正体と対策

バナナは世界で最も広く生産されている作物の一つです。皮をむいて食べるという特徴上、加工の過程で大量の「バナナの皮」が副産物として発生しますが、その多くはこれまで廃棄されてきました。バナナの皮には食物繊維とポリフェノールが豊富に含まれていることが知られており、食品原料としての活用が期待されています。し…

取得日: 2026年08月27日 08:25

抗炎症食、知ってはいても実践は道半ば――中国貴州省での意識調査から 研究論文OpenAlex中国

抗炎症食、知ってはいても実践は道半ば――中国貴州省での意識調査から

野菜や果物、全粒穀物、豆類、ナッツ、オメガ3脂肪酸を含む魚などを多くとり、加工食品や精製された炭水化物、飽和脂肪を控える「抗炎症食」という食事パターンが、近年の研究で注目されています。慢性的な軽い炎症は、虚血性心疾患や脳卒中、糖尿病、慢性腎臓病、非アルコール性脂肪肝、さらには自己免疫疾患や神経変性疾…

取得日: 2026年08月27日 08:25

中国北部の妊娠初期女性2万人超を調査、10年間でビタミンD不足が続く実態を報告 研究論文OpenAlex中国

中国北部の妊娠初期女性2万人超を調査、10年間でビタミンD不足が続く実態を報告

ビタミンDはカルシウムやリンの代謝に関わり、骨の健康を保つために欠かせない栄養素です。それだけでなく、遺伝子の働きの調整や細胞の増殖・分化、免疫の調整、炎症を抑える働きにも関係しているとされています。しかし世界的に見て、ビタミンDの不足や欠乏は深刻な公衆衛生上の課題になっており、骨粗しょう症や自己免…

取得日: 2026年08月27日 08:25