研究論文紹介記事一覧
発表された国内外の研究論文を要約紹介しています。毎時収集した研究論文一覧を見る
オレンジの皮が微細藻類の脂肪酸組成を変える? 柑橘副産物を使った混合栄養培養の研究
私たちが日常的に食べているオレンジ。その果肉を絞ったあとに残る「皮」は、多くの場合廃棄物として扱われます。しかし近年、こうした農産業由来の副産物を有効活用し、新たな価値を生み出そうとする研究が世界各地で進められています。今回紹介するのは、そんなオレンジ果皮の抽出物を、微細藻類の培養に活用しようとする…
取得日: 2026年08月09日 18:24
海藻由来の乳化剤でヴィーガンケーキ作り? 紅藻の加水分解物を活用する研究
近年、フレキシタリアンやベジタリアン、ヴィーガンといった食生活を選ぶ人が増えています。加えて新型コロナウイルス流行後には卵の価格が高騰したこともあり、食品業界では卵の代わりに使える「代替乳化剤」への関心が高まっています。乳化剤とは、水と油のように本来混ざりにくいものを均一に混ぜ合わせる働きを持つ成分…
取得日: 2026年08月09日 18:24
食事はアルツハイマー病にどう関わるのか?『媒介要因』と『調整要因』から読み解く総説論文
地中海食やMIND食といった食事パターンが、認知機能の維持や脳の健康と関係しているらしい――そんな話を耳にしたことがある人は多いかもしれません。しかし、なぜ食事が脳に影響するのか、そしてそれは誰にでも同じように当てはまるのかについては、まだわかっていないことが多く残されています。今回紹介する総説論文…
取得日: 2026年08月09日 18:24
幼児教育の先生たちは『食』をどれだけ理解している?ブラジルでの調査から見えた現状
子どもたちが最初に「食べること」について学ぶ場のひとつが、保育園や幼稚園といった早期の教育現場です。そこで日々子どもたちと向き合う教員自身は、食や栄養についてどれくらい理解し、実践できているのでしょうか。この問いに取り組んだのが、ブラジルの公立幼児教育教員を対象にした今回の研究です。
取得日: 2026年08月09日 18:24
養魚池の『天然エサ』にひそむアミノ酸の謎——藻類・動物プランクトン・底生動物を比較した研究
コイの養殖といえば人工飼料を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実は池の中には藻類や動物プランクトン、底生動物(ベントス)といった『天然の食べ物』が存在し、これらも魚の栄養源として重要な役割を果たしていると考えられています。しかし、こうした天然食物のタンパク質やアミノ酸組成については、これまで情報…
取得日: 2026年08月09日 14:23
アジアの食肉産業はどう変わる? 技術と伝統が混ざり合う独自の「移行モデル」を読み解く研究
食卓に並ぶお肉が、これからどんな形で作られていくのか——そんな問いを考えるうえで、アジアは世界でも特に注目される地域です。アジアは世界の食肉生産の40%以上を占めており、今後は所得の増加にともなって一人当たりの食肉消費量が世界的に増えていくと見込まれています。その一方で、環境への負荷の増大に加え、輸…
取得日: 2026年08月09日 04:24
酢のもとになる「酢酸」、体の中でどんな働きをしている?
お酢を使った料理や、酢の物、ピクルスなど、酢酸を含む発酵食品は昔から食卓になじみ深い存在です。近年、この酢酸が体内で変換されてできる「アセテート(酢酸イオン)」という物質が、健康との関わりで注目されるようになってきました。今回紹介するのは、こうした酢の摂取と健康の関係について、これまでの研究をまとめ…
取得日: 2026年08月08日 23:23
麺類中心の食生活と腸内細菌「アッカーマンシア」の関係——日本人高齢者786人の調査から
近年、腸内細菌のなかでも「Akkermansia muciniphila(アッカーマンシア・ムシニフィラ)」という菌が注目されています。腸の粘膜を覆う粘液(ムチン)を分解して暮らす菌で、海外の研究では健康との関連が話題になることが多い菌です。ただし、その存在量は人種や地域によって差があることが知られ…
取得日: 2026年08月08日 23:23
がん予防と治療における『酸化ストレス』と食事の関係を整理した総説論文
がんの発症や進行には、体内の細胞が傷つく『酸化ストレス』という現象が深く関わっていると考えられています。酸化ストレスとは、体内で発生する活性酸素などが増えすぎて、細胞やDNAにダメージを与えてしまう状態のことです。近年、この酸化ストレスのバランスに『食事』が影響を与える可能性があるとして、栄養とがん…
取得日: 2026年08月08日 23:23
スイカズラ抽出物はウサギ肉を長持ちさせるか?脂質・タンパク質の酸化抑制を調べた研究
お肉を冷蔵庫で保存していると、時間の経過とともに色や香り、食感が少しずつ変化していくことがあります。これは肉に含まれる脂質やタンパク質が酸素と反応して劣化していく「酸化」という現象が関係しています。食品の保存性を高めるために合成の保存料が使われることもありますが、近年では植物由来の天然成分を活用しよ…
取得日: 2026年08月08日 23:23
トマトやリンゴの搾りかすを乳酸菌で発酵、AIが最適条件を予測する研究
ジュースやピューレを作る過程で出る野菜や果物の搾りかす、皮、種などの「副産物」は、食品業界で大量に発生しています。こうした副産物は多くの場合廃棄されていますが、ビタミンやポリフェノールなどの成分をまだ含んでいることが多く、有効活用できれば環境負荷の軽減と資源の有効利用の両方につながる可能性があります…
取得日: 2026年08月08日 23:23
母親向けにAIが個別化した将来リスクを見せて栄養相談する試み——小児肥満予防の新しいアプローチを検証
子どもの肥満は、大人になってからの生活習慣病リスクに長く影響すると考えられており、できるだけ早い時期からの働きかけが重要とされています。とはいえ「将来太りやすいかもしれません」と漠然と言われても、多くの保護者にとっては実感が湧きにくいものです。もし、わが子の将来の体格リスクを個別に予測し、それをもと…
取得日: 2026年08月08日 23:23